ノー・コントロール

What do you call that noise ?

Red Noise  

70年代の後半に、パンクムーブメントが起こるのだが、パンクロックがメインストリームに躍り出ると同時に、ニューウェーブの隆盛も始まったと言っても良いであろう。

それまでの価値観を破壊したパンク、そしてそこから更に進化し、音楽的にもより混沌を極めることとなる。

初期ニューウェーブだとDevoとかXTCあたりが好きなのだけれど、これらのバンドと似たベクトルを持ちつつも、あまり語られることのない一枚がある。

REDNOISE.jpg

Bill Nelson's Red Noiseの「Sound-On-Sound」だ。
Bill Nelsonの経歴などについては、コチラを御覧頂きたい。

苦労人だか、飽きっぽいのか、偏屈者なのだか、よくわからないのだが、それも「ア-ティスティック」という言葉に置き換えてしまうと、丸く収まってしまうのだから、不思議なものだ。

で、この「Sound-On-Sound」、Red Noise名義での、唯一のアルバムなのだが、これがなかなか痛快な作品に仕上がっている。

ポップなのだけれど、どこか捻くれている。
今聴くと、さすがに音はチープなのだけれど(1979年の発表)、曲のアレンジが斬新かつ、大胆なのだ。
ここがニューウェーブの面白いところだ。

このグループが、もう少し継続的な活動を続けていたのならば、ニューウェーブ史は、また少し違っていたのかもしれないが、「アルバム一枚で解散」みたいなエピソードは、パンク・ニューウェーブの世界では「あるある」なので、これもまた運命であろう。



■YouTube-Don't Touch Me I'm Electric / Bill Nelson's Red Noise
性急なビートで、ブレーキが壊れたまま疾走するシンセ・ポップって感じだね。
曲が2分もなく終わってしまう潔さ。




■YouTube-俺は電気 / RC SUCCESSTION
RCサクセションがカバーしていたりもするんだぜ。
同じ曲だけれど、原曲とは、また違った雰囲気なのが面白いね。
しかしまあ「俺は電気」って、直訳すぎて、笑ってしまったわ。



いやー。
ニューウェーブは面白いね。
バンドは短命でも、音楽は一過性ではなくて、脈々と…形を変えながら、しぶとく、しつこくDNAは引き継がれているって感じだ。

Bill Nelsonは、現在はアンビエント寄りの音楽をクリエイトしているようだが、こちらはノーチェックなので、機会があったら聴いてみようと思う。
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コメント

No title

RCの「俺は電気」を聴いたときに、変な曲だなぁ~と思いましたが
なんとまぁ、原曲があるのですな!

高校生の時にRCで「俺は電気」を聴いてから25年間、知りませんでした~~~。
しかもビル・ネルソンさんの妻は高橋幸宏の元妻!知りませんでした~~~。

ピカっと光ってスパットと消える♪
いつも気になるプラスマイナス♪
明るさ変われば値段も変わる♪

原曲を聴いて、さわらにRCの歌詞が笑えマスタ ^^)。

a-tekichi #t50BOgd. | URL
2013/10/12 09:26 | edit

No title

■a-tekichiさん
カバーの方を先に聴いていて、それに耳が慣れていると、原曲を聴いた時に、何だか変な気分になりますよね(笑。

高橋幸宏さんとは、セッションなどする音楽仲間だったようですが、いつのまにか奥さんともセッションしちゃっていたみたいですね…。

RCの訳詞のセンスはいいですよね〜。
リスペクトがありつつ、ユーモアもある。
最高です!

濃紺 #2hxD5myk | URL
2013/10/12 09:55 | edit

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