最終電車

札幌時代のバンド関係の友人?先輩?と、約20年ぶりの再会。
福岡で再会するのは、なんだか変な感じがする。

彼は、割と早い段階で上京してバンドをやっていて、私は札幌に残って活動をしていた。
共通の知り合いは、多くいたのだけれど、いつのまにか疎遠になっていたのだ。

20年。
お互い、丸くなったと思う。
ある程度、尖っていないと、やってられない世界だったし。
私は、お友達をたくさん作る為にバンドをやっていたわけではなかった。
人当たりも、決して良い方ではなかったと思う。

20年。
「あの後、どうしていたの?」って話になるのは当然だ。

いい話もあれば、悪い話もある。
笑える話も、笑えない話もある。
いろいろあるよね、20年だもの。

「あー、そこら辺は、あまり興味ないんだよな…というか、その話は俺にしないでくれるかな」って話もあったが、それはきっとお互い様だと思う。

価値観や生き方は、人それぞれだ。
それぞれの事情だってある。

それを踏まえた上で、20年ぶりに彼と酒を飲めたのは、良かったと思う。

「生きてりゃ、縁があれば、いつだって会える」というのが、私の基本的なスタンスなのだけれど、実際にはなかなか難しいところもある。

距離や時間、お金、タイミング、その時の心持ち。

病気や事故で、死んじまう可能性は、誰にだってある。
もしそうなったら、会いたくても会えないのだ。

だから、なるべく、会いたい人には、できるだけ会おうと思う。

…なんて書き方をすると、すごくいい話っぽいけれど、できれば一生会いたくない人も、正直、何人か居るあたり、己の器の小ささを感じるが、許せないものは許せないのだ。「時間が解決しないこと」だって、あるのだよ。


中洲川端の駅の前で、握手して別れた。
また、彼に会える日は来るのだろうか。

saisyuu1019.jpg


久々に、(自分にとっては)かなりの量のアルコールを摂取した。
最終電車に揺られながら、いろいろな事を考えていた。
私は来月、43歳になる。
おそらく、人生の折り返し点は過ぎているであろう。
さて、どう過ごそう。
自分次第だ。
地下鉄の窓に映った自分の顔を、ぼんやりと眺めていた。

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濃紺

Author:濃紺
◆1971年生まれ。廃人寸前からサラリーマンへ奇跡の転身。 音楽好き。愛すべき80年代カルチャーを礎に、現在を生き未来を感じたい。東京→仙台→札幌→福岡。

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