3倍で録画
部屋にあるビデオデッキは、とっくにぶっ壊れていて、予約録画なんか出来たもんじゃない。もっとも近頃では、録画してまで見たいテレビ番組はないから、何も問題はないのだが。メタル・シェルフの裏側から、ラベルを貼っていない1本のビデオテープが出てきた。
「はて?何だこりゃ?」
再生してみたところ、映し出されたのは『めちゃイケ!2006年新春スペシャル』であった。
「おい俺よ、何故これを録画したのだ?」
そりゃ『めちゃイケ!』は面白いかもしれないが、個人的には録画してまで見る程でもない。
あ、でもたまに出演する江頭2:50氏の存在だけはガチだ。あれは芸術でありロックンロールだ。
2年近く前の、しかもお正月特番をダラダラ見るというのは、なかなかオツなものだ。
正月独特のダラダラ感…嫌いじゃない。
画面の中では、数取り団のゲストとして、大木こだま・ひびき師匠が「チッチキチー」と大暴れしていた。
うん、「チッチキチー」あったよね。
そういや親指に貼る「チッチキチー・シール」が東急ハンズに売っていたけれど、アレ買った人居るのかいな?
そんなプチ・ノスタルジーを更に加速させてくれたのは、(元)極楽とんぼ、山本圭一さんのイキイキした姿であった。
ちょっとだけ、切ない気持ちになった。
しかし「3倍で録画」って、10年後には確実に死語なんだろうな。
#4/凛として時雨
がむしゃらな疾走感はロックの大きな魅力なんだけれど、頭からお尻まで走り続けられると、ちょっと疲れちゃうかもね。
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