too much 2

久し振りにカップ焼きそばを食べたんだ。

お湯を注ぎ、フタの上にソースを乗せて温めつつ、私は阿呆面で3分経つのを待っていた。
何気なく、フタに書かれた「お召し上がり方」、「注意事項」を読んでいた。
「お召し上がり方」も何も、お湯を注いで、3分後にお湯を捨てて、ソースをかけて掻き混ぜれば終了だ。ふん。くだらん。
で、問題(?)なのは、続く「注意事項」である。
「熱湯で火傷をしないよう、お気をつけ下さい」そりゃそうだろう。
メーカー側に、ある程度の注意喚起の義務があるのは解るが、この文が読める人は、言われなくても火傷には注意するであろう。
そして私が「おや?」と思ったのは、次の項目だ。
「フタで指や手を切らないように、お気をつけ下さい」
…切れねえだろ。
私が食べようとしているカップ焼きそばは、プラスティックのフタをパカッとするタイプではなく、裏側が銀色の紙をピリリとめくるタイプであった。
鋭利な箇所など、ありゃしない。一体どの過程で指や手を切る危険性があるというのだ?
好奇の虫が囁いた。悪い癖だ。「このフタで切れるかどうか?You、試してみちゃいなよ」。
3分後、私はお湯を捨て、出来るだけ乱暴にフタを剥がし、意味なくフタを縦にして指先や手の平を引っ掻いてみたのだが、どうしても、負傷をすることはなかった。ああ、何か悔しい…いや、これで良いのだが。

そして、ソースをかけてぐちゃぐちゃに混ぜ、ズビズバと麺を啜る。美味くもなけりゃ、まずくもない。いたって普通のカップ焼きそばは、とても安全なジャンク・フードであることが証明された昼下がりだった。
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コメント

青海苔とソースを投入してからお湯を注ぐ人
お湯を切ろうとして自分の足に全部ぶちまける人
ソースで汚れた口元を拭こうとしたティシュペーパーで指先をぱっくり割る人

濃紺さんのところではおとなしいカップ焼きそば、うちでは危険物です

■tamaさん
カップ焼きそばひとつにも、いろいろな物語があるのですね!
是非是非お気をつけて、カップ焼きそばを食してくださいね。
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haunted days

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濃紺

Author:濃紺
◆1971年生まれ。廃人寸前からサラリーマンへ奇跡の転身。 音楽好き。愛すべき80年代カルチャーを礎に、現在を生き未来を感じたい。東京→仙台→札幌→福岡。

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