COME ON CASINO DRIVE !!

朝、テレビをつけてみると、福岡ローカルの情報番組にダイアモンド☆ユカイさんが出演していた。
ご当地グルメレポの企画。
ユカイさんは、「ん~、長浜ラーメン、いつ食べても美味いね!」とコメントしていた。
「ロックンロォォォォル!オオイェェェェ!」と叫んでいたはずのユカイさんが、「替え玉はバリカタで!」と、にっこりしていた。

私がユカイさんを知ったのは、RED WARRIORSのヴォーカリストとしてである。1987年、当時私は高校一年生だった。




■YouTube-CASINO DRIVE / RED WARRIORS

最初はね…うん、実はあまり好きじゃなかった。髪型もファッションも。洋楽ロックを模倣した世界観も。ロックンロール・バンドに「ありがち」な、お約束を全て詰め込んだようなステージングも。マイクスタンドを蹴り上げてグルグル回すパフォーマンスなんて、見ていると、ジワジワと変な汗が出てくるようだった。

1987年のある日、別の学校に通う、友達の友達みたいな奴から突然電話がかかってきた。「RED WARRIORSのコピーバンドをやるから、ギターを弾いて欲しい」との要請であった。私はあまり乗り気ではなかったが、特に断る理由もないので、引き受けることにした。

casino_drive0504.jpg

そこで、初めてきちんと向き合ったのが、RED WARRIORS2枚目のアルバム、「CASINO DRIVE」であった。冒頭、「アーン、トゥー、スィー、オー!」という、英語よりも英語っぽい(?)ユカイさんのカウントに私は椅子からひっくり返りそうになり、「ああ…なんかやっぱこの人違うわ…」、と思いつつも、「頼まれ事は、しっかりこなそう」という、よくわからない義務感から、このアルバムの中から何曲かのギターのコピーを始めたのである。

「ボーカルがユカイなら、ギターはシャケかよ。なんだよ愉快とか鮭とかよ…」と、心の中で思っていたのだが、この鮭さん…いや、シャケさんの奏でるギターがカッコよく、ロックンロール・ギターの基本的な(ある意味ベタな)ところは、このアルバムから学んだことも多い。何度も聴いたアルバムなので、結果的に、私にとっては、非常に思い出深い一枚となり、今でもたまに聴き返すのだが、気付けばいつしかユカイさんの歌も自然に耳に馴染むようになっていた。


「ラーメンの次は、スイーツ行っちゃう?」テレビの中でユカイさんが語りかける。

私にとって、ユカイさんは今でもロックンローラーなのかどうかは、よくわからない。
ユカイさんの公式ブログを見てみると、そこには、家族と共に沖縄でゴールデンウィークを過ごすユカイさんの幸せそうな笑顔があった。

生涯「ロックンロォォォォル!オオイェェェェ!」のみを貫くのもカッコいいのかもしれないが、様々な出来事を乗り越え、年齢を重ね、家族を笑顔にできる男も、またカッコいいのではないか?そういう生き方も、ある意味ロックなのではないだろうか。

Just to win デカイ車と
とびきりの女はべらかして
ふざけた野郎 思いきりコケにしてやるのさ
ガキの頃から コイツがやりたかったのさ
その時までは Yeah くたばる訳にはいかないぜ
貧乏暮しがどうした
そんなことは慣れっこさ
Oh はした金なんて誰が要るかよ
Oh... Oh... 誰にも負けやしないぜ
Oh... Oh... Come on Casino Drive!!
Oh... Oh... 誰にも邪魔させないぜ
Oh... Oh... Come on Casino Drive!!
Oh... Oh... 誰にも負けやしないぜ
Oh... Oh... Come on Casino Drive!!
I'm a f***in' Rockn' Roller!
That's my life!


若さゆえの、反骨心は、確かにロックの原動力の1つであると思う。しかし、そこを咀嚼して大人になることは、決してカッコ悪いことではないと思う。

「ん~、長浜ラーメン、いつ食べても美味いね!」

私は以前よりも、今のユカイさんの方が好きなのかもしれない。

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コメント

ソニー在籍グループも復活→(´・_・`)が続いてますがレッズもいま復活したら(*_*)だろうな。爪も老化するだろうし…まだシャケはあのへんなカッティングしてんのかな?ビルローレンスってまだ重いのかな?

>kimiちゃん
我々世代って、死ぬまでマーケットのカモなのかもしれないと思う今日この頃です。
うん…確かにレッズ再結成って微妙かも。タイムスリップ的なノスタルジーはあっても、「…で?」って感じの。
ビルローレンスのギター、結構良い音するんだよね。意外と弾きやすいのが、リッケンバッカーっぽいシェイブの森高千里モデルだったりします(笑)
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Ystk a.k.a濃紺

Author:Ystk a.k.a濃紺
◆1971年生まれ。廃人寸前からサラリーマンへ奇跡の転身。 音楽好き。愛すべき80年代カルチャーを礎に、現在を生き未来を感じたい。東京→仙台→札幌→福岡。

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