ノー・コントロール

What do you call that noise ?

夜空ノムコウ  

YouTubeでいろいろ見ていたら、ちょっと懐かしい気分になったので、昔の話をしてもいいかい?
これは昔の話だよ。

90年代の後半から、00年代前半は、よく夜遊びをしていたものだ。
夜遊びっつーか、女遊びと言ってもいいのかもな。

当時、真面目にやっていたバンドが空中分解して、心にポッカリと穴が開いてしまった私は、週末の夜遊びだけが楽しみだった。

週末になると、当時の職場の仲間と、夜の街に繰り出すのだ。
「ヘイガール!僕達と一緒に飲まない?」
簡単に言うと、ナンパである。

時には「空振り」をし、男ばかりで居酒屋で過ごすこともあったが、まあ、戦績は良かった方だと思う。
路上で、駅で、居酒屋で、ゲームセンターで、女の子に声を掛けまくり、居酒屋へGo→カラオケへというのが、定番のコースであった。

場を盛り上げる為に、居酒屋では結構なハイペースで飲み、小粋なトークで女の子達を笑わせる。
カラオケボックスに着くころには、もうみんなベロベロである。

我々のチームは、そのような「路上の出会い」から、「彼女を探そう」とは、微塵も思っていなかった。
今思えば、超自己中な言い分なのだが、「ナンパについてくるような軽い女とは、付き合えないよな~」なんて平気で言っていたし、「今が楽しけりゃ、それでいいじゃん!」という、刹那的快楽主義をモットーとした、精鋭部隊なのであった。

当時は小室系を中心とした、CDバブルの時代であったので、カラオケもま~盛り上がり、お酒もガンガン進み、女の子といい感じになったり、かと思えば直前でスカされたりと、毎週末がそんなことの繰り返しであった。

目覚めれば、そこは安いラブホテルで、そんな時はいつも、達成感とも、罪悪感ともつかない微妙な気分だった。
ベッドの脇に脱ぎ捨てられた下着をはき、壁の方を向いて眠っている、名前もろくに憶えていない女の子の白い肩を眺めつつ、静かにタバコに火をつけたものだった。

そう----------
そうなりゃ、そうなったで、あまり楽しい気持ちにはならないことは、最初から知っていたんだ。

朝方のススキノを、駅に向かって歩く。
ゴミをつつくカラスは純粋だ。
それに比べて、俺は嘘、ウソ、うそ…嘘ばかりだ!

私はコンビニで缶ビールを買い、一気に飲み干す。
そんな朝を、何度迎えたことだろう。

現在、私は、夜遊びをすることもなく、ましてやナンパなど、綺麗に引退した。
いつまでも続けていたら、只のアホでしょ。
カラオケも何年も行っていない。

あの頃、泥酔状態のカラオケボックスで聴いていた女の子の歌声を、何となく憶えている。
小室系の歌なんか聴きながら、「わー上手♪」なんて手を叩き、心の中では、「さあ、この後どうしてやろうか?」と、酔った頭をフル回転させていたパワーは、今の私にはもうない。

ただ、記憶はいつも、音楽と共にあり、当時の曲を聴くと、妙にくすぐったいような、変な気持ちになるのである。



YouTube-..【懐メロ】90年代後半~2000年代前半のJPOPメドレー 【ジャンル別】‬

※そして現在、彼女と一緒にテレビを見ていて、「平成○年のヒット曲メドレーはこちら!」なんて場面に遭遇すると、申し訳ないような、ムズムズするような気持ちになり、一人で勝手に冷や汗をかいている私は、どこから見てもマヌケである。
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コメント

No title

そんな時代もあぁったでしょー♪

tam-boo #StLaI9Ws | URL
2013/02/11 13:08 | edit

■tam-booさん
若い頃の、甘くて苦い思い出であります(~_~;)

濃紺 #- | URL
2013/02/11 19:20 | edit

濃紺先生の、それ系のネタは鉄板だもんなぁ(爆笑)。

はみち #- | URL
2013/02/15 00:34 | edit

No title

■はみちさん
いつか小説化したいものです(笑

濃紺 #- | URL
2013/02/15 00:42 | edit

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