ノー・コントロール

What do you call that noise ?

夢見る約束  

1971年生まれの私にとって、10代半ばから、20代前半にかけて、雑誌「宝島」、「DOLL」、「FOOL'S MATE」の影響はとても大きくて、ここから様々な情報(音楽、ファッションから社会問題まで)を入手し、自分の思想(というと、少し大袈裟だな)、物事の判断基準のバックボーンにもなっている。

「宝島とかね、好きでよく読んでいましたよ」なんて話をしていると、少し上の世代の人達からは、「71年生まれだと昭和46年?それじゃ、ビックリハウスの頃はまだ小学生か」なんて言われたりする。

ビックリハウス」とは、1974年から1985年まで発行されたサブカルチャー雑誌である。

高校生の頃に、仙台市内の古本屋を巡って何冊か手に入れたのだが、当時としてはかなり尖った雑誌だという印象を受けた。

音楽や映画の記事も面白かったのだけれど、「笑いのセンス」が独特なのだ。マイノリティー故の心地よさを刺激しつつ、あくまでポップに、オシャレに着地している。あと、現在だと文化人カテゴリに入れられるであろう人達が、こぞってフットワークが軽いのだ。これがまた、非常に80年代っぽい。


blog_20121119-143638.jpg


さて、そのビックリハウス1982年100号を記念した企画として、「音版ビックリハウス」というカセットテープが存在しており、高校一年生の冬休みに、中古レコード屋で購入した。関わっているミュージシャンは、坂本龍一、細野晴臣、鈴木慶一など、とても豪華な布陣で製作されており、私はこのテープに収録されていた「夢見る約束」という曲が大好きだった。細野晴臣による、無国籍メロディが素晴らしい。






【音版ビックリハウス】夢見る約束

久し振りに聴いたけれど、やっぱりいいね~。





夢見る約束 戸川純

戸川純が歌うと、少し可愛くなっちゃうね。
途中、何で笑いながら歌ってるんだろ?


現在、定期的に購読している雑誌はないのだが、ネット社会の今だからこそ、雑誌が尖るべきではないのかと思う。インターネットは、ほとんど無料で情報が手に入るのだけれど、面白ければ雑誌だって買うよ。紙の質とか、付録とか、そうではないところで勝負していただきたいものである。

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コメント

「夢見る約束」を初めて聞きましたが、おもしろいですな。
何のジャンルに属する曲なのか?
なんて思っちゃいますが
聞き手が勝手にカテゴリー分けをして、理解しようとしているだけで
何でもカテゴリーに分けようとするコト自体がナンセンスですよ。
と、言われているような曲ですわん。

何ににも属さないからって
時代を超えて、今聴いても全然新鮮です。

aーtekichi #t50BOgd. | URL
2015/05/28 08:42 | edit

何かのインタビューで、細野さんは「50年代のアメリカン・ポップスに強い影響を受けた」と発言していたと思うのですが、自身が紡ぎ出すメロディは、和洋折衷の不思議な旋律が多い気がします。YMOでも、とてつもなく奇妙なベースラインがあったりしますよね。

きっと、すごくチャレンジ精神が旺盛な人で、そして、いくつになっても音楽を楽しんでいる姿は、かっこいいと思いますよ。

こういう方向性もあったりして、引き出しの多さには圧倒されます。
【Haruomi Hosono - Hurricane Dorothy 】
https://www.youtube.com/watch?v=TezOIKgM8W4

濃紺 #- | URL
2015/05/28 23:15 | edit

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