サムライソウル

毎朝目覚めて最初にすることは、ヤカンを火にかけることだ。
そう、コーヒーを飲む為である。

ヤカンに冷蔵庫から取り出したミネラルウォーターを注ぎ…。
ゴメン。嘘だ。ちょっと見栄を張った。

ヤカンの中身は、おもいっきり水道水だ。「冷蔵庫からミネラルウォーター」ってのが、ちょっとかっこよく思えたんだ。ナウなヤングのアーバンでトレンディなライフスタイルって言うの?「カーンチ!セックスしよっ」みたいな。

アーバンでトレンディーな私は、極めてかっこよくトイレでジョボジョボと放尿する。そして目を細め、「今日も一日が始まっちまった…か」と、石田純一ばりに呟いた。年齢のせいだろうか?それとも平成アーバンライフを生き抜く男の宿命だろうか?最近オシッコのキレが悪い。ニヒルに作り笑いをキメてみるが、心の残尿感は拭えず仕舞いだ。

トイレから出て、洗面所で顔を洗い終わると、丁度お湯が湧く。
私はいつものように、深く芳醇な味と香り『ブレンディ』の蓋を開けて、いつものように水切りカゴに裏返したマグカップを手に取り…。

瓶から直接インスタントコーヒーの粉を一振りした時に気付いた。
これマグカップじゃなくて、ゴハン食べる時のお茶碗じゃん!

そして、彦麿呂ばりに「これぞまさに食器のスワッピング・パーティーや!」と叫んだのであった。


しかし、アーバンでトレンディーな私は、これしきのことでは動じない。
こんなアクシデントでいちいちうろたえていたら、平成アーバンライフを乗り切ることなんて出来ないし、男としてそんなんじゃ、きっと惚れた女も守れない…そうだろ?


42.jpgという訳で、「だからどうした」の心意気で、お茶碗にブレンディをバッサバサと投入し、ドボドボとお湯を注いだ。

茶碗でコーヒー。どことなくワイルドだ。そして床にあぐらをかき、グビグビと飲み干した。


その時の私は、きっとサムライばりの凛々しい顔をしていたと思う。
アーバンもトレンディーも知ったこっちゃねえ!
水槽の魚は、サムライの横顔を不思議そうに見つめていた。
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チェリーブラッサム

北海道にもようやく春が来ましたよ!

おもいっきりピンボケちゃったけれど夜桜。

キレイだな~。
桜の花って下向きに咲くんだね。


で、子供の頃のヒット曲なんだけれど、この曲の「日本語ポップス」としての完成度は、かなり高いんじゃないかと!



■YouTube-チェリーブラッサム/松田聖子

ド頭の半音ずつ下がって行くパターン(クリシェって言うの?)と絡み合うストリングスとかさ、マイナーコードからメジャーコードに開けて行く感じとかさ、間奏の無駄の無さとかさ。今聴いてみるとギターが意外とハードなトーンなんだよね。

作曲はチューリップの財津和夫さん。
何ていうか、こう「日本人がグッとくるツボ」みたいなのを、見事に突いている感じです。

telephone fXXker

携帯電話の普及率がどれ程のものかはわからないのだが、気付けば「公衆電話」を何年も利用していない。

具体的なデータはないのだが、街にある電話ボックスは、いつの間にか随分減ったように感じる。テレホンカードは、もう随分前から財布に入っていない。

しかし、公衆電話が街角から完璧に姿を消してしまった訳ではない。ちょっと歩けば、今でも電話ボックスは結構あるものだ。その中に人が入っている光景は、あまり見かけないけれど。

そんな電話ボックスに、何か貼り紙がしてある。

ん?何だコレ?


豊平区西岡に
はなキリン(ネズミ)

ドロボウ=78

告発文めいた文面であるのだが、その意味、伝えたいことがサッパリわからない。しかも「WANTED !」みたいな顔写真は、どう見ても若き日のオードリー・ヘップバーンである。

この状況を、元BOφWY、世界のヒムロック(LA在住)的に言うと---

まだ残るテレフォンボックス 君とのメモリーにサヨナラするゼ
ボルトナットの仕組みで スプリング・サンシャインのジェラシー
マーマレードな恋だから  貼るぜ怪文書
シャイな南風 イタズラなプッシーキャット
季節が君だけを変えるから so…サイコパスな俺
持て余してるフラストレーション オードリーのポートレイト
人の不幸が大好きサ
シャワーを浴びない コロンをつけない 
ウインク出来ない  ニューヨーク
マリオネットなドリーミンにイメージダウンダウンダウン!


というところだろうか。

札幌でも桜がちらほら咲き始めた今日この頃、何と言うか春である。


L.A.M.F./Johnny Thunders & the Heartbreakers

先日、4/23はジョニー・サンダースの命日であった。
1991年のこの日、彼はニューオーリンズのホテルで、薬物とアルコールの過剰摂取により38歳の若さで死んだんだ。その訃報を知った夜、ラジオから流れる『Born to lose』に、「シャレにもならんよね」と思ったものだ。個人的には「ミュージシャンの死」が、とてもリアルに感じられた、最初の夜でもあった。

■YouTube-Born to Lose/Johnny Thunders & the Heartbreakers

good bye

そういや、君とはもう随分長い付き合いになったな。
一緒に過ごした時間が長過ぎて、最初に会った時の事は、すっかり忘れてしまったけれど。
まさかこんな日が来るなんて。
いつも君がそこに居るのが当たり前過ぎて、今は正直ピンとこない。

僕は気分屋だから、君を平気で何日間も1人ぼっちにしたことは何度もある。
それでも君は、いつでも健気だった。
拗ねることなんかなかったし、いつも暖かく僕を受け入れてくれた。

でもな、予兆は感じていたんだ。ちょっと前から。
君がもう限界だってこと。
君の白い肌に、違和感をおぼえたあの夜から。

それでも、僕と君は、いつもと同じように過ごした。
嬉しい時も、悲しい時も、何も感じないフラットな夜も。
近付いてくる「終わり」の足音に耳を塞ぐように。

おしゃべりが苦手な僕は、いつも君に触れることでしか気持ちを伝えられなかったと思うんだけれど…それでも君が僕と一緒に居て、少しでも幸せだったと思ってくれていたら嬉しい。君は信じないかもしれないけれど、僕は君に心から感謝している。

今までありがとう。
そしてお疲れさま。


何年も使っていた小さ目の鍋に穴が開いてしまった。

味噌汁とかスープとか、ちょっと野菜を茹でたり、インスタントラーメンを作ったりする時は、いつもこれだった。

イチョウ・メイデン

並木道を歩いていてさ、よく「この木はこんな名前ですよ」ってプレートが付いていることがあるじゃないですか。

何となく、イチョウの木に付いたプレートが目に止まったんだ。
『Icho, Ginkgo, Maiden Hair Tree』

ほー。イチョウはGinkgoでMaiden Hair Treeなのか。


めいでんヘア?処女の髪?
私の中で『Maiden』という単語は即座に『処女』と訳される。

中学生の時に、イギリスのNWOBHM(New Wave Of British Heavy Metal)ムーヴメントの代表的バンド、アイアン・メイデンの1stアルバム『鋼鉄の処女 - Iron Maiden - 』を聴いた時から、Maiden=処女なのである。1発で憶えた単語なのに、残念ながら英語の試験には1度も出たことがなかった。

イチョウの木の幹をポンポンと叩きながら、どの辺をもって「処女の髪」って名前が付いているのか考えたのだが、サッパリわからない。


道行く女性に声を掛けてみようか?

「ヘイ・ユー!処女かい?ユーは処女なのかい?もしそうなら、ちょっと髪の毛見せてもらえませんか?」

下手すりゃ逮捕されかねないのでやめてみた。

家に帰って検索したら、Maiden Hair Treeの語源は、イチョウの葉の二又分枝の葉脈にあることがわかった。

なるほど、確かに女性の髪の毛を後ろで束ねたようにも見える。
ロマンティックなネーミングだなあ!

ついでにMaidenには『乙女』という意味があることがわかった。
今さらだけれど、憶えておこう。

続・ポリリズム

札幌はここ数日で加速度的な春の訪れ、昼間は普通に暖かい(朝晩はまだまだ寒い)。低音ズンドコなカーステレオ爆音の車も、窓開けっ放しだ。

「僕、こんな音楽聴いてます!」
「俺のセンス、超クールでしょ?」
「やっぱ、ヒップホップとかレゲエ、最高だよね」
「このトラック、バリヤバだよね!こんなかっこいい曲聴いているかっこいい俺とセックスしない?」

窓開けっ放しズンドコ・カーは、きっと様々な思いを乗せて、今日もこの街を、そしてあなたの街を走り抜ける。

ドンドンドンドン
「くりかえす このポリリズム♪」

工工エエエエエ(´Д`)エエエエエ工工

以前、当ブログでも取り上げたPerfumeの『ポリリズム』である。

■YouTube-ポリリズム/Perfume

いや、いいよ。いい曲だと思うよ。
音楽って自由だしさ。
でもさ…もっとほら、こう…他に何かあるじゃん?

例えばさ、(私は別に好きでも嫌いでもないのだが)何年か前に「ドラゴンアッシュ」が大ブレイクした時に、あれをカーステレオでズンドコさせていたナウなヤングがいっぱいいたのだが、その気持ちは、何となくわかるんだ。

「俺は東京生まれヒップホップ育ち 悪そうな奴は大体友達♪」

うん。もう「ブボブボ」言うくらいに低音域をブーストしたくなる楽曲だとも思う。何かさ、短絡的なイメージかもしれないけれど、低音爆裂のカーステレオでズンドコ言ってたら、とりあえず「悪そう」じゃない?

そこにおいて、Perfumeの『ポリリズム』がズンドコなことが衝撃的だったんだ。

「時代が変わってきたのか?それともPerfumeがブレイクしているのか?」と思って、普段全くチャートに疎い私であるが、オリコンのチャートを見たら納得した。単純に商業的に成功している。

オリコン アルバムデイリーランキング

さて、ある1つのフォーマットが商業的に成功すれば、そのフォーマットを拡大(あるいは縮小?)再生産するのが良くも悪くもジャパニーズ・カルチャーであるのだが、検索してみたら早速こんな曲を見つけた。

■YouTube-internet Cupid/Buono!

コンセプト丸パ○リな感は否めないが、ハロー!プロジェクトが巻き返しに必死なのが、痛い程伝わってくる1曲だ。歌詞の世界観、言葉選びといい、マーケティングはピンポイントだなあ。

余談ではあるが、この前アンダーワールドを聴いていたら、これに合わせて『ポリリズム』を歌ってしまった自分発見。ちょっと凹んだ。

■YouTube-Two Months Off/Underworld

バナナの涙

シャワーを浴びて、缶ビールを傾ける至福のひととき。
何となくテレビをつけたら、趣味悠々って番組がやっていてさ。

今夜のテーマは「Nゲージ・レイアウト製作入門 鉄道模型で作る思い出の風景」らしいんだけれど…。

オッサン2人が腹這いなって、鉄道模型と戯れる姿(しかもかなり楽しそう!)は、シュールそのもの。ハイテンションなオッサンの1人が「どこかで見た顔だな」って思ったら、三波豊和さんであった。

ハマると結構奥深そうだぞ!鉄道模型!
街並や駅舎のレイアウトを自分の好きなように決めて、自分で作る。
男の子マインドをビンビン刺激するぜ!

そう、我々男はいくつになっても、この「男の子マインド」を持ち続ける生き物だ。そこにおいて「カスタマイズの自由度」ってのがまた重要なポイントである。

ギターでも車でもバイクでも自転車でもパソコンでもプラモデルでも何でもいいんだけれどさ、のめりこんでカタログ眺めて、パーツを漁って「ああでもない、こうでもない」って試行錯誤するのが、また楽しいのだ。

メーカーが提示したパッケージをそのまま受け入れるのも、それはそれで良いが、「気に入ったモノを、さらに時間かけてちょっとずつ俺色に染めるぜ!」な過程が嫌いな男は多分いない。そこにある程度の不合理が存在してもだ。

自由度が高い分、失敗もあるし無駄遣いも多いと思うが、世の女性達には「全くもう、仕方ないわね」位の大らかな気持ちで見守って頂きたいと、全人類の男性を代表して、強くお願いしたいのである。

■YouTube-バナナの涙/うしろ指さされ組

RADIO! RADIO! RADIO!

夜中に目が覚めてトイレに行ったんだ。
そして、まるで春の小川のせせらぎのように爽やかなmusicを響かせた。

時計を見ると午前3時。
私は冷蔵庫から缶ビールを取り出し、タバコに火をつけた。
音楽が聴きたくなったのだが、CDを選ぶのもめんどくさいので、ラジオをつけた。

暗がりでのリモコン操作。
しかも何故かAMである。
午前3時のAMラジオって…?

スピーカーから聞こえてきた声「オールナイトニッポンエバーグリーン!」

この番組のパーソナリティを務めるのは、初代「オールナイトニッポン」パーソナリティとしてラジオの深夜放送ブームを巻き起こし”アンコー”の愛称で親しまれてきた斉藤安弘氏。

AMなのに、トークは少なめかつ、あくまでジェントリー。
選曲が渋いというか、滅茶苦茶と言うか…。

1. インコンソーラブル/バック・ストリート・ボーイズ
2. ライン/ポルノグラフィティ
3. ロック・イン・アメリカ/ナイトレンジャー
4. 長いつきあい/中山恵美子
5. リロイブラウンは悪い奴/ジムクロウチ
6. 風をあつめて/はっぴーえんど
7. I・G・Y/ドナルドフェイゲン
8. 木綿のハンカチーフ/太田裕美
9. 愛していたい/ハート
10. 夜のストレンジャー/フランクシナトラ
11. 今はもうだれも/アリス
12. フォトグラフ/デフ・レパード
13. DAVID/矢野顕子
14. 雨に歩けば/ジョニー・レイ
15. たそがれの御堂筋/坂本スミ子
16. 愛のおとずれ/アレサ・フランクリン&ジョージ・マイケル
17. 春の風が吹いていたら/よしだたくろう
18. 涙の想い出/ブレッド
19. ペッパー警部/ピンクレディ


基本的に懐かしめのセットリストなのだが、曲が途中でフェードアウトじゃなくて、フルでかかるのが良い。今まで知らなかった「お気に入りの1曲」に出会える可能性大なプログラムである。

夜中に目が覚めたら、迷わずstay tuned!

G線上の

手宮線(てみやせん)は、北海道小樽市の南小樽駅から同市内の手宮駅を結ぶ日本国有鉄道が運営した鉄道路線(貨物線)である。北海道で最初の鉄道開業区間の一部で、石炭や海産物の積み出しで賑わったが、1985年に廃止となった。

Wikipedia-手宮線より

現在、廃線跡のほとんどが保存されている。

レールの上を貨物列車ではなく、猫が通っていた。


■YouTube-G線上のアリア

dark entries

今月号のDOLLの表紙が、大好きなBAUHAUSだった。
79年から80年代前半にかけて活動したポストパンクのバンドである。
解散したかと思えばボーカルを追い出しただけだったり、気紛れに再結成してみたりな変なバンドだ。
ギタリストのダニエル・アッシュのインタビューが掲載されていたのだが、何かもう言いたい放題な感じで、やや複雑な気分になってしまった。

最新作は、最後のアルバムだ。
つまり今度こそ本当に解散である。
オリジナル・アルバムとしては、1983年の『Burning From The Inside』以来の作品だ(企画盤とかライブ盤は、ちょこちょこリリースされている)。

私はこの作品を手に取り-----

そして棚に戻した。

思い入れが強い分、最後のアルバムになる(であろう)事が前提として作られた作品に対峙するのが、どうも怖い。どんな気持ちで聴いたら良いのだか、わからないのだ。極端な例えをすると「別れ話のあとのセックス」みたいな、奇妙な空気を想像してしまうのだ。

それに、21世紀も10年近く過ぎてからリリースされたこの作品。
当たり前だが、その中に自分の中の時系列では80年代で止まったままのBAUHAUSは、きっと居ない。

ほら、よくある話で「同窓会に行ったら、大好きだったあの子がアレレ?な感じで」のような、やり場のない残念感を味わいたくないのだ。


しかし、よく考えたら、私自身『同窓会』に参加したことは一度もない。

久々に、古い友人に会いに行くのも、たまには良いかもしれない。

それが墓場であったとしてもだ。

それを認め、見届けるのが、友人として最後の最後にできる、唯一のことなのかもしれないね。


■YouTube-dark entries/BAUHAUS

適度な強さで握って下さい

PCのパーツなんかが豊富なショップの片隅に「強く主張しない感じで」積まれていたのはコレだ。

『V-Sports』

ん?

アレに良く似ているがアレではない。


2.4GHzのワイヤレスコントローラーを用いてスポーツをはじめとするゲームを楽しむことができるという体感型ゲーム機。特徴はコントローラーにスピーカー機能やバイブレーション機能などが搭載されている点などで、本体には11種類のゲームが内蔵されている。

ますますアレに良く似ているが、決してアレではない。

検索してみると、「V-Sports」は、中国のLetVGOによるゲーム機「Vii威力棒」シリーズ第2段らしい。

■詳しく---アキバ総研


おそるべき中華クオリティ!
大丈夫か?オリンピック!

それにしても「Vii」って!

昔の『こち亀』で、高級外車の偽物を売る自動車ディーラーの話があってさ。
ポルシェじゃなく「ポルシュ」、ベンツではなく「ベンシ」、中でもフェラーリ・テスタロッサを「フュラーリ・テスタオッサンドナイシテマンネン」にしてしまう言語感覚にビビったものだ(今度マンガ喫茶に行ってみようと思う。100巻を超える膨大な量からこの話を探すのが大変そうだが…)。


あとさ、「威力棒」ってネーミングが、またいいね。

ちょっとエッチな感じもして。

ジョー

久々にDVDを観ながらダラダラ過ごそうと思ったら、「旧作80円レンタルキャンペーン」ですよ(いつもは180円)。

「おお、こりゃラッキー」と思ったのだが、店内はやたら混んでいて、「お前ら100円やるから、とっととそこをどきやがれ!」な状態であった。


あれこれDVDを物色していると、背後で「うぅおあぁ~ん?」って声が聞こえたんだ。

振り返ると、反対側の棚の前に立つ1人の男。

何か変なアメコミタッチの犬の絵がバックプリントされた、上下白のジャージを上品に着こなし(こういうの、どこで売っているんだろう?)、まだ少し肌寒いこの季節に、早くもサンダル履き。左手にロレックスっぽい時計、右手には「どこのギャングスター・ラッパーだよ?」って位のゴツいゴールドのブレスレット。安物の香水のニオイがプンプンするぜ!かっこいい~!

彼は『仁侠』とか『その手のVシネマ』のDVDが並んだ棚の前で、「うぅおあぁ~ん?」って、謎のうめき声を発していた。そして、連れていた「ちょっと!それどうしちゃったの?」って位に痛んでバッサバサなウンコ色の髪の女にこう言ったんだ。

「ジョーがねえよ!ふざけんなよ!」

怪傑ライオン丸みたいな髪の女は「ねえもんはねえんだよ、仕方ねえじゃん」と、『毎度お騒がせします』出演時の中山美穂ばりの言い回しであった。

私は「ジョーって一体なんだろう?」と、気になって仕方なかった。
オダギリ?じゃねえよな。
明日の?ならアニメコーナーだろうし。
奇妙な冒険?ありゃジョーじゃなくてジョジョだ。

しかし、この手の「893っぽいが本物の893じゃない」カテゴリの人々を執拗に観察すると、もれなく「あん?何見てんだコラ!」と、Be-bop High Schoolばりの台詞を吐かれてしまい、最悪「オメー愛徳のモンだな?城東のボンタン狩りじゃ~!」とか言われてしまう危険性もあるので、私は早々にその場を離れた。いくら興味があったとしても、撤退するのも1つの勇気であり、それがベストで賢い選択な場合も、世の中には往々にしてあるものだ。

私はDVDを3枚借りて会計を済ませ、その足でスーパーに向かった。
精肉コーナーで「上ロースか…美味しそうだけれど、こりゃ高くて買えないな~」と呟いた時にふと思った。

彼が言っていたのは、「ジョー」じゃなくて、上巻下巻の「上」なんじゃないかと。


千原兄弟コントライブ「15弱」

独特のキレのあるコントに定評のある千原兄弟が、2006年7月21日から23日までの3日間、紀伊國屋サザンシアターで行った単独ライブ「15弱」の模様を収録。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)

これから観ます!

ダップン★ミュージック

突然だが、私は毎日ウンコを出産する。
時に早産、時に難産、未熟児なこともあれば、双児の時もある。

元気で可愛い我が子「ウン子ちゃん」の姿を皆様にもお見せしたいのは山々だが、我が子「ウン子ちゃん」の画像をアップロードすれば、このブログのアカウントは一発で凍結されてしまう恐れがあるので、残念ながらお見せすることはできない。

そう、私は毎日ウンコを出産する。
毎日だ。コンスタントにだ。
全盛期の小室哲哉が楽曲を発表するペースと比べても、遜色がない生産効率だ。まさに私こそが真のTRF(トイレで連日フィーバー)であると言えよう。

さて、中古CD屋の「その他」のコーナーで、見つけた1枚がコレだ。

「便秘」

「α波でリラックス」とか、「ネイチャーサウンド~快眠」みたいなCDの中に、ひときわインパクトがあるこのタイトル「便秘」。

なんたる直球勝負。今シーズンのダルビッシュばりの強気のピッチングである。

「TRF」な私にとって、便秘の苦しみはきっと想像以上のものであろう。
便秘で苦しむ人々に心からエールを送りつつも、気になったのがこのアルバムの収録曲。
私は「便秘」を手にとり、裏返してチェックした。

■歌劇ジョコンダより「時の踊り」
■交響詩我が祖国より「モルダウ」
■パッフェルバルのカノン ニ長調


などなど。

どうやら「リラックスして便通を促進」という方向性の選曲であることが伺えるが、この選曲には若干異を唱えたい。

故・桂枝雀師匠の持論に「笑いは緊張と緩和や」という言葉があるが、これはウン子ちゃん出産にも当てはまるのではないだろうか?

つまり、緩和しっ放しじゃダメなのである。
緩和の前に緊張あってこそなのだ。
最後にモノを言うのは、きっと腹筋とか肛門括約筋の瞬発力だ。
「緊張と緩和」このメリハリだ。言い換えれば「ハッとしてグー!」な感じである。

ところで、このCDを売り飛ばした人は、もう便秘は解消されたから、これを売ったのだろうか?それとも、このCDの効果なく、相変わらず便秘に悩まされているのだろうか?

そんな事を思いながら、「便秘」を棚の元の場所に戻したのだった。

在庫管理

前々から気になっていた、「薬とか入れている引き出し」を整理したんですよ。

幸いなことに、これといった持病はない。
よって、薬の類いをストックする必要はあまりないはずだ。
なのに、この「薬とか入れている引き出し」は、何故こんなにもパンパンなのだろうか?

そしたらまあ、出てくる出てくる。

「平成15年」って書いてある、内科で処方してもらった薬のあまり。
「平成16年」って書いてある、内科で処方してもらった薬のあまり。
「平成17年」って書いてある、内科で処方してもらった薬のあまり。
「平成18年」って書いてある、内科で処方してもらった薬のあまり。
「平成19年」って書いてある、内科で処方してもらった薬のあまり。

アホかと。
最低1度はオリンピックとワールドカップが開催できる。

あとはとっくに期限切れの「パブロン」とか、パッケージが色褪せた「トローチ」とか、やたらかさ張る大量のガーゼとか包帯、包帯を固定するネットみたいなやつとか、すっかり無臭になった湿布薬。

消費期限が過ぎたものと、変色した包帯類をゴミ箱にブチ込んだ。

明らかに在庫過多なのが「絆創膏(ばんそうこう)」。
普段から絆創膏を持ち歩いていれば良いのだろうが、大抵出先で何らかのアクシデントで切り傷を作ってしまい、その度に100円ショップで1箱買ってしまう。それを使い切らないうちに、また1箱買ってしまう。物凄い「絆創膏スパイラル」である。これだけの在庫なら、向こう1年は余裕で切り傷作り放題だ!

一番驚いたのは「眼帯」が3つあったことだ。
どれだけ頑張っても、眼帯は一度に2つ装着が精一杯だ。
しかしダブル眼帯は、おそらく集中治療室レベルだ。

「えーと、予備で。汚れた時の洗濯用で…」
私は眼帯を1つ捨てた。


引き出しは、幾分スッキリした。




ギタリストを殺さないで/bloodthirsty butchers

「眼帯つながり」ってことで。

ジャケットのアートワークは奈良美智。
いつ見ても特徴的な絵ですね。

サイコ

濃紺
「假屋崎くんさあ、サイボーグ009のDVD持ってない?平成リメイク版じゃなくて、子供の頃見ていた昭和50年代のやつ」

假屋崎
「あ~、残念ながら持っていないです」

濃紺
「そうか…近所のレンタル屋でさ、ずっと“1”がレンタル中で、借りるに借りられないのさ」

假屋崎
「僕も結構好きでしたよ、009。主題歌もカッコイイんですよね」

濃紺
「うん、あれは昭和アニメ史上最高にカッコいいイントロだよな!」

■YouTube-サイボーグ009 OP

假屋崎
「しかし…009とはシブいチョイスですね」

濃紺
「正直あまり憶えていないんだけれどさ、サイキック集団が葛藤しつつも巨悪に立ち向かう…みたいなストーリーがいいじゃない」

假屋崎
「サイキックが悪にねえ…あっ!YouTubeにアレがありましたよ!」

濃紺
「アレって何だよ?」

假屋崎
「えへへ、今はまだ内緒ですよ!何つうかね、超サイキック・アクションですよ!家に帰ったらURLをメールしますから、その時までのお楽しみ~ぐふふふへへ」

その時の假屋崎くんは、かなり『企んでいる』笑い方であった。
帰宅してoutlookを開いた。
おお、メールがもう来てる。
假屋崎くんオススメの超サイキック・アクションとは何だろう?

■YouTube-オウム真理教 布教アニメ【超越世界】

これは…サイキック?なのか?

キム値

久々にキムチが食べたくなったので、帰りにスーパーに寄ったんですよ。

私がいつも購入するのはコレ。

『スーパー極上キムチ』だ。


08-04-07_20-02.jpgで、ふと隣を見たら、こんなのがあるんですよ。


『スーパー極上キムチ 中辛』


常々「キムチは辛くあれ」と思っている。
ついでに「杉本彩はエロスであれ」と思っている。

自慢じゃないが、私は「辛さの中にある繊細な~」みたいな味覚を感じることができないバカ舌の持ち主である。

つまり、私にとって重要なのは、『スーパー極上キムチ』と『スーパー極上キムチ 中辛』は、どっちが辛いんだ?ってことである。

私がキムチに求めるのは、まず何よりも「辛さ」なんだ。

元々辛くて当たり前なキムチを『中辛』ってバリエーション展開。
基準はどこなんだ?座標にした時に0(ゼロ)ってどこなんだ?
第一『中辛』って何だよ?その中途半端な感じ。

だからさ、辛さにおいてはもっと分かりやすくキムチ・バリエーションは展開するべきだと思うんだ。

『キムチ』
『もっと辛いキムチ』
『もっともっと辛いキムチ』
『辛過ぎるだろこのキムチ』
『もはや兵器みたいなキムチ』

こんな感じだ。

 さて、右手に『スーパー極上キムチ』、左手に『スーパー極上キムチ 中辛』を持って、しばらく悩んでいたのだが、よく見ると『スーパー極上キムチ 中辛』のパッケージには「従来のスーパー極上キムチの約1.5倍のカプサイシン」と書いてあった。

私が求めているのはこっちである。
やや釈然としない気持ちで、『スーパー極上キムチ 中辛』をカゴに入れたのであった。


■YouTube-フリンフォン



At Worst.../THE BEST OF BOY GEORGE AND CULTURE CLUB

カルチャークラブとソロ時代のベスト盤。
見た目のインパクトが取り沙汰されがちなんだけれど、楽曲の方はちょっと捻れた良質のブルーアイド・ソウルだったりね。

しかし「さいあく!」って邦題は、意味合い的にどうなのかな?

元気でちゅう

日曜日のショッピングセンター。

「ポケモンショー」は子供達に大人気なんだけれど、その大きさの設定上、ピカチュウの「中の人」は、よっぽど小柄じゃない限り、常に中腰な訳で。


うわあ、コレ絶対に腰痛いって!
子供の夢って大変だ。


ビッグ・マグナム黒岩先生

文部省から拳銃所持を認められた教師「黒岩先生」を演じるのは勿論この人「横山やすし」。
台詞は基本的に棒読みなのが、若干気になるけれど…

マグナム44をブッぱなすやっさん。
不良軍団をボッコボコにするやっさん。
エンドロールでは、何故かセスナに乗っているやっさん。

ジャンル

假屋崎くんと一緒にブックオフに行った時の話だ。
私はCDコーナーを。假屋崎くんは漫画とゲームをチェックする。
嗜好や対象となる物は違うが、やっていることはほとんど同じだ。

假屋崎
「いや~、今日は収穫なしですよ。濃紺さんは?何かいいもの見つけた?」

濃紺
「んー…コレねえ、ちょっと良さげなんだけれどね、ちょっと前のミクスチャーとかニューメタルじゃなくてさ、もっとこうエモっぽいっつーか、むしろスクリーモでもいいんだけれど…」

假屋崎
「は?何言ってるんだか全然わかりませんよ!」

濃紺
「あー、悪い悪い」

假屋崎
「前々から言おうと思っていたんですけれどね、音楽のジャンルって細分化し過ぎていませんか?僕なんていまだにハードロックとヘヴィーメタルの違いがよくわかりませんよ」

濃紺
「明確な線引きはないけれどさ」

假屋崎
「僕もたまに激しい音楽が聴きたいって思うんですけれどね、ジャンルが多過ぎて何から聴いたらいいんだかサッパリわからない」

なるほど、假屋崎くんの言い分はもっともだ。

濃紺
「じゃあさ、まずはブラック・サバスから聴いてみたら?」

■YouTube-Paranoid/Black Sabbath

假屋崎
「うーん、いいんだけれど、ちょっと古臭く感じちゃいますねえ…もっとスピード感があってメロディーもわかりやすくて現代的なのないの?」

濃紺
「そういうのは俺はあまり詳しくないんだけれどさ…假屋崎くんが求めているのはこんなのか?」

■YouTube-Through the fire and flames/DragonForce

假屋崎
「おお!いいですね~RPGの戦闘の時の曲みたいでカッコイイ!こういうのって何てジャンルなの?」

濃紺
「メロディック・スピード・メタル…だな。“メロスピ”って略されることが多いな」

假屋崎
「“メロスピ”かあ。僕が探していたのは“メロスピ”ってジャンルだったんだなあ」

濃紺
「ところで假屋崎くんが大好きなエロエロゲームにも、ジャンルってあるの?」

假屋崎
「当然ですよ!まあ最近じゃエロゲ業界もジャンルの細分化が激しいですけれどね」

濃紺
「へえ、どんなの?」

假屋崎
「最近良かったのはねえ、“看護学校青春アドベンチャー”でしょ、“人妻らぶらぶ系”でしょ、あとは“学園凌辱ミステリーAVG”とか、変わり種だと“幼馴染寝取られAVG”とか…」

濃紺
「もういいもういい!全然わかんねえよ!」

どんな世界でも、そのシーンが成熟すると、ジャンルは細分化するようである。

しかし“幼馴染寝取られ~”って、一体どんなシチュエーションなんだよ。

さくら

雑誌を買うことってほとんどないんだけれど、(北海道の)桜の季節が待ちきれずに、思わず買ってしまった。

毎日の暮らしの中で「明日が来るのは当たり前だ」と思いがちなのだが、よく考えたらそれって全然根拠なくてさ。

そう考えると、桜が咲いている風景って、とても愛しく思えるんだ。


本屋さんに行く機会があれば、是非立ち読んでみて頂きたい。
凄くキレイな写真が沢山載っているんじゃ。

じゃあの。

Sunny

1991年4月4日。

私は友人が運転する車で仙台空港に向かっていた。
一年間の浪人生活を経て、何故か縁もゆかりもない札幌の大学に進学することになったからである。

前夜国分町で呑めない酒をしこたま呑んだ私を含めた4人は、二日酔いでの具合いの悪さもあり、とにかく無口だった。車の中には、音楽とタバコの煙しかなかった。

見慣れた街並とも、楽しい時も辛い時も一緒だった友達とも暫くお別れだ。

「今度会う時は…夏休みだな」

「おお、そんじゃまたな」

僕達は、いつものように別れた。


地下鉄の駅を降りて、地図を頼りに歩く。
まだところどころ雪が残っており、「うわあ、こりゃエライ所に来ちゃったなあ」と思ったのを憶えている。桜どころか雪である。

アパートについたのは、もう夕方近かった。
6帖のワンルーム、家賃2万5千円。
壁はペラペラで、右隣の部屋からは大音量でボビー・ブラウン。左隣の部屋からは激しいセックス。向かいの部屋からは中国人の留学生同士が言い争う声が聞こえる。

「う~ん、こりゃとっととバイトして金ためて引っ越さねえとな」

とはいえ、記念すべき1人暮らしの第1日目である。
コンビニで買った幕の内弁当と缶ビールで、ささやかな引っ越しの宴。
「明日からは、なるべく自炊しないとな」
一月の食費がどれくらいかかるのか全くわからないので、弁当も缶ビールも、とても贅沢なものに感じた。


期待と不安をグシャグシャにシェイクした複雑な気分で、部屋に運ばれた荷物を整理する。
6帖の部屋は、あっという間にモノの置き場がなくなった。
真新しい冷蔵庫と電子レンジ、おもちゃみたいな棚の上には小さい炊飯器。
洗濯機は持っていない。第一置き場がない。
「明日にでもコインランドリーを探さないとな」
ユニットバスの残り湯で、着ていたTシャツと下着を洗った。

ある程度部屋は片付いた。
モノの配置は追々修正するとして、とりあえず「俺の城」完成である。

実家から持ってきたミニコンポに電源を入れて、空港で友達に貰ったカセットテープをかけた。車の中でかけていたテープを「あ、これ持ってけよ」と手渡されたモノである。

いつもはドカドカうるさい音楽を好んで聴いていた僕達であるが、T君選曲のそのテープが、わりと「しっとり目」な曲で構成されている事に気付いた。車の中では全く気付かなかったのに。

希望に満ち溢れているはずの1人暮らしの第1日目の夜のはずなのに。
家族の存在を気にせず、堂々とAVなんか見られる夜なのに。

狭い部屋に流れるBobby Hebbの歌声は胸を締め付けた。
「随分遠くに来ちゃったな…今日から1人なんだな」
そう思うと急に寂しくなって、鼻の奥の方がツーンとなった。

あれから十何度目かの4月4日だが、今でもこの曲を聴く度に、その時の「不安はいっぱいあるけれど、まあ明日からボチボチ頑張るか」って気持ちを思い出す。

私の思い出話はともかく、かなりの名曲だから時間がある人は聴いてみてね。

■YouTube-Sunny/Bobby Hebb

コストパフォーマンス

6.jpg使っているヘッドフォンが断線気味なので、電器屋さんであれこれ装着してみたんですよ。

で、つけ心地とか音の感じで「おお!これだあ!」と思ったら5万円ですよ。

「高いモノは良い」とは限らないのだが、「良いモノは高い」って公式は成り立つのかもしれない。


価値観は様々なのだが、私の場合ヘッドフォンに5万円出す情熱はない。
だって5万円ですよ!ごまんえん!

それならプレステ3とメタルギア4同梱パックを買うね。
これで大体5万円だ。
PS3ってブルーレイディスク対応でしょ?
これでYAZAWA的にもOKだ。

それかwiiを買うね。wii-fitも買って、最近かなりいい感じでグラマラスになったお腹まわりのシェイプアップに勤しむね!

で、シェイプアップした分、「もういらん!」ってくらい心おきなく肉を食うね。こってりラーメンも食うね。ピザを一気に5枚程デリバリーだね。

さて、5万円のヘッドフォンをあっさり諦めて、薄っぺらな私の財布にも優しい感じの現実的な価格帯のヘッドフォンを物色していた時に、目に止ったPOPはコレだ。

「どれにする?あなたのモテ耳」

…モテ耳って。

オーディオテクニカって、割りと硬派なブランドイメージだったんだけれどな。



ロッズ&モッカーズ/SNUFF

Green Day以降に規格品的に大量生産/消費されたメロディックなパンクロックにイマイチ食指が動かなかったのは、多分SNUFFが好きだったからだと思う。

これはカバー中心の2ndで、中でもサイモン&ガーファンクルの『冬の散歩道(hazy shade of winter)』の哀愁メロディーとスピーディーさは最高。11曲入って収録時間が17分って短さも潔い。


SNUFFは日本の曲も積極的にカバーしていて、このアルバムには入っていないんだけれど、こんな曲もやっちゃったり。
■YouTube-アンパンマンOP/SNUFF
■YouTube-にんげんっていいな/SNUFF

Unknown Pleasures

やあ、4月だね。
全世界的にエイプリルだね。

1日ってことで、帰りに映画でも観ようと思っていたのだが、ちょっと前から気になっていた映画『CONTROL』の札幌での公開は4月下旬ということで、残念ながら久々の映画館はおあずけとなってしまった。


この映画は70年代末のポストパンクのバンド『ジョイ・ディヴィジョン』のボーカリスト、故イアン・カーティスを描いた映画だ。


1980年5月18日、全米ツアー出発の朝にイアン・カーティスは自宅で首を吊り、23年という短い人生に自ら終止符を打った。
バンドの終わり方には様々なケースがあるが、何と言う悲しい幕切れだろう。残されたメンバーは紆余曲折の末『NewOrder』として活動を再開する。

個人的には『ジョイ・ディヴィジョン』より『New Order』の方に思い入れが強いのだが、もしもイアン・カーティスが生きていれば、New Orderの楽曲は生まれなかったのかもしれないと思うと、かなり複雑な気分だ。


どう考えても、観た後にハッピーな気分になれるとは思えない鬱映画なのだが、映画を通じてイアン・カーティスがどのように描かれているか興味があるので、体調が良くて気持ちに余裕がある時に映画館に足を運んでみようと思う。

ほら、鬱映画と自分の精神的BADのシンクロ率が400%を超えてしまうと、かなり危険なので(*濃紺データバンク調べ)、この手の映画を観る時は、皆様も十分気を付けて戴きたい。

■YouTube-Control-予告編

■YouTube-Atmosphere/Joy Division

■YouTube-Love will tear us apart/Joy Division

これ歌ってる時、どんな気持ちなんだろうなあ…
■YouTube-Love will tear us apart/New Order

6+6>12

タワレコのモニタに垂れ流しのライブ映像に釘付けになってしまった。

Rodrigo y Gabriela(ロドリーゴ・イ・ガブリエーラと読みます)。
男女2人のギターデュオだ。

私は「テクニックがあれば、それは素晴らしい音楽だ」とは思っていない。例えば、どれだけ指が速く動くかとか、そういうところで音楽を捉えていない。

勿論、技術はないよりあった方が良いし、それだけ表現の幅は広がると思うのだが、本質はきっともっと別の次元にあると考える。そこが音楽の面白いところでもあると思っている。

それを踏まえた上でだ。
このギターデュオはテクニックも凄いのだが、それ以上にギター2本だけでこのグルーヴ!どれだけエモーショナル!ってところにガツンとやられた訳だ。

■YouTube-Diablo Rojo /Rodrigo y Gabriela


久し振りに試聴コーナーで「何じゃこりゃ?!」と声が出た。

うん、スゲーよ。何だかスゲーよ。
そして、こういう驚きって、何か気持ち良いなあ。

ちなみにLed Zeppelinのあの曲を、彼等がカバーするとこんな感じ。
■YouTube-Stairway to Heaven /Rodrigo y Gabriela


haunted days

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濃紺

Author:濃紺
◆1971年生まれ。廃人寸前からサラリーマンへ奇跡の転身。 音楽好き。愛すべき80年代カルチャーを礎に、現在を生き未来を感じたい。東京→仙台→札幌→福岡。

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