ノー・コントロール

What do you call that noise ?

Second Coming  

secondcoming.jpg

STONE ROSESの2ndって、ちょうど20年前なのか?!
もうそんなに経つのか。
20年!早すぎるだろ。
このスピードだと、あっという間に自分は60代ではないか…もっと真面目に生きなくては。

さて、20年前の1994年当時だと、アメリカからの波、グランジ旋風もちょっと落ち着いてきて、イギリスではマンチェスター・ブームの後のブリットポップ黄金時代を迎えていた頃だ。

ニルヴァーナやブラーが大ブレイクしている一方、STONE ROSESは5年間沈黙していた。
その存在を忘れかけていた時に、リリースされたのが2ndアルバムのSecond Comingだった。

最初に聴いた時は、あまりピンと来なかったなぁ~。
UKロックの先進性を期待していたのに、流れてきたのは古き良き時代のロックかと思うようなサウンドだったからだ。

「なんて退屈なサウンドなんだ…5年待っていてこれかよ」

私は買ったばかりのCDを売りとばした。

それから10年の歳月が過ぎた2004年のことだったと思う。
ある日、友人の引っ越しを手伝うことになった。
引っ越し先は同じ市内だったし、業者に頼む程の荷物の量ではなかった。
一日のギャラは、居酒屋で好きなだけ飲み食いして良いという、好待遇だ。

荷物を車に積んで、助手席に乗り込んだ。
私はぼんやりと窓の外を見ていたのだが、カーステレオから流れてくる音楽に、少しひっかかるものがあった。

「今かかってる…これ何だっけ?」

「ああ、STONE ROSESの2nd。懐かしいよね」

あれ?こんなにかっこよかったっけ?
2~3回聴いただけで、退屈で売りとばしたCDなのに。

1994年、22歳。
2004年、32歳。

思うに、20代前半は、刺激を求めて音楽を聴いていたような気がする。
新しいサウンドやムーブメントは世界のどこかで生まれ、音楽の新陳代謝は活発だったし、インターネットもまだない時代なので、新しいものの情報量が、自分にとってちょうどよい塩梅だったのかもしれない。

30代になると、音楽に求めるものが少し変わってきて、「最先端とか売上何位とか、そういう感じじゃないんだよな~今は」って感じになっていた。若い頃にありがちな、変なこだわりというか、自分の中の偏光フィルターみたいなものが外れて、逆に今まで聴かず嫌いだったものにも耳を傾けるようになっていた。

きっと年齢とともに、嗜好は変わるのだろう。
椎茸とか筍とか、40代になってから美味いもんな。

今聴いて、イマイチピンと来ない音楽も、10年後、20年後にどう感じるかはわからないな。
「楽しみを寝かせる」という考え方もアリなのかもしれない。

あ、Second Comingは、後に買い直した。



■YouTube-Love Spreads / The Stone Roses
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