ノー・コントロール

What do you call that noise ?

白い白馬  

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ブルースカイな青空の下、後ろにバックした。
私は馬から落ちて、落馬した。
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ティンカーベルの残像  

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バス停で、手持ち無沙汰にコインをシャカシャカやってみる。

二枚のコインを素早く縦にシャカシャカ擦り合わせると、残像でコインは三枚に見えるってやつだ。子供の頃、小学校の図書館で見た『手品入門』か何かに書いてあった。

その時は、「おお!確かにコインが三枚になったように見える!200円が300円になったぞ。わーい!」と、喜び興奮したのを覚えているのだが、今はどれだけシャカシャカやってみても、コインは二枚のままにしか見えないのである。

これは一体どういうことなのか?

発生しているはずの残像を、目で追えなくなってしまったのか?または無意識に「所詮残像だろ?けっ…馬鹿馬鹿しい」というフィルターが、脳内で三枚目のコインを打ち消しているのか?それとも大人になると見えなくなってしまうのか?

ピーター・パンのラストシーンって、どんなのだったっけ?と思っていたら、バスが来た。ぶろろー。

午後  

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猫を膝に乗せて、ごく小さい音で音楽を聴きつつ本の頁をめくり、缶ビールを飲み、タバコに火をつける。

最高だ。

我ながら安上がりな男だと思う。

赤ずきんちゃん  

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それはお前を食べてしまうためだよー!

マフラー毛だらけ(っω・`)

セミの王様  

みんなはとっくに地上(おもて)に出てしまった。
おもてからは、みんなの歌声がした。ぼくもみんなと一緒に歌いたかったので、必死になっておもてに出ようと思ったのだけれど、出方がわからなかった。

全身を使って、バタバタともがいてみたのだけれど、ちっとも進まなかった。

右側の壁から声がした。「おい、早くしないと夏が終わっちまうぞ」
ぼくは声の主に「出方がわからないんだ。どうやったらおもてに出られるの?」と質問した。「どうやっても何も…前足で頭の上の土を掻き出して進むしかないだろ」と教えてもらった。

ぼくは教えてもらった通りに、前足で土を掻いたのだけれど、土が堅いのか?ぼくの力が弱いのか?やり方が悪いのか?やっぱりほとんど進まなかったんだ。ぼくはそのうち疲れて眠ってしまった。

ここにもおもてから、暖かい温度が伝わってくる。みんなの歌で、ぼくは目を覚ました。

ぼくも早くおもてで歌いたい。誰よりも上手に、でっかい声で歌いたい。そして、歌のチャンピオンになるんだ。王者だ。王様だ。ぼくはワクワクして、毎日土を掻き出した。

毎日掘ったよ。
時にはコンクリートや鉄の板、地中に埋まった水道管に阻まれて、迂回を強いられることもあったけれど、ぼくは毎日毎日土と格闘した。

もう何日掘ったかわからない。いつの間にかおもてからはみんなの歌は聞こえなくなっていて、おもてからの暖かい温度も感じなくなっていた。みんなどうしたのだろう?それにしても、お腹が空いたな。

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そしてついに、ぼくはおもてに出た。お月様がまんまるな夜だった。ぼくは冷たい夜風に吹かれながら、木に登って服を脱いだ。けれどおかしいな?誰もいないんだ。みんなはどこに行ってしまったんだろう?

朝が来るのを待って、太陽が昇ると、ぼくは歌い始めた。時に激しく叫び、時に甘いバラードを歌った。

歌っているのは僕だけだった。てことは、今は僕が歌のチャンピオンなのかな?だって、ライバルがいないんだもの。独壇場の一人舞台だ。ぼくは来る日も来る日も憧れた、歌の王者になれたのだ。

僕は歌い続けた。
嬉しくて鳴き続けた。
でも、寒くて、一人ぼっちで寂しくて、少しだけ泣いた。

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今日は疲れたから、もう寝ちゃうけれど、きっと明日も歌うよ。
おやすみ。

ZERO  

煩悩の数は、108では全然足りない私であるが、昨日、初めて『無』を感じた。感じたというより、『無』になった。

そう、確かにあの時、私は宇宙と一体化したのだ!

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…川っぺりで、ボーッとしていただけなんですけれどね。

もう一度やってみようと思ったのだが、意識すると出来ないものだ。不思議なものである。

変な宗教や思想にはまらないよう、気をつけようと思う。

無意識の罪  

雨だったので、私は人類最大の発明品「傘」をさしたんだ。で、雨に濡れることなく歩きつつ、横断歩道の手前で信号が変わるのを待っていた。

その時である。

私の前に立っている男が、手にした傘をリズミカルにくるくる回しやがったのだ。当然、彼の傘からは大量の雨水が周りに放射され、私の顔にも結構な勢いで雨水がヒットした。

何の為の傘だ?
おそらく彼の無意識の行動(或いは癖?)であろうが、私はカチンときた。

おいコラ。何してくれとんのじゃ?傘さしているのにびしょ濡れやんけ。
何?わざとじゃない?
だったら尚更タチが悪いわ。
怒るでしかし。正味の話。なあ、キー坊。

…と、道端で絶叫しても仕方ないので、私は彼の肩をポンポンと叩き、「傘を回さないで下さい。あなたの傘から雨水が飛散するので、私の顔はびしょ濡れですよ。いいですか?今度同じことをなさったら、あなたを殴打しますので、その点よろしく」との旨をジェントリーに伝えた。

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胸糞悪かったので、猫をモフモフして、機嫌を直した。
何?猫が嫌がっているように見える?
そんなことはない…と思う。

基地害movie?  

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クリームチーズを舐めながら、昼間からケーサーをミーノーしつつ、DVDを観ていたら、すっかり夕方になってしまったのだが、「たまにはそんな日があったっていいじゃん」との自己弁護。

本日のテーマは【70&80年代・カルト・邦画】だったのだが、カルトと言ってもTSUTAYAに置いてあるものなので、特別マニアックでもなんでもなく、カルト的movieという位置付けである。ごめんあそばせ。おほほ。

そんな訳で、『逆噴射家族』と『野良猫ロック 暴走集団'71』の2本をチョイス。我ながら絶妙な選択であると思うが、続けて観たら、さすがに脳味噌がとろけそうになった。

クリームチーズは安物だったが、とろける美味しさであった。
そんなトロトロな夕方も、いいものだ。




パープル・ヘイズ  

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朝メシを食べようと思って、マクドナルドに入ったのだが、全席禁煙であった。

私は時代遅れの喫煙者なのだが、別に、ここで煙草が吸えなかろうが、なんとも思わなかった。「あ~ここ禁煙なんだ。あっ、そうなの」くらいのものだ。

こういうのには、もう慣れた。喫煙できない場所がここ数年で激増したのは世の中の流れだろうし、自分も飲食店などでは、敢えて禁煙席に座ることも増えた。煙草はメシを食ったあとで、しかるべき場所で吸えば良いだけの話だ。

前々から思っているのだが、何故嫌煙派の方が、煙草についての議論をしたがる人達が多いのだろう?何かを啓蒙したいのだろうか。私は自分の嫌いなモノについては、話題にするのもめんどくさいので不思議に思う。

私は、平行線の議論を続けるのは時間の無駄だとしか思えないので、その手の議論には参加しない。

「煙草吸う奴は死ねよ!」と、嫌煙タカ派の方に言われた時も、「あ~今、肺ガンになる為に、ゆっくり自殺しているところですよ。もうちょっと待っててね。そのうち死ぬから」と言うだけだし、「煙草吸う奴は俺に近寄るな!」と言われても、「煙草吸わない奴は俺に近寄るな」と返すだけである。

嫌煙穏健派の方々とは、お互いに思いやりのココロを持ちつつ、たまには煙草の話もできるが、ヒステリックにキーキー言うタイプの人とは、タバコの話はしたくない。それはお互いにとって時間の無駄で、そんなことしている暇があったら、散らかった財布や鞄の中身でも整理していた方が、よっぽど有意義な時間なのである。

さて、時間だ。行かなければ。

どこか近くに喫煙所、あるといいな。

ANGELIC CONVERSATION  

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明け方にね、厭な夢を見たんだ。
おかげで最悪の目覚めだ。厭な気分で入れた珈琲はマズかった。

夢の内容をつらつら書き連ねても、面白くもなんともないので割愛するが、なんともファックな夢であった。

なので、「夢を食いちぎるバクを狩り大蛇に乗ろう」と願えば、明朝あたり、そんな夢を見られるんじゃねえの?こりゃ、GOODアイディア!

いや待てよ…ファックなのは夢じゃなくて、そんな夢を見る、そしてそれを覆す夢を見たいと思う自分自身なんじゃないのか?

まったく阿呆だ。
スポンジ頭のカス野郎だ。
0点。

SOLID STATE SURVIVOR  

「ひと雨ごとに冬ですね」なんて、天気予報の冒頭の文句みたいだが、本当にそうだ。近頃急に寒くなった。

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なので、過日、革ジャンを引っ張り出した。「今年はライダース・ジャケットが流行りですよ」とは関係なく、20年着ているので、あちこち擦り切れてボロボロである。だが、革製品は新品同様にピカピカしていると、変に照れ臭いものがあるので、ある程度【こなれた】風合いがあった方が、私個人的には落ち着くのである。

しかし、【こなれ過ぎ】も考えもので、革は痛み過ぎると一気にダメになってしまうから、それなりの手入れが必要である。

専門的には、革のメンテナンスはかなり面倒なものだが、手軽にできる方法もある。それは、革靴用の靴クリームを使うことだ。少しずつ塗り込むことと、から拭きをしっかりすることがポイントだ。

これをやるだけで、革製品は、かなり長持ちする。ベルトや財布やバッグにも応用できるのでオススメだ。

牛洗い  

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!?

制服姿のOLさんが、駐車場で牛を洗っていた。

近づいてよく見ると、それは牛の着ぐるみであった。

建物を見上げると、某乳製品の会社。さまざまなPRの場に、この牛スーツは活躍しているのだろう。

「珍しい光景なので、写真いいですか?お姉さんの姿は入らないようにしますので」

お姉さんはダチョウ倶楽部のネタばりに「どうぞどうぞ」と微笑んだ。

「私、事務職なんですけれどね…業務に着ぐるみ洗いがあるなんて、思いもしませんでしたよ」

牛の着ぐるみは、その巨大さから、当然洗濯機には入らず、必然的に手洗いとなる。洗うのは勿論大変な作業なのだが、乾くまでに時間がかかるのが、また厄介だそうだ。取り扱っている商品の性質上、衛生面でのクリーンなイメージは必須であり、生乾きのあのイヤなニオイが着ぐるみから漂うのはNGである。

出会っても、普段はチラ見するだけのPR用着ぐるみにも、様々なドラマと事情があるようだ。

殺し屋のブルース  

今シーズン初の、手袋装着!もう冬?…なのか?

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この手袋は、もう4~5年使っている。自分で買ったのか、誰かに貰ったのかは忘れた。たしかラム・スキン。羊さんの革だ。硬くもなく、柔らかくもないところが気に入っている。

革手袋は、指先に「あまり」が出来ず、なるべくピッタリフィットするのが望ましい。手袋を装着したまま煙草に火をつけたり、財布を開けて小銭を自販機に入れたりできるように。

手袋は私の手にすっかり馴染み、もはや皮膚のようだ。なので、真冬になると、室内でも手袋をしたまま過ごすことも多い。

いつだったか、私は冬の酒場で手袋をしたままビールのジョッキを傾けていた。どんなに寒くても、やはり最初はキンキンに冷えたビールが飲みたいのである。

黒い革手袋をしたまま、ジョッキを持ち、煙草を灰皿に擦りつける私を見て、隣のテーブルの見知らぬ酔客が、「お兄さん~殺し屋?」と尋ねてきた。ピッタリと張り付いた革手袋が、ゴルゴ13的イメージを呼び起こしたのだろうか?

隣のテーブルには軽い笑いが起こった。『誰が殺し屋じゃ、あほんだら』私は憮然とした態度で、それでも手袋をしたままビールのおかわりを注文した。

何杯かのジョッキを空にして、私はトイレットに立った。冬もビールは美味いが、トイレットが近くなるのが煩わしい。寒い夜のビールは、私を『妖怪・しょうべんちかし』に変えるのである。

トイレットには先客があり、私はドアから数歩離れたところで、先客の用が済むのを待っていた。「まだか~まだか~」奇妙なメロディをつけて、小声で歌っていると、ようやくドアが開いて、中からは先程の「お兄さん殺し屋?」の無礼な娘さんがヨロヨロとゾンビのように出てきた。

ゾンビは相当に酔っている様子で、一段下がったトイレからの段差を踏み外すと、私にしなだれかかり、両手を私の首に回すのであった。

「お兄さんさぁー…」
うわー酒くせー。酒呑んでる私がそう思うんだから、相当なものだ。つーか、離れろ!この雌ブタのゾンビめ!

「殺し屋だったら、あたしを殺してよー」

私は自分で首に巻き付いた彼女の腕をほどき、彼女の両肩に手を添えて、一歩下がった。

雌ブタゾンビは泣いていた。

「お嬢さん、何があったかしらないが、そういうのはやめておきな。それに、俺に対しての報酬は、あなたが気軽に払える程の金額ではない…さあ、席へお帰り。そしてお友達と、楽しい宴の続きをするがいい」

彼女はハンカチーフで涙を拭い、コクリと頷いた。よく見りゃ、雌ブタゾンビは結構可愛い顔をして…イカンイカン。

さすがの私も、手袋をしたまま用を足すのは気がひけるので、手袋を外して小用に及んだ。手を洗い、エアタオルで水滴を吹き飛ばすと、また手袋をした。

そして鏡に向かって「殺し屋失格だなあ」と呟いたのだった。

lay to rest  

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勿論、起こしてもいいのだが、このピースフルな寝顔(バカっ面)を見ていると、躊躇してしまう。

なので、そのままの体勢で本を読んでいたのだが、ついに読み終わってしまった。MP3 WALKMANのバッテリは、とっくに切れている。

暇である。

仕方ないので、バカっ面で、頭上の木の葉が何枚あるか数えたり、息を何秒止めていられるかに挑戦していた。

そんな非生産的なこと窮まりない時間を過ごしていたのだが、それが変に心地良く感じられたのは、きっと自分が怠け者だからなのだと思う。

たどりついたらいつも雨ふり  

20091113211016何だか今日はちょっぴり疲れたなーなんて感じつつ、久々に温泉でも行きてえなとか思っている。

温泉。いつから行っていないのかもわかんねえや。スーパー銭湯的なところでもいいんだけれどさ。

でもな、温泉とかスーパー銭湯とか、行くのはまだ良いのだけれど、帰りがとてつもなく面倒臭いのだ。


なので今夜も「あーあ」と欠伸なぞしつつ、バスタブに身を沈め、ケツなんか掻いていたりするのです。

雨音は優しいが、車が豪快に水しぶきを立てる音はあまり好きではない。

でもさ、いつかその音も好きになる可能性はゼロではないんだよね。




■YouTube-たどりついたらいつも雨ふり / The Mops

のどがかゆいくらいの  

ここ数ヶ月、「ヘヴィ」だとか「ラウド」だとか、日本語だと「激」「速」「重」みたいなキーワードの音楽を、以前に比べてあまり聴いていない。

全然聴いていない訳ではない。そういう音楽は決して嫌いではない。むしろ好きである。それでもあまり聴いていないのは、恐らく近頃の自分のバイオリズムと、その手の音楽との相性があまり良くないだけなのだと思う。それに、なんというか、その手の音楽に食傷気味であった。「金太郎飴じゃん」って。早い話が「ちょぴり飽きていた」のである。

例えば、「回転寿司なんて、どこで食ったって大体同じじゃん」。
それは正解でもあり、不正解でもある。
握った酢飯の上に、生魚が乗っかっているだけだ。大体そういうものだ。
しかし、「それだけのことか?」と思えば、自分にとってはそれだけではない。
それでも「それだけのことだ」と思う人も沢山いるであろう。

70's babyの私にとっては、カニカマとアボカドにマヨネーズを塗りたくり、海苔でぐるりと巻いて「これはカリフォルニア・ロールというSUSHIですよ。さあ、召し上がれ」と言われると、違和感を抱くのだが、アメリカで生まれ育った90's babyにとっては「ああ、そうですよね」くらいのことであろう。

そのような見地から鑑みると、回転寿司の捉え方にしても、それは決して金太郎飴ではなく、その人のバックボーンや価値観により、幅はかなりあると言える。

そして、どこから切っても同じ顔の金太郎飴であるが、よく考えたら、私は金太郎飴を舐めた記憶がない。もしかしたら、金太郎飴を口にしたことがないのかもしれない。金太郎飴の記憶を辿ってみるのだが、どうしても七五三の千歳飴しか出てこない。
うーむ、こりゃいかん。
口にしたこともない金太郎飴を、モノの例えに使うのは、金太郎飴工場の人達に失礼だ。
なので、金太郎飴を買いに行こうと思ったのだが、どこに売っているのかわからない。
とりあえず、近所のスーパーとコンビニにはなかったぞ。

話が本筋からズレてきて、完全に着地点を見失っている。
すまない。少し風邪気味なようだ。

結局何が言いたかったって、「久々にSlipknotを聴いたら気持ちよかった」ってことだ。
こういう音楽は、できるだけ大きい音で聴くに限るね。

ImageKGCIR.jpgで、この手の音楽を聴くと、自分が少しだけ(?)映画や漫画やゲームの悪役になったような気がする。

悪役なので、黒いマントを羽織り、肩にカラスをとまらせたいところなのだけれど、それは無理っぽいので、肩に猫を乗せてみました。

革ジャンだから、爪を立てられても痛くないぜ!





■YouTube-New abortion / Slipknot

本日の一服  

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「美味い」っつーか、「よく出来てんなあ」って思ったよ。

下手なオサレカフェに入るより、私はこれで十分だ。

なんか、鼻水出るなあ。
風邪のひきはじめじゃなきゃいいんだけれど。

Nocturne  

20091110204840そうだ。ホテルに戻る前にコンビニ寄らないとな。
煙草は残り少ないし、ホテルの自販機の缶ビールは高いし、朝、寝起きに飲むアイスコーヒーも欲しいしな。夜中に小腹が減った時の緊急避難的に、ささやかなお菓子も買っておこうか。

この時点で、軽く酩酊していた。
私はオレンジ色の籠に、目当ての商品を突っ込み、レジへ向かった。


「1120の濃紺ですが、セブンスターの黒いメンソールを1つ下さい」

メシ喰うな!  

近頃、町田町蔵…じゃねえや、町田康の本をよく読んでいる。

自分の中で完成された、パンクロッカーである氏のイメージが崩れるのが恐ろしかったので、氏の著書は意識的に避けてきたのだが、気まぐれに一冊読んでみたら、これが大層面白く、時間を埋めるように、貪るように頁をめくっている。

20091109100116で、公園で読書と洒落こんでみたのだが、善くも悪くも言葉が突き刺さる瞬間ってのがあり、「んな事ぁねえよ!」と、路上に本を叩きつけ、0.5秒後に「しまった…これは図書館で借りた本であった」と、本を拾いあげ、表紙をパタパタとはたき、本に痛みがないか確認したのであった。




どんなに偉い作家先生になろうとも、偉大なるロック先輩の言葉は、いつも強烈であり、それは私のココロに生暖かい引っ掻き傷を付けるのである。

45RPM  

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地球が回る音がした。
ような気がした。

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ま、完全に勘違いなんだけれど、ちょっと面白い音だったのさ。

sinking slowly  

自分で言うのもなんだが、私はわりと穏やかな性格である(と思う)。
しかも年齢を重ねるごとに、性格が丸くなっているような気がする。
人との諍(いさか)いは、あまり好きではない。
もっとも、諍いを好む人などあまりいないと思うが。

怒るのは好きではない。
ただただ面倒だ。疲れるのだ。

しかし、今よりもずっと若い頃は、『キレたナイフ』とか『ジャックナイフ』とか『狂った果実』な時期もあった。

「俺も昔は悪(ワル)でよ~…」的な話は馬鹿馬鹿しいので割愛するが、まあ、恥ずかしながら、そんな時期もあったのである。

そんなある日、またしても愚行をしでかした私に対し、親しい友人から「自分の思い通りにならないからって、いちいち怒って暴れていたってキリがないでしょ?」と、説教をくらい、自分も「うーむ…仰る通りでございます」と猛省し、それ以来、暴力的な自分は封印。なるべく怒らないように努めて現在に至っている。

今日(こんにち)、あまり怒らなくなったのは、消極的な理由の産物であるかもしれぬが、まあそれはそれで良いことだと思っている。

怒るのは好きではない。
今では、ただただ面倒だ。疲れるのだ。

だがそれは、怒りという感情を押し殺す作業でもある。
抑圧された感情と、我慢したオナラは、一体どこへ行くのだろう?

そんな私であるが、昨日は久々に怒ってしまった。
人に対して怒声を吐くのは何年ぶりだろう?
「おい!黙ってねえで、何とか言ってみろよ!」
当たり前だが、怒っている時は、全然楽しくない。
これだから怒るのはいやなんだ。

イライラを抱えたまま過ごしていると、またもイライラな場面に遭遇。
こういうのは連鎖するのだろうか?それとも自分が引き寄せたり、飛び込んだりしているのだろうか?
本当は殴りたいが、三十代も半ばを過ぎ、四十代の背中も見えてきているというのに、人を殴っていたらただの馬鹿である。

「おい!黙ってねえで、何とか言ってみろよ!」本日二度目である。
二度目ともなると、自分自身がアホらしくなってきてしまう。「俺は一体何をやっているんだ?」と思う。

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はあ、もう帰ろ帰ろ。
もう今日は人とは関わりたくない。
帰って音楽聴いたり本を読んだりして過ごそう。

1,2,さぁ~ん,4,5,ろぉ~く,7,8,きゅ~う…
そう呟きながらの帰り道なのであった。

チーズはどこへ消えた  

川を流れる水は、どこまで行くのだろう?
って、そりゃ海だろうよ。うんうん、知っているよ。無教養で阿呆な私でも、そのくらいは知っているぜ。存じ上げておりますぜ旦那。だって、そんなの常識だろ?

…常識って何だ?
常識はいつも正しいのか?
そんな中学2年生的疑問が脳内でシャウト。しかもB'zの「ウ・ル・ト・ラ ソウル♪ ヘイ!!」ってくらいの勢いでシャウトしやがる。

川が実際に海に流れ込むのを見たのか?確かめた事があるのか?

「やってやろうじゃねえか」
私は確かめることにした。

発表します!
確かに川は徐々にその幅を広げつつ、海に流れ込んでいた。
私は人差し指と中指を水面にチョイとつけ、ためらうことなく舐めてみた。しょっぱかった。

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舌に残った塩(潮)味と、砂まみれのスニーカーは、常識の裏付けを雄弁に語り、私は少しだけ賢くなったような気がしたのだった。

めでたしめでたし。
ヘイ!!

haunted days

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