ノー・コントロール

What do you call that noise ?

Delay   

Facebookで、たまに知らない名前からメッセージが届く。
そのほとんどが、自分が若い頃にやっていたバンドのライブに来ていたという人からのメッセージだ。

中には、何が言いたいのかよくわからないものもあるのだけれど、ほとんどが「ライブ行ってました。お元気そうで何よりです」みたいな内容のメッセージだ。

こちら側からすれば、ライブに来ていた人達の名前も顔も、ほぼわからないのに、相手は自分を知っているというのが、何か不思議な感じがする。当たり前といえば当たり前のことなのだけれど。

「何度もライブに行きました。私の青春でした」とか、「一緒に撮ってもらった写真は今でも大事にしています」とか、「今でもあの曲歌えますよ」とか、どうも照れくさいような甘酸っぱいような、例え難い気持ちになる。

名前を検索して、メッセージを送るというのは、手間がかかることだし、人によっては勇気がいることなのかもしれない。

そう思い、メッセージをくれた人には慎重に言葉を選びつつ、「今でも憶えていてくれて、ありがとう」という旨の、短い返事を返すことにしている。

そういや、ステージ上から、お客さんに「ありがとう」なんて言ったこと一度もなかったな。
その時は若さ故のジャックナイフというか、「ありがとう」なんて、思っても口に出せなかったし。

20年程の月日を要して、やっと「ありがとう」が言えて、あの時言えなかった言葉を伝えられてよかったと思う。

boss-dd3-digital-delay-with-free-extras-19-p.jpg

Delay Timeを曲のテンポに合わせたフレーズなんか、好きでよくやっていた。
電卓使って、テンポに3/4かけて「タッタカタカタカ♪タカタカタカタカ…♪」みたいなやつ。
U2じゃん…というか、お手本にしていたのはPERSONZだったりするのだけれど。

打ち上げ花火は、夜空に咲いて「ドーン!」と音が聞こえるまで、そこそこ時間がかかる。
私の「ありがとう」のDelay Timeの設定20年。
ロング・ディレイにも程がある。

私は勿論、ライブに来ていた子たちも、若気の至り的な思いは多少なりともあると思うのだが、自分のことや作った曲を今でも憶えている人がいて、僅かながらでも青春の1ページに残っているのならば、それは光栄だ。「うわー、恥ずかしいから、もう全部忘れてくれ」って気持ちもあるけれど、嬉しい気持ちもある。

思うことはまだまだあるが、きっと、どうしようもなく青臭い言葉しか出てこないので、これにて終了。



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