ノー・コントロール

What do you call that noise ?

カフェドうんちアラモード  

頭を洗っていたら、ポンと思い出したメロディがあって、「んんん?何だっけコレ?」と、湯船に浸かりながら考えること約10分。ようやく思い出した。マッハ隊の「社交ダンスを踊りましょう」だ!

マッハ隊…知ってる?
知らないよね。

話は私が高校2年生の時に遡る。

関西方面から転校してきた女の子がいて、何が切っ掛けだったかは忘れちゃったのだけれど仲良くなって、CDやカセットテープを貸し借りするようになった。

ある日その子が、一本のカセットテープを持ってきた。

「面白いから聴いてみて、私の友達が作ったの」

白黒コピーで作られたテープのインデックスには、ヘタウマなイラストが描かれており、タイトルには「カフェドうんちアラモード / マッハ隊」と記されてあった。

授業をサボり、いつもの喫茶店へ。
セーラムに火をつけながら、ウォークマンの再生ボタンを押した。

衝撃だった。

テープには、女の子3人組ユニットによる、アカペラ…と言えば聞こえがよいのだが、無伴奏の歌と、ラジオドラマ、ショートコント、一言ネタが、ビッシリと収録されており、そのいずれもに、何とも形容し難い十代の個性と表現がバクハツしていた。

4トラックのカセットMTRもまだ高価だった時代、このテープはおそらく家庭用カラオケマシンとダブルのカセットデッキを駆使して作られたものだということが推測できた。特にカラオケによるエコーが効果的に使われていた。

一言ネタのアイデアは斬新だ。
音だけで伝える演技力。
無伴奏の歌なのに、やけに印象に残るメロディーライン、戸川純に影響を受けたであろう歌詞と歌唱。

その才能と表現力に、嫉妬すら覚えた。
当時は日本のインディーズシーンが盛り上がりを見せていた、バンドブーム前夜。

私自身は「16歳の誇り高きパンクス」として、ハードコア・パンクバンドで狂ったセミの鳴き声みたいなディストーションギターをかき鳴らしながら、ただ暴れるためにライブにやって来た暴走族と睨みあい!みたいな、それなりに刺激的な毎日を過ごしていたのだが、「これには負けた!」と思った。「同じ高校生で、ここまでのものが作れるのか!」と驚いた。

uzura0204.jpg

風呂あがり、久し振りのビールを楽しみながら、マッハ隊について検索してみたのだが、それらしいものは何も引っかからなかった。

そりゃそうだろう。
当時、それこそ星の数ほどいた、若き表現者のひとつに過ぎないのだろう。

それでも思う。
あの頃あなたが作った歌を、覚えているヤツがここに居ますよ…と。
顔も名前も知らないけれど、しっかり覚えていますよ…と。

「カフェドうんちアラモード / マッハ隊」

もし、このキーワードで検索して辿り着いた方がいたならば、一言でいい、是非コメントを残していただきたい。

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コメント

No title

マッハ隊。。。すんげぇ気になるんですけど♪

たぁすけ #- | URL
2014/02/06 00:37 | edit

No title

>たぁすけさん
かなり面白いことやっていましたよ。
歌メロなんか、しっかりしていてね、楽器持たないで作っていたとしたら、かなりの才能。

濃紺 #- | URL
2014/02/06 22:12 | edit

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