同じ夜

「おしゃまんべ」
昭和を代表する喜劇俳優の1人、故・由利 徹さんのギャグだ。
ギャグと言っても、「おしゃまんべ=長万部」は、ただの地名である。

しかし地名に独特の抑揚をつけただけで、何かよくわからないけれど面白くなってしまうって手法は盲点でありマジックだ。そこに由利 徹さんの天才ぶりを感じとることができる。

「お↑しゃまんべ↓…お↑しゃまんべ↓…」
繰り返していたら無性に長万部に行ってみたくなった。

JRに乗り、札幌から小樽経由で約5時間。
私は長万部の地に立っていた。

来てみたものの、この街に何があるのかはよく知らない。
とりあえず、閑散とした駅前で一服しつつ、「お↑しゃまんべ↓」と呟いてみた。風は少し強いが、降り注ぐ陽の光は春そのものである。

腹が減ったので、長万部名物の「かにめし」を買う。
購入した「かにめし弁当」は、札幌市中心部にあるデパートでも買えるのだが、やはり現地で作りたてを食べるのが、きっと一番美味しいはずだ。

「かにめし弁当」を食べながら缶ビールを飲み干すと、すっかりやることがなくなってしまった私は、日曜日なのに人通りもあまりない長万部の街を闇雲に歩いた。

「この街のメインストリート、わずか数百メートル…」そう熱く歌っていたのは、世界のハマショーこと浜田省吾である(■YouTube-MONEY/浜田省吾)。

いつのまにか無意識にこの歌を口ずさんでいた。
今度この街に来る機会があれば、頭にバンダナを巻き、袖をカットしたGジャンを着てこようと思った。西部警察の大門軍団でお馴染み、レイバンのタレ目なサングラスも外せないアイテムだろう。

例えば私が二十歳そこそこの若者で、ここに暮らしていたならば、この街は退屈な街と感じたかもしれないが、日曜日のこの街が醸し出すのんびりした空気は、なかなか心地良いものだった。

どこの街にも当たり前に人々の暮らしがあって---どこからか漂ってくる晩御飯の支度の匂いとか、誰もいない小学校の校庭とか、犬の散歩のおじいさんとか。

今ここに自分が居るのが少しだけ不思議に感じた。
古びた団地の脇、小さな公園のベンチに腰掛けて、携帯電話でテレビを見ると、当たり前にサザエさんが映っていた。

帰る頃にはすっかり日が暮れていた。


車窓から遠ざかる街の灯を眺めながら、最後にもう一度だけ「お↑しゃまんべ↓」と呟いた。
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企画物AV

いつのまにか、ここ北海道のお土産シーンでは「まりもっこり」が幅をきかせている。

個人的には「かわいい」とも「面白い」とも何とも思わないので、人の感受性ってのは本当に様々なんだなあと思う。

HMVにCDをチェックしに行ったら、試聴機にこんな曲が入っていた。

こりこりまりもっこり

「こりこり…って?」

私はヘッドフォンをつけて、playボタンを押した。

そして、(私にしては珍しく)1分も聴き続けることが出来ずに、静かにヘッドフォンを置いた。


■YouTube-こりこりまりもっこり

人の感受性ってのは本当に様々である。
勿論この曲で笑顔になる人もいるだろうし、生きる希望を得る人すらいるのかもしれない。

しかし、私は少しだけこの街が嫌いになった。

国歌独唱

大阪市の中学校で、「教員指示か 卒業生、国歌斉唱起立せず」ということがあったそうだ。
■詳しく-Yahooニュース

私は右も左も特別な思想も何もないのだが、自分の国の歌をこういう場所で歌えない(?)という事実があることを、単純に少し寂しく思う。

そりゃまあ、いろいろな考え方があるのだろう。
やはり、その歌詞が問題なのだろうか?

そこで私は考えた。
そして天才的なアイデアが閃(ひらめ)いた。
タモリ倶楽部の「空耳アワー」が大好きな私が、新たに考えた歌詞はコレだ。
さあ、皆様にはいつものメロディーで歌って頂きたい。
レッツ・ゴー・KOKKA!

kill me ,girl and your own one.
till your need
watching your need
southern rain
it's she knows.
we all want to know regret.
call, care now.
move through my days.


Doですか?
文法的には怪しいところもあるが、なかなか素敵な仕上がりだ。
ちなみにこれを翻訳ソフトにブチ込むと、こんな日本語訳になって帰ってきた。

私、少女、およびあなた自身の1つを殺してください。
あなたの必要性まで
あなたの必要性を見ます。
南雨
彼女が知っているということです。
皆、後悔を知りたいと思います。
電話をしてください、そして、今、気にかけてください。
私の数日を通して動いてください。


これは…?
構想5分のわりには、意外と文学的な香りがするかもしれない。


■YouTube-Japanese National Anthem
久々に見たけれど、これは何度見ても凄いなあ。

回帰線

「行儀良く真面目なんて出来やしなかった」または「夜の校舎窓ガラス壊してまわった」皆さんこんばんは。濃紺です。

桜の便りもちらほら聞こえてきた今日この頃、気付けば3月も終盤だ。

3月と言えば、そう、卒業のシーズンである。
世の中にはいろいろな卒業があるが、誰の胸にも思い出深いのは、やはり学生時代の卒業式であろう。

子供でも大人でもない微妙な年頃、いつのまにかあの頃漠然と仮想敵として認識していた「大人達」の年齢(もしくはそれ以上)になっていた。

十代の頃に憧れ思い描いていた自由は、実際大人になってみるとそんなに楽しいことばかりもなく、またその頃は全力で立ち向かっていた様々な問題は、今になってみると、ラーメンを食べた後に歯に挟まったネギくらい小さい事のように思える。それでも当時は、それが自分の全てであったのかもしれないけれど。

もうすっかり落ち着いたのだが、先日まで札幌の街は、いたる所で雪どけ水の大洪水だった。

別れの季節でもあり、新たな出会いの季節でもある。

制服の女子高生が、大きな水たまりを飛び越えるのを見て、春特有の理由なきワクワク感を感じたのであった。



■YouTube-卒業/尾崎豊
■YouTube-じゃあね/おニャン子クラブ
■YouTube-微笑がえし/キャンディーズ

4'33"

ジョン・ケージという人物を御存知だろうか?

ロックでもジャズでもクラシックでもなく、強いてカテゴライズすれば「現代音楽」の作曲家である。

有名なのは「静寂のみ」で構築された『4分33秒』という曲だ(これを曲と言って良いのかは微妙なところではあるのだが)。

■YouTube-John Cage "4'33"

権威主義に真っ向から反発した方法論のコレを初めて聴いた(?)時は、それはそれはブッ飛んだものだ。「ええええ?こういうアプローチってアリなの?!」と。

現代音楽の範疇を余裕で飛び越え、寧ろそのアティチュードはパンクですらあった。


高橋アキさんというピアニストが、ジョン・ケージの楽曲に挑戦していて、このアルバムでは「ピアノの白鍵のみ」を使用して、とても不思議な空間を作りあげている。

上手く説明できないが、最早音楽という範囲を超えてしまったトータルでのアートのような気さえする。

カタチがないからこそ、音楽って面白いんだなあと再認識した今日この頃であります。

Love Machine

横断歩道の手前に立って、信号が変わるのを待っていたら、後ろからズンドコズンドコという爆音のビートが近付いてきた。

勿論ドリフでもなければ、氷川きよしでもない。

ズンドコの主は、停止線を大幅にオーバーして停車した赤いワゴンR。
ハリボテみたいなエアロは、ガンダムに出てくるモビルスーツのようだ!



私は「シャアか?」と呟いた。

シャア専用ワゴンRのダッシュボード上やルームミラー周辺はお花畑のようだが、どうやらお花屋さんではなさそうだ。

極限まで低音をブーストしたスンドコな曲は、モーニング娘の『LOVEマシーン』であった。

■YouTube-LOVEマシーン/モーニング娘

私は「こいつ…やるじゃん!」と思った。
そしてしみじみ「春だなあ」と思った。

検索してみると、この曲は1999年の発表。
オリコンシングルチャートで3週連続1位、売上枚数も165万枚という大ヒット曲で、その数字からも「10年ひと昔」を存分に感じることができた。

メンバーの入れ替わりも激しかった『モーニング娘。』であるが、そういえば現在のメンバーの顔や名前が1人もわからないので、ハロー!プロジェクト公式サイトにアクセスしてみた。

TOPページから漂うこの雰囲気。
キャバクラのページかと思った。

のら犬にさえなれない

これも時代の流れだから仕方ないんだけれど、タバコが吸える場所を探してウロついた。

札幌市中心部の屋外は、全面的に喫煙制限区域だ。

いちいちコーヒースタンドに立ち寄るのも馬鹿馬鹿しいから、重たいブーツを引きずって歩き回った。

辿り着いたデパートの喫煙所。
やけに座り心地の良いソファ。

ケツが痛い位の安っぽい椅子で十分なんだけれどな。

マナーと携帯灰皿は常に持ち歩きつつ、でもtaspoは作らないよ(いい加減に電子マネーは統一されるべきだと思う)。



GATEWAY/HARRY

スライダーズ時代の楽曲を、アコギでセルフカバー。

目の前で見たハリーさんは、凄い存在感だった。

■YouTube-のら犬にさえなれない/The Street Sliders

stage clear

假屋崎
「昨日からずっと僕の頭の中で渦巻いている曲があって…でもそれが何の曲だったか、思い出せないんですよ」

濃紺
「ああ、そういう事ってたまにあるよな。何か気持ち悪いんだよね。で、どんな曲?」

假屋崎
「じゃ、ちょっと歌ってみますね…じゃーじゃーじゃーじゃじゃじゃ じゃーじゃーじゃーーじゃじゃじゃ♪」

濃紺
「おい、ちょっと待て!何それ?歌詞が“じゃーじゃーじゃー”なの?」

假屋崎
「いや、これは歌詞じゃなくて、途中のピアノ?っぽい音」

濃紺
「歌はない曲なの?所謂インスト」

假屋崎
「えーとね、歌っていうかね、最後の方で女の人が英語で何か言っていたような」

濃紺
「全然わかんねえよ。もうちょいヒントないの?」

假屋崎
「何かリズムはずっと同じようなくり返しでね“ドンチードンチー”って」

リズムがドンチーのくり返しで、ピアノっぽい音でじゃーじゃーじゃーじゃじゃじゃ。

何だそりゃ?
ん?それって典型的なハウスビートなんじゃないのか?
しかし、「アニメ大好き!」な假屋崎くんが、テクノやハウスを聴いてきたとは考えにくい。いやいや、最近のアニメソングはあなどれないし…。

濃紺
「もしかしてジュリアナ東京?」

假屋崎
「ん~、雰囲気は似ていないこともないんだけれど、違うんですよね」

その後「あれか?」「違います」「これか?」「違うなあ」というやりとりを何度もした後に、假屋崎くんは「そうそう!それですよ!」と叫んだ。

■YouTube-beatmania - 20, november(single mix)

それは懐かしの音ゲー『ビートマニア』の1曲であった。technoの目覚め、原体験がゲームって世代のミュージシャンは、実は結構な数居るのかも知れない。若い世代なら尚更だ。


余談ではあるが、これって難しかったよね。
最後の連打のところなんか、もうアホかと。
■YouTube-beatmania 2ndMIX - SKA a go go

ちなみにこのゲームの中で私が一番好きだったのはこの曲だった。
■YouTube- La Bossanova de Fabienne

shakable

40.jpgあるジャーナリストの方とお話をさせていただく機会に恵まれた。

「いや~、最近気付いたんだけれど、“真実”って常に1つじゃないんじゃないかな?」

深いぜ、深すぎるぜ。
何も言えないぜ。



■YouTube-釈迦/筋肉少女帯

抑圧

うっかり足を踏み入れたら、有り金を全部巻き上げられた上に、レイプされてもおかしくない雰囲気。

日常の中の危険は、どこに潜んでいるかわからないから気をつけろ!


Total Chaos/Chaos UK

こういうのは理屈じゃないでしょ。

■YouTube-No Security/Chaos UK

We Are The World

朝晩はまだまだ冷え込むものの、昼間は随分暖かくなり、私はそれだけでうっかり少しだけ穏やかな気分になってしまい、コンビニでサンドイッチとタバコと缶コーヒーを買ったお釣を、気紛れにレジの横の募金箱に入れた。たかが数十円ではあるのだが。

「そんなの偽善じゃん」「自己満足じゃん」「しかもそれをブログに書くなんて…超カッコつけじゃん」そんな考え方もあると思うが、そんなのI don't careである。声を大にして「うるせー馬鹿」と言いたい気持ちも少しはあるが、I don't careなので言い返さない。

誰もいない小さな公園のベンチに腰掛けて、サンドイッチを食べて缶コーヒーを飲んだ。ゆっくりと傾きかけた太陽を眺めつつ、タバコを吸いながら「We are the world」を鼻歌った。

この曲が発表されたのは、1984年のこと。
私は洋楽を聴き始めた中学2年生で、その豪華な面子は、まるで子供の頃に見た『プロ野球オールスターゲーム』とか『東映まんがまつり』とか、手塚治虫の『海底超特急マリンエクスプレス』ばりのワクワク感であった。

「しない善よりする偽善」という言葉を信じている。
仮に、そこにある程度の中間搾取があったとしてもだ。

ところで私は元々身体が丈夫な方でもないので、正直この年齢まで生きられると思っていなかった時期もあった。

30代も半ばを過ぎ、自分をとりまく色々なものや人に感謝しつつ、(自分の出来る範囲内で)そろそろ少しは世の中の何かにお返しをしたいと思い始めた春である。

自分に言い聞かせるように、We are the worldのサビは何度もリフレインした。

■YouTube-USA For Africa - We Are The World

この曲で一番カッコイイのはシンディー・ローパーのところで(レイ・チャールズとスティービー・ワンダーは別格ね)、あとライオネル・リッチー(冒頭のヒゲの人)は、とにかくチ○コがでかそうだ!

まわれ右

世の中に「絵かき歌」がどれほどあるかはわからないのだが、そのうちのかなりの数が「ひっくり返す」ことを前提に作られているんじゃないかな。




■YouTube-オバケのQ太郎 OP and ED


遮断/lloy

2008年版、最新のカオスとデカダンスの同居。

最速ディナー

物凄く疲れていて、何もかもがめんどくさい時だって、容赦なく腹は減る。

そんな時私は、生卵をごはんにぶっかける。
そして食後に野菜ジュース。

虚しい食事と言うことなかれ。

これはこれで、たまに食べると妙に美味しいんだ。

■YouTube-にゃんちゅう 目の前の惨劇


ROPELAND MUSIC/COIL

「宅禄界のカリマス」(notカリスマ)ことCOIL。

閉鎖的な密室的空間から紡ぎ出される世界は、POP MUSICへの屈折した愛情が伝わってきます。

とんぼ

目覚めると既に午前10時をまわっていた。
休日とはいえ、いくらなんでもこれはだらけ過ぎだ。
とりあえず、まだ少し寝ぼけた頭で洗濯機を回し、インスタントコーヒーをカップに注いで窓辺に佇む。

ここ札幌もようやく春が訪れたようで、窓から見える道路の脇の雪山も、随分と背が低くなった。

私は窓を開けた。
吹き込んできた風が新鮮な空気を運んでくると共に、どこかの部屋から音楽が聞こえてきた。

お~お~おお~おお~おおおおお~♪

これは---清原が打席に入る時の曲?
長渕剛の『とんぼ』である。

私は軽く衝撃を受けた。
遅く起きたとはいえ、日曜の朝から長渕剛である。
この選曲(チョイス)…只者ではない。

しかし、その曲は、私のハートを激しくノックした。
長渕剛といえば、その長いキャリアを誇るベテランのミュージシャンであり、彼の楽曲と生き様は多くの人々を魅了し、熱狂的なファンが詰め掛けるライブの盛り上がりはかなりのものだと聞く。きっとその熱さ、男くささ、時に不器用なまでの真直ぐさが、人々の心を撃つのであろう。

私は思った。
近頃のだらけた私に足りないのは、そういう熱さや男くささ…言い換えれば「長渕イズム」ではないだろうか?

そうだ、今日は「長渕イズム」で熱く過ごそう!
我ながらグッドアイデア!

と思ったのだが、具体的に何をしたら良いのかサッパリわからないので、まずは長渕氏本人が、日曜の午前中をどのように過ごしているか、私なりに想像することから始めてみた。


HeartRails Graph
こんな感じだろうか?

とりあえず、アコースティックギターを肩からぶら下げて、開け放したままの窓辺に立ってみる。そして、腰を落として正拳突きだ。

「セイヤ!」

その声に応えるかのように、裏の家で飼っている犬が「ワンワン」と吠えた。

私は窓を閉めると、気の早いタンクトップを脱ぎ、洗濯機に放り込んだ。

■YouTube-とんぼ OP

真夜中の探索

気付けばビックカメラのポイントが結構な額たまっていたので、ほとんどタダみたいな値段でゲームソフトを買ってきた。

いや~、ゲームを買うのは久し振りだなあ!

挑戦するのは、『Silent Hill 4:The Room』。
ホラーテイストのアドベンチャーゲームだ。

マップが広くて迷おうが、自由度高過ぎてどこに行けばわからなかろうがどんとこい。

むしろ「え?このあとどこで何すりゃいいの?」位が丁度良い。

その方が、探索のし甲斐があるってもんだ。
ウロウロしつつ、とりこぼしたアイテムを拾ったりね。

この手のゲームをやる時は、部屋を暗くしてヘッドフォン着用が基本スタイルなのだが、静寂を切り裂いて唐突に「ドーン!」よりも、遠くで小さく「カサカサ…」の方が怖い。

ちょっと前のPS2のゲームだから、グラフィックはしょぼいところもあるんだけれど、サウンド面はなかなかいい感じ。劇中の曲は結構好きだなあ。誰が作っているんだろう?

って、うっかり検索すると、ネタバレ的情報を得てしまう危険があるので、エンディングのクレジットまで我慢することにします。

*グロい表現もあるから、そういうのが苦手な人は見ちゃダメだよ。
■YouTube-Silent Hill 4:The Room

最初は「一晩でクリアしてやろう!」と意気込んでいたんだけれど、操作ミスで変なところで回復アイテムを消費してしまったので、最初からやり直し。

まあ、ゆっくり楽しむとしよう。

Zokkon

今年に入ってから、海外アーティストの来日っぷりが凄い。
ビョークに始まり、ポリスは来るし、レイジも来た。
夏フェス関連では、フジロックにまさかのマイブラ、サマーソニックにはジーザス・アンド・メリーチェイン、DEVO、JUNKY XL、とどめにSEX PISTOLSである。

一体どうなっているんだ?
これが円高差益の力ってやつなのか?
ちなみに近々誰が来日するんだ?

■TOTO/ボズ・スキャッグス 3月31日 東京国際フォーラム
■オパス・アヴァントラ 4月12日 クラブチッタ川崎
■デュラン・デュラン 4月14日 ZEPP TOKYO
■シカゴ/ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース 4月19,20日 東京国際フォーラム 、22日 パシフィコ横浜
■ナイト・レンジャー 4月19,20日 赤坂ブリッツ、22日 渋谷CCレモンホール
■チープ・トリック 4月24日 日本武道館
■エイジア 5月12日 東京国際フォーラム


何じゃこりゃ!
客席は30代以上のおっさんとおばちゃんばかりなんじゃねえのか?

しかし、どれだけ年齢を重ねても、音楽を楽しめるというのは、アーティストにとっても、オーディエンスにとっても幸せなことなんじゃないかと思う。

ところでナイトレンジャーの「Don't Tell Me You Love Me」のイントロを聴くと、シブがき隊の「Zokkon命(Love)」を歌いたくなるよね!

■YouTube-Don't Tell Me You Love Me/Night Ranger

■YouTube-Zokkon命/シブがき隊

ちなみにシブがき隊のバックバンドは『シブ楽器隊』。
そのネーミングセンスには最上級に惚れたぜZokkon!

noise from...

2~3日前から、下の奥歯に違和感があった。
奥歯と言うか、親知らずだ。歯を磨くと少し痛みがある。恐らく虫歯であろう。

0012_p2.gif上の親知らずは随分前に2本とも抜歯しているのだが、私の下の親知らずは横倒しに生えており、抜歯するとなれば結構大変な感じだ。


「うーん、めんどくせえなあ」と思いつつも、歯だけは放っておいても治るものではないので、とっとと歯医者に行くことにした。

「あー、虫歯ですね」

抜歯となればかなり大がかりなことになってしまうのだが、幸いにも虫歯はそんなに進行しておらず、表面を削っての通常の治療で済むことになった。

ホッとすると同時に、「でも歯ブラシが届きにくいところだし、どうせまた虫歯になっちゃうんじゃねえの?なら抜いちゃった方が良いんじゃねえの?」なんて思っていた。

それにしても、歯医者は何度行っても慣れる場所ではない。
どうにもそこに居るだけで緊張して、背中に変な汗をかいてしまう。
できればなるべく行きたくない場所である。

そんな場所でメタリックな機具を駆使して、歯をグリグリキュイーンとされるのだからたまらない。それなりに痛いしさ。

そこで私は、リクライニングする例の椅子で大口を開きつつ、無理矢理「この状況を楽しもう」と考えた。

ああ、キレイな女性歯科助手さんが、そのしなやかな細い指で私の口をこじ開けて、奥の方まで見ている…何か恥ずかしい!でも、もっと見て!

ベテランの寡黙な男性歯科医は、その確かな技術と太い指で、ウインウインと唸りを上げる機具を繊細に扱う。

「痛くないですか?」

大丈夫です、もっと深くガッチリ削っちゃって下さい!
先生、歯を削る音が骨を伝わって脳内にビンビン響きます。
それを聴いていたら、何だか気持ちよくなってきました。
先生、先生の事…アニキって呼んでも良いですか?
アッ…アニキ…兄貴-----!!
兄貴-----オッスオッス!!

残念ながら、治療は1日では終わらなかった。

常々歯磨きは丁寧にやっているつもりなのだが、まだまだ改善の余地がありそうだ。



20 JAZZ FUNK GREATS/THROBBING GRISTLE

元祖インダストリアル・ノイズ(って言って良いのかな?)。

虫歯を削られている時の脳内BGM。

起承転結

めんどくさくていつもシャワーだけで済ませてしまうのだが、珍しくバスタブにお湯をはって身を沈める一日の終わり。

温かいお湯に浸かりながら、ふと頭をよぎったメロディーはコレだ。

■YouTube-一休さん ED

起承転結は、その整合性が完璧に近い程美しい。
それがコンパクトであればある程だ。

凄く短いんだけれど、いい歌だなあ。

コリアンドル

高校生の頃、仲が良い女の子がいた。
別に付き合っていた訳ではない。

「何か日本のパンクでさあ、カッコいいのない?」

そう言われて『SWANKYS』のレコードを貸したのが切っ掛けだった。
外国人の女の人が、おっぱい丸出しのジャケットに、彼女は苦笑いであった。

それからお互いが気に入ったレコードやCDや本を貸し借りするようになって、一緒に授業をサボって体育倉庫でタバコを吸ったり、屋上で昼寝をしたりして過ごした。

 その日は朝からの雨で、お昼前にはすっかりダルダルな気分になった私は、昼休みになると同時に自主早退を決めて帰り仕度を始めた。

「あれ?濃紺くん、帰るの?」

「うん、午後からの授業は俺の受験科目に関係ないし、ダルいから映画でも観に行く」

「そうか、じゃアタシも一緒に行こうかな」

その日、何の映画を観たのかは、サッパリ憶えていない。
ただ、映画館のロビーの明るすぎる照明に、彼女の少し茶色っぽい髪がキラキラ光っていたのを憶えている。

自分でもうっすら気付いていたのだが、多分あの時の私は彼女の事が好きだったんだと思う。映画を観終わった帰り、地下鉄を待つホーム。

「実は…君のこと好きなんだけれど!」

…と言おうと思って、でもそのタイミングがわからなくて、閉じた傘から滴る水をぼんやりと眺めるだけの17歳の濃紺少年。

鳴呼、何と言う青春!
彼女はそんな気配を察知したのか、変な空気だったな。

「あ…あ…あのさ」

私の声は明らかに上ずっていたのだが、彼女はその0.5秒前に喋り出していた。意を決した魂の第1声は、見事にかき消された。

「これね、多分濃紺くん好きだと思うよ、聴いてみなよ」

彼女はカバンの中からヘッドフォンステレオを取り出し、そこから更にカセットテープを取り出し、私に手渡した。カセットレーベルには『コリアンドル』と手書きの文字で書いてあった。

「こりあんどる?」

「レピッシュの上田現のソロだよ、結構いいよ」

そこに地下鉄が滑り込んできた。

「じゃあね、バイバーイ」

彼女と私は、それぞれ逆方向に進行する地下鉄に乗り込んだ。

 それから本格的な受験シーズンに突入し、私も彼女も受験に失敗して浪人生活を送るのだが、お互い別々の予備校に通うことになった。それは少し寂しくもあったのだが、「今はベンキョーしなきゃいけないしな、これでいいのだ」と思うことにした。

1年後、彼女は地元の女子大に合格し、私は札幌の大学に進学した。

それからもたまに手紙のやりとりしていたのだが、それはやがて年に1度の年賀状のみとなり、いつしかそれも途絶えて更に数年が経ったある日、電話が鳴った。

「やあ濃紺くん、久し振り…突然だけどアタシ結婚することになったよ」

久し振りでいきなり本題ってのが彼女らしいなと思った。

「久し振り---そうか、それはおめでとう」

「ありがとう、で、これはアタシからの最初で最後の電話」

「何だよそれ?電話くらいしてくりゃいいじゃん」

「いや、それだとさ…」

短い沈黙のあと、彼女は高校生の頃のままの声で言った。

「まあアタシは来月にはめでたくヒトヅマになるんだけれどさ、濃紺くんも早くいい人見つけなさいよね」

「わはは、でっかいお世話だ!」

「じゃあね、永遠にバイバーイ」

「うん、幸せにね」

約束通り、それから彼女からの連絡は2度とない。
そして今では、彼女の声も顔も、すっかり忘れてしまった。
そう、それでいい。それがいい。

コリアンドルはとっても鮮烈な味で
コリアンドルは悲しい悲しい味で
窓からたまらず一声ほえたら 地平線に陽が落ちた

エジプトに行こうとしたのさ
砂漠が見たくなってね
でも着いたのはマレーシア
あこがれの南の…


*コリアンドル:東南アジア料理等で使われる香味野菜

オトコ香る。

地下鉄の中吊り広告で目についた。

オトコ香る。



step1-「オトコ香る。」を食べる

step2-香り成分を吸収する

step3-汗とともに香り成分が発散

だから、オトコ香る。


いや…何と言うかさ。
メカニズムが繁殖期の動物とか昆虫っぽいよね。

香り成分がどれ程のパワーなのかはわからないのだが、普通に考えたらきっと匂いは混ざるよね。『香り成分on汗スメル』と言い換えることができるであろう。

極端な話であるが、例えばウンコに香水をシュシュッと吹きかけて、「oh~グッドスメル!」それってどうなんだろう。


Best/Jane Birkin

ふぇろもん。

官能と哀愁。

soldier song

無性に生魚が食べたくなり、久々に『Rolling寿司屋』に行った。
分かりやすく言うと『回転寿司』である。

ワタクシ濃紺、こう見えても日常生活において、常にロックを意識している。

「転がる石は苔むさないのさ…」

そう、この心意気こそがロックンロール。
寿司がローリングするんだぜ。
このスピードとスリル!狙っていた皿を牽制しあう緊張感。「あのスイマセン…銀がれいとサーモン」と、声をかけるタイミングをはかるリズム感。

「停まっている寿司なんざロックじゃないね!」

…勿論只の負け惜しみである。
でもさ、回転寿司の方が落ち着くんだよ。
『時価』にドキドキしながら寿司食っても味が全然わからねえんだよ!

 さて、閉店真際のRolling寿司屋に飛び込んだ私の隣には、老夫婦の先客がいた。お父さん…と言うよりは、ここは親しみを込めて『おじいちゃん』と呼ばせて頂く。

おじいちゃんはビールのジョッキを片手に御機嫌だ。
寿司をつまみつつ、少しずつビールに口をつけては、隣に座ったおばあちゃんに饒舌に語りかける。

別に聞き耳を立てていた訳ではないのだが、Rolling寿司屋のカウンターの距離感なので、どうしてもおじいちゃんの話が耳に入ってしまう。

「でな、そこの野戦病院では、片手を吹き飛ばされた仲間が…」とか「あの時の○×艦隊の活躍ったら、そりゃもう凄くて…」とか「○○戦線では、銃弾がこめかみの横をかすめて…」とか、とにかく話題が太平洋戦争なのである。

干涸びかけた赤身を頬張りながら、吹き飛んだ兵士の腕を想像するのは、正直気分が良いものではなかったが、おばあちゃんはその話に「へえ~凄いですね」とか「それは大変でしたね」と、笑顔でいちいち相槌を打っていた。

ああ。
きっとこのおばあちゃんは、これらの話を何度も聞いているんだろうな…それでも笑顔で何度も聞いているんだろうな---そう思うと、しわくちゃの顔で喋り続けるおじいちゃんと、さも初めて聞くようなリアクションのおばあちゃんの2人の歴史と、紡いできたであろう膨大な時間に圧倒されそうになった。

もしかしたら、おじいちゃんは軽くボケちゃっているのかもしれない(短い時間に同じ話を3回していたし)。

それでもおじいちゃんにとって、戦火をくぐり抜けて生きてきたという事実は誇りであると思うし、幾多の壮絶なエピソードを聞いているおばあちゃんの笑顔は、「まー、あんたが死ななくて本当に良かったよ」と、雄弁に語っているかのようだった。

幸運にも、今の日本は平和だ。

私が生まれてから30数年経つ訳だが、リアルな戦争に怯えながら暮らした事は一度もない。
戦争を美化する気はサラサラないのだが、だからこそ、先の世代の苦労や悲しみに、たまには感謝しなければいけないんじゃないかな?と、味も香もないお茶を飲みながら思った夜だった。

another station

shine015.jpg新宿西口から東口に移動する時は、小田急デパートのところから歩行者専用の狭いガードを通る…それが俺のジャスティス。

さもなくば、京王百貨店の地下食品売り場をウロウロすることになるから気をつけろ!

今夜は前々から自分の中で「ぼんやり」していることを、文字にして整理してみたいと思う。

丸ノ内線の御茶ノ水駅とJR御茶ノ水駅はつながっているけれど、丸ノ内線の御茶ノ水駅と千代田線の新御茶ノ水駅はつながっていない。

千代田線の新御茶ノ水駅と丸ノ内線の淡路町駅はつながっていて、都営新宿線小川町駅と千代田線の新御茶ノ水駅と丸ノ内線の淡路町駅はつながっているが、丸ノ内線の御茶ノ水駅と都営新宿線の小川町駅はつながっていない。

しかし都営新宿線の小川町駅とJRの御茶ノ水駅は乗り換えられなこともないし、千代田線の新御茶ノ水駅とJR御茶ノ水駅はつながっているのだが、丸ノ内線の淡路町駅とJR御茶ノ水駅は乗換駅ではないが乗り換えられない距離ではない。

■Google map-御茶ノ水周辺


うーん。
何だこの謎の暗号は?

まあ、東京の場合は以前住んでいたこともあり、なんとなく安心感もあるのだが、大人になってから「あれ?ここどこだ?」って本気で焦ったのは梅田の地下街である。

土地勘のない私にとって、あそこはラビリンスと言うよりは、「不思議のダンジョン」に近いものがあった。

JR大阪駅、阪急梅田、阪神梅田 、御堂筋線梅田、四つ橋線西梅田、谷町線東梅田、東西線北新地…。

いつの日かリベンジしてやろうと思っています!

梅田地下帝国

雪だるまーズ

小学校の塀の上にズラリと並んでいたのは、手のひらサイズの雪だるま。

ここに通っている子供達が作ったんだろうね。



26.jpgその形や表情は様々なんだけれど、私が一番気に入った顔をしていたのがコレ。

モヒカンみたいな髪は大根の頭で、目はサツマイモ。

イイ表情(カオ)しているぜ!


気付けば3月だ。
もうすぐ北海道の長い冬が終わります。


Clockwork bunks/The Adicts

白塗りジョーカーメイクと、「時計仕掛けのオレンジ」な帽子でキメたポップ・パンク。

UK/DKのビデオに映っていた、客席の「額パックリ流血パンクス」も、今やいいお父さんなのかもしれませんね。

■YouTube-Joker in the pack/The Adicts

あの肉を

夕食を済ませて、皿を洗いながら、何故か口ずさんでいたのはコレだ。

■YouTube-はじめ人間ギャートルズ OP

C
ゴンゴンゴンゴン ゴンゴンゴンゴン

G
ゴーンゴーンゴーン

C
はじめ人間 ゴンゴンゴーン 石斧かついだ ゴンゴンゴーン

F             C
地平線だよ ゴンゴンゴーン 雲が流れる ゴンゴンゴーン

G        F# F       C
風がわたるよ ゴンゴンゴーン マンモスだあー

C7    F7     C7
ゴン ドテチン ヒネモグラ

    G7 F7    C
マンモー   ガイコツ

G    C
ギャーオー

うん。
歌詞も凄いが、アニメの主題歌が3コードのロックンロールなのって、何かすげえなと。
ギターソロはジミー・ペイジかと思った。

haunted days

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濃紺

Author:濃紺
◆1971年生まれ。廃人寸前からサラリーマンへ奇跡の転身。 音楽好き。愛すべき80年代カルチャーを礎に、現在を生き未来を感じたい。東京→仙台→札幌→福岡。

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