火虎
ヒトラーを、脊髄反射的に嫌悪はしていない。
かといって、英雄視もしていない。
歴史上において、非常に重要な人物であると認識している。
大学生の時に、講義中、教授の話が脱線したことがあって、印象に残っている話がある。
教授はアメリカの大学に留学していたことがあって、そこでは世界中、様々な国から学生が集まっており、度々、学生による国際的なディスカッションが行われていたそうなのだが、気付くと、日本人とドイツ人とイタリア人が同じような意見になり、「そうだそうだ!」となる図式になることが多かったという。
それが、国民性なのか、歴史的なシンパシーなのかは、よくわからないし、その出来事自体、何十年も前のことなので、今でも同じような現象が起こるかもわからないが、私個人としては、ドイツやイタリアに悪いイメージはあまりない。
■Wikipedia-日独伊三国同盟
関連した事柄を、いろいろ調べていたら、こんな曲を見つけた。
■YouTube-<軍歌>万歳ヒットラー・ユーゲント(独逸青少年団歓迎の歌)
この曲に関しては、こちらのページで詳しく取り上げられている。
今、歌詞を見てみると、物凄いインパクトである。
驚きなのは、この曲はユーゲント来朝前後1938年(昭和13年)に東京放送局(AK、現代のNHK東京放送局)より国民歌謡として2週間にわたって放送されたことで、更に驚きなのは、作詞に当たったのが北原白秋であったこと。
きっと、そういう「時代」だったのだろう。
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