Dark Entries

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たまにはスケールをなぞった練習なんてしてみる。
左手の運指に気をつけて。
一音一音、ゆっくりと、確実に。
そして、少しずつ、そのスピードを上げていく。

決して楽しくはない。
ハッキリ言って、地味なことこの上ない練習だ。

自分にとって、例えば「指がどれだけ速く動くか」なんてことは、あまり重要な問題ではない。
理論でガチガチになったり、テクニックのみを追求することもまたしかりである。

勿論、その辺りの価値観は人それぞれなのだが、私は「上手くてもつまらない音楽」よりも、「下手でもかっこいい音楽」の方を選ぶ。

でもね、「下手でかっこ悪い」のはいただけない。
理論やテクニックは、ないよりあった方が良いに決まっているのだ。
「できない」のと、「できるけれど、そのアプローチはしない」のとでは、大きな違いがある。

例えば、不協和音やノイズを多用したギターアプローチもあるのだけれど、理論を解った上でのそれと、ただただ雑音を撒き散らかすのとでは違うのだ。

それを踏まえた上で、最近、自分の中でまたブームになった、Bauhausをよく聴いている。

ゴシックの元祖とも言えるバンドである。内容はかなり暗いが、音楽はパンク以上に激しい曲も多数あり、視覚的パフォーマンス、特にボーカリストであるピーター・マーフィーのステージング等は評価が高い。またシングルのB面は実験的なアプローチでDUBやサントラ風の楽曲、更には各々メンバーによるソロ的アプローチの「1・2・3・4」という前代未聞の曲も存在しバウハウスの原点が垣間見られポストパンクのバンドでありながら、シュールレアリズム、バレエ等の要素を採り入れ演劇的なステージングでカリスマ的人気があった。デヴィッド・ボウイの"ジギー・スターダスト"やT・レックスの"テレグラム・サム"をカバーし、グラムロックの新たなる継承者として賞賛を受ける。

■Wikipedia-バウハウス

このバンドを初めて聴いたのも、「ギャッツビーつけて、かっこつけて」いた、高校生の時だったのだが、それはそれは衝撃を受けた。

特に、ヒステリックな叫び声を上げるかのような、ダニエル・アッシュのギターには、相当しびれたものだ。

梅雨の時期のゴスというのも、またオツなものである。
湿気を孕んだ空気と、陰湿だが鋭利な音のマッチングは悪くないと思うのだ。



■YouTube-Dark Entries / Bauhaus
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コメント

うんし?

運指って言葉もあるんだね。
私は運足に気をつけてる。

No title

■ゴリラさん
ギターだけじゃなく、ピアノなんかでも言いますね<運指
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haunted days

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濃紺

Author:濃紺
◆1971年生まれ。廃人寸前からサラリーマンへ奇跡の転身。 音楽好き。愛すべき80年代カルチャーを礎に、現在を生き未来を感じたい。東京→仙台→札幌→福岡。

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