ノー・コントロール

What do you call that noise ?

燃臭  

20091229193213

燃臭【ねん-しゅう】
何らかの物質が燃える時に、同時に発生する臭い。
…こんな熟語は、おそらくない。何故なら今、私が作ったからだ。
でもさ、何となくわかるでしょ。「あ~アレね」って。

神社の前を通りかかった時に、その香りは私の鼻を刺激した。
敷地の奥で、白い煙が上がっているのが見える。
落ち葉を燃やしているのか、新年に向けた何らかの準備なのかはわからないが、とにかく燃臭である。

物が燃える臭いは、不快であってもよいはずなのに、何故かそんなに嫌ではない。それどころか、自分の中のどこかしら、なにかしらのノスタルジーを誘発、刺激する。

幼い頃は、もっと頻繁にこの臭いを嗅いでいたような気がする。
友達の家の庭先で、落ち葉を集めて焼きイモを作った記憶があるし、近所の家では、おじいさんが庭に適当な穴を掘り、ゴミを燃やしていた…あの時の臭いである。
いつしか、あの臭いを嗅ぐ機会が、めっきり減った気がする。もっとも現在では、ダイオキシン発生の云々で、少なからず規制があるのかもしれぬが。

これは、私の中では冬のニオイである。石油ストーブのニオイと共にある、冬の香りだ。

ニオイ、臭い、匂い。
厳密にはそのどれにも当て嵌まらない【燃臭】を、私はしばらく鼻をヒクヒクさせながら嗅いでいた。
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