秒速5センチメートル

それは桜の花びらが落ちる時の速度なんだって。

私はそれなりに薄汚れたナイスミドルなので、こういうのにいちいちココロ動かされたりはしない。

思い出を必要以上に美化するつもりはないし、だからと言って全否定する気もない(だってそれだと「今の自分」が悲し過ぎるでしょ?)。

それを踏まえた上で---こういうのは決して嫌いじゃない。

個人的な感想としては、人物描写よりも、背景に目を奪われる。きっと誰の記憶の中にも、朧(おぼろ)げにあるような景色。

あと、(個人差は勿論あると思うんだけれど)もしかしたら男の方が先天的にロマンチスト(アホ)なのかもね。女の人って、意外とドライだったりするのかもね。それは、母になれる生き物として、持って生まれた強さなのかもしれないけれど。

監督の新海 誠氏は、ゲームソフトの開発/販売会社、日本ファルコムに5年程勤務した後、フリーランスになったそうだ。

2002年に公開した『ほしのこえ』は約25分のフルデジタルアニメーションで、監督・脚本・演出・作画・美術・編集などほとんどの作業を一人で行ったことでも話題になった。

(氏の才能や努力は勿論だが)ソフト/ハードにおけるコンピュータの進化も大きな要素だろう。

小さな頃から当たり前にコンピュータに触れてきた現代の子供達が、新しいモノをクリエイトする側にまわった時には、一体どんなモノを作るのだろう?

きっと、『昭和生まれ』には思いもつかない視点なんだろうなあ。
それを早く見てみたい気もするけれど、「さっぱり理解できなかったら?」と思うと、少し不安だ。
自分の感受性がすっかり鈍くなる日も、いつの日か来るのかもしれないけれどさ。

■YouTube-秒速5センチメートル-予告編

そして主題歌がコレって反則だよな~(ギター上手いなあ…)。
■YouTube-One more time,One more chance/山崎まさよし

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人間爆弾の恐怖

何も考えずにボーっとしたい時がある。

1枚のDVDをレンタルしたのは、正月を明けてすぐのことだった。

「無敵超人ザンボット3」

子供の頃に見ていた、変型合体もののロボットアニメである(昭和52~53)。

寝る前にビールを飲みながら、何も考えずに眺めるには、我ながら素敵なチョイスだ。

3台のメカが変形して合体すれば巨大ロボットだ!

「最初から合体しておけばいいんじゃねえの?」

そんな事を言っちゃいけない。変形→合体のカタルシス。
このギミックが嫌いな男の子は多分いない。

■YouTube-合体!ザンボット3

あと、3台のメカが合体すると、おもちゃで商品化した時に、商品は3つ売れる。スポンサーの玩具メーカーもニコニコである(開発や製造のコストを考えると、アニメがコケた時のリスクはでかいんだけれどね)。

 で、正月明けからちょっとずつ見続けて、先程全23話を見終わったのだが…。これが思った以上にエグいお話であった。

リアルタイムで見ていた時は、あまりに子供過ぎてわからなかったのだが、「お前らがいるから敵が攻めてくるんだ、地球から出ていけ!」と主人公が迫害されーの、巨大ロボットの戦闘シーンにつきものの街が破壊されるシーンでは、当たり前にそこで暮らす人の生活に支障が出たりーの、主人公サイドの人間が死にまくりーの、下手すりゃかなりのトラウマ・アニメだ。特に『人間爆弾』のくだりはエグ過ぎる。子供向けアニメでこんなのアリなのか?!今よりも規制が緩かった、昭和ならではの表現だ。

■YouTube-ザンボット3-星が輝く時(人間爆弾)

大人になってから見てみると、ストーリー自体、勧善懲悪な明解な感じでもなく、何も考えずにボーっとするどころか、ところどころ色々な事を考えさせられてしまった。

検索して知ったのだが、このアニメの制作は日本サンライズ。
監督は富野 由悠季(当時:喜幸)、変形合体パターンは大河原邦男原案、キャラクターデザイン安彦良和と、後にガンダム制作に携わる人達の名前が見えて妙に納得。

でも、主人公の声はドラえもん(大山のぶ代)。


++関連リンク++
■YouTube-ザンボット3 OP&ED

最近のおもちゃメーカーの技術って凄いね!
超合金魂-ザンボット3

無敵超人ザンボット3-Wikipedia

人力

ダブとかエレクトロニカを、「可能な限り人力で」ってアプローチのグループが日本でも増えているみたいですね。

2-s.jpg
いかにも密室的な、from bed roomな空気も、それはそれで良いんだけれど、そこに肉感的なものをプラスすると、ラップトップのみで構築されたものとはまた違った躍動感が生まれますね。


個人的にオススメはコレ!

■YouTube-miimo

あれ?
ベースはレピッシュの人じゃないですか!

1つのスタイルを突き詰めるのも、男らしくてカッコイイのだが、貪欲に新しいスタイルを模索し続けるのも、また素敵なことだ。

…しかし音楽の振り幅が大きいのう。


この放送、リアルタイムで見ていたんだけれど、可笑しかったなあ。

■YouTube-CONTROL/レピッシュ

今の音楽番組みたいにアテブリじゃなくて、その場で音を出している完全なるスタジオライブ。
メンバー走り回って演奏グチャグチャなんだけれど、そこがいい!
フロントとリズム隊の温度差が面白い。


アニマルビート/レピッシュ

キャプテンレコードからリリースされたミニアルバム。

punk/new waveの文脈での2トーン/スカ(スペシャルズとかマッドネス)の影響も強いんだけれど、歌詞は妙に文学的なところもあったりする。

You give me all I need

もう、真冬日が何日連続だろうがどうでもいいっす!
こんばんは。濃紺です。


假屋崎
「しかし毎日寒いッスね…灯油も相変わらず高いし…こう毎日寒いと、寒さが本当に身に染み入りますね!本当に寒くて…」

濃紺
「うるせえな、“寒い寒い”言ったところで、寒さが和らぐ訳じゃあるまいし、“寒い寒い”言うなよ…次に“寒い”って言った方が缶コーヒーおごり…な」

假屋崎
「小学生ですか?濃紺さんだって、“寒い”からイライラしてんじゃないの?…あっ!」


08-01-14_17-12.jpg濃紺
「でもさ、この冬の寒さって、四季豊かな日本ならではの幸せかもしれないよな」

假屋崎
「そうですね。寒いからこそ、春の訪れが嬉しいってのもありますよね」


濃紺
「きっと昔はさ、暖房だってなかっただろうし---だからこそ、そんな冬の寒さにも有名な俳人なんかは風情を感じていたんじゃねえの?」

假屋崎
「風情ねえ?例えば?」

濃紺
「そうだな、月明かりが積もった雪に反射して、夜なのにほんのり明るいとかさ」

假屋崎
「でも、風情じゃちっとも身体は暖まりませんよ」

濃紺
「バカヤロー!雄々しく猛々しい益荒男(ますらお)ならば、寒さをも風情方面に昇華させるべきだろ?それが日本の心ってもんだ!」

假屋崎
「暖かいんなら、僕は手弱女(たおやめ)でイイっすよ」

濃紺
「お、よくスッと出てきたな…じゃあさ、假屋崎くんなりの冬の風情って例えばどんなの?」

假屋崎
「クソ寒いのに風情も何もないですよ」

濃紺
「何かあるだろ?なきゃ今すぐ考えろ!」

假屋崎
「そうだな…えーと…」

濃紺
「もう、時間掛け過ぎ!5秒前、4、3…」

假屋崎
「えーと…雪見オナニー!」

濃紺
「それは…風情なのか?」


益荒男の、よくわからんが、いとおかし---【詠み人知らず】       



++まさかと思い、検索したらこんなのがあったよ++
■YouTube-空耳アワー

空気の共振

中高生の頃に聴いていた音楽を、中古CDで買い直すことがよくあるんだけれど、たまに違和感を覚えることがある。

「あれ?何かあの時聴いていた音と違うんだよな…」

それを感じるのは、大概そのアルバムをカセットテープで聴いていた場合が多い。

レコードなりCDからカセットテープに録音するんだから、そこで物理的にコンプレッション(テープコンプってやつね)がかかっていた事も原因の1つなのだが、もしかすると再生機器のスピーカーによるところも大きいのかもしれない。

昔のミニコンポとかラジカセとか、やたら重くてバカでかかったじゃない?

専門的な事は全くわからないんだけれどさ---コンデンサだとかトランジスタだとか、電気信号レベルの要因もあると思うんだけれど(勿論当時の技術の最先端)、今の一般的なオーディオ機器と一番違うのって、スピーカーが入ったユニットの容積なんじゃないかなあと。

21世紀の現在だと、高音質で省スペースの薄型スピーカーも随分多くなってきているみたいだけれど、ちょっと思い出してみて欲しい。中高生の頃、部屋にあったミニコンポとかラジカセのスピーカーって、奥行きとかユニットの中の『空洞のスペース』って、今よりずっと多かったよね。

多分ね、その空洞の部分に共鳴というか、反射というか…そんな音の質感を含めて、当時の音楽を脳が記憶しているんじゃないのかな。

私は一度、アクシデントで左耳の鼓膜を破っているのだが(鼓膜って再生するんだぜ!)、左耳は以前よりも若干高域は聴き取りづらくなっている。加齢により、高い周波数が聴こえにくくなることもあり、きっと当時と同じ環境で同じアルバムを聴いたとしても、厳密には同じ音には聴こえないのであろう。

それはちょっと寂しくもあるんだけれど、「その時の耳で、その時の音楽を楽しめるは今しかない!」と思うと、いつもよりも少しだけ空気の震える音に敏感になる。

「重低音がバクチクする」でも、「レベッカはリバティーの中にいるよ」でも、何でもいいんだけれどさ。


++関連リンク++
80年代中盤あたりのラジカセのデザインってカッコイイな。
無駄に多機能なのもいいよね。
DESIGN UNDERGROUND


POISON/レベッカ

紙ジャケ&リマスターで去年再発されていたのか。

私が高校生の頃は、どこの学校にもレベッカのコピーバンドが1つはあってさ。

どのバンドもNokkoの「声そっくりさん」がボーカルなのね。

冷たい椅子

リサイクル屋の店頭に出されたパントンの椅子は雪まみれ!
うわあ、台なしだなあ。

現在はポリプロピレンで作られているパントンチェアだけれど、オリジナルはFRP素材。


プラスチックの一枚板から成型される、レトロフューチャーなフォルムがカッコイイ!昔のSF映画に出てくる近未来みたいな感じで。

カッコイイんだけれど、この椅子が似合う部屋ってなかなかないよね。


ラヴ・ミサイル/ジグ・ジグ・スパトニック

愛すべきインチキ・エレクトロ・ロックンロール!

超一流のニセモノ。



昭和カンブリア紀--後編

昭和カンブリア紀--前編
昭和カンブリア紀--中編

私と弟は『お土産コーナー』に吸い寄せられた。
そこには沢山のモノが並んでいて、無条件にテンションが上がった。
「恐竜、かっこいいよ!恐竜!」
多分ウルトラマンに出てくる怪獣と同じ感覚で恐竜を捉えていたのだと思う。
小さい男の子マインド的には、大きくて強そうで独特のフォルムに心惹かれるのは、きっと自然なことだ。そこに加えられる『太古のロマン』。完璧だ。

お土産コーナーで動かなくなった、にわか恐竜フリークの兄弟に父は言った。

「好きなモノを1つだけ買ってやる」

非常に嬉しい一言ではあるが、ここでまたしても戸惑った。
我々兄弟は、出先で父に何かを買ってもらうというのが初めてだったからだ。
嬉しいような恥ずかしいような、妙な気持ちになったのを、今でもハッキリと憶えている。

「おーい、早くしろ」

あれこれ見比べているうちに、結局何が欲しいのか分からなくなってしまった私と弟は、何故かそれぞれ三葉虫とアンモナイトの化石を手にしていた。

父に何かを買ってもらうという事に少なからず緊張していたし、沢山並んだ恐竜グッズの中から、1つだけの恐竜『俺サウルス』を選べなかった。ならば恐竜は全部諦めて、化石だ化石。三葉虫とアンモナイトだ!

「さっきまで恐竜恐竜言ってたのに、お前ら本当にコレでいいのか?」

「うん」

「化石だってかっこいいよ」

本当は、木で出来た組み立て式の恐竜の模型が欲しかったんだけれど、それは明らかに高そうだったし、多分子供なりに気を遣ったんだと思う。それに、木の模型はプラモデルと違って、作るのが難しそうだ。子供の手に負えるものではないだろうし、だからと言って「お父さん、コレ作ってよ」と頼むことはできない。仕事に追われる父には、それに応える時間がない事を知っていた。

デパートのレストランで昼食をとった後、車は九州自動車道を進み、途中阿蘇山に立ち寄りその火口の迫力に震え、夕方には天草の温泉旅館に到着した。


初めての家族旅行にテンションが上がった私と弟は、旅館内をひとしきり『探検』すると、もうする事がなくなって、すっかり退屈してしまった。

今思えば、子供にとっての温泉旅館なんてそんなものかもしれない。
「することがない時間を楽しむ」なんて、理解できるはずもないのだ。

それでも一日中はしゃいでいたので、旅館のテレビでいつもの土曜日のようにドリフを見ると、途端に眠くなってしまった。

ふと目覚めたのは深夜だった。
私はみんなを起こさないように、物音を立てないように窓辺の椅子に腰掛けた。
少しだけ窓を開けると、作り物みたいな月が光っていた。
楽しいんだか退屈なんだかよくわからないけれど、家族で旅行に来れたことだけで、すっかり満足だった。

500円の三葉虫の化石が本物だろうが偽物だろうが、それは自分にとってはどっちでも良い事だった。

三葉虫の化石は手のひらの上で、月明かりに照らされ鈍く光っていた。

昭和カンブリア紀--中編

昭和カンブリア紀--前編


「みんなで温泉に行くから学校を休め、たまにはサボったっていいんだ」

なぜ父がそう言ったのかはわからないが、きっと父なりに何か思うところあったのだろう。

仕事でイヤな事でもあったのか?
家族と過ごす時間がほとんどないことを気にしたのか?
それとも単純に、自分が温泉に入りたかっただけなのだろうか?

次の日の朝は、学校もない(本当はあるんだけれど)のに、いつもより早く目覚めた。テレビやマンガの中でしか見たことのない、『家族旅行』がやってきた!ヤァヤァヤァ!

母は受話器片手に「ええ、風邪気味のようですので、大事をとって…」とかなんとか言っていた。私は、いつも途中で見るのをやめなければいけない『ハクション大魔王』の再放送を最後まで見た。

「うーん、やっぱりアクビちゃんは可愛いぜ…」

■YouTube-ハクション大魔王-エンディング


しかし、ハクション大魔王を見終えると、すっかりすることがなくなってしまい、思いっきり時間を持て余した。

「ねえ、旅行は?温泉は?まだ行かないの?」
私と弟があまりにも急かすので、家族4人は早々に車に乗り込んだ。

サボリ家族を乗せた車が滑り込んだのは、福岡市内のデパートの駐車場だった。たかだか温泉に行くだけなのに、そんなに早く出発しても仕方ないし、多分あれは「時間潰し」だったのだろう。

デパート上層階のイベントホールでは『世界の恐竜と化石展』なんて催し物をやっていて、私と弟はすっかり温泉旅行のことも忘れて恐竜と古代の化石に夢中になった。


「プテラノドンとティラノサウルスはどっちが強いか?」

「プラキオサウルスの目は優しいなあ」

「アンモナイトはデンデン虫みたいだな」

一通りの展示物をじっくり見終えると、順路の出口には『お土産コーナー』が待ち構えていた。


+++つづく+++

昭和カンブリア紀--前編

夜中に細々としたものを整理したり、片付けたりしたくなるのは、学生時代からの癖だ。

それはきっと、試験勉強の煩わしさからの逃避から始まった、悪い癖なんだと思う。


引き出しの奥から小さな三葉虫の化石が出て来た。

三葉虫 カンブリア紀(約5億年前)アメリカ、ユタ州

ああ、これは---。

父親はとても忙しい人だった。
子供の頃、どこかに連れて行ってもらった記憶はあまりない。
出張の連続や単身赴任で、離れて暮らしている期間も相当長かった。

日曜日でも当たり前のようにスーツを来て出かけ、時には朝5時にゴルフバッグを抱えて朝もやの中に消えていくことも多かった。

母親は呆れたように「お父さんは仕事が好きだからね、仕方ないのよ」と笑っていたが、仕事が好きで好きで仕方ない人間など、本当に居るのだろうか?
多分、あの頃の父は家族の為に、身を粉にして働いていたのだろう。

日曜日のキャッチボールも、夏休みのキャンプも、運動会の家族リレーもなかったが、一度だけ家族旅行に行ったことがある。

小学2年生だったある日、父はこう言った。

「おい、明日は学校休め」

私は戸惑った。
親公認で学校をズル休みするなんて、聞いたことがなかった。

「たまにはな…サボったっていいんだよ。明日はみんなで温泉に行こう」

今まで見た事もない父の表情だった。


+++つづく+++

釣果

「このトイレはお客様のご協力により、清潔に保たれております」って貼り紙がしてあるトイレがスゲー汚かった時の何とも言えない気持ち…。

こんばんは。濃紺です。

近所の店で中古CDの半額セールをやっていた。
(北国の生活には欠かせない)灯油がアホみたいに高いから、近頃CDを買うのは自重していたんだけれど、あまりにも安いから珍しく豪快に買ってきたよ。

いくら安いって言っても、自分の中でリミットを決めないとキリがないからね。
本日の予算は1000円!

■beautiful garbage/garbage
■promise/SADE
■海を見ていた午後/ベベール・ジルベルト
■mania coba 2/coba
■禁じられた生きがい/岡村靖幸
■瓦礫の街/GRASS VALLEY
■CHILDREN/ROUAGE
■MEMORIES/Romance for~
■NEON GENESIS EVANGELION ADDITION/O.S.T.


やったー!9枚全部で910えんだったよ\(^o^)/
我ながら滅茶苦茶なラインナップだけれど、1日1枚ずつ聴いても1週間以上楽しめるんだなあ。

でも心の奥の方に散財してしまった罪悪感めいたものがあるので、罰として(?)今夜は晩ごはん抜き&禁煙禁酒です。

…さすがにちょっとお腹空いたな。
でもね、こういう事でバランスを取らなきゃいけないような気がするんだ。


Promise/Sade

中学生の頃はサッパリわからなかったんだけれど(1986年発表)、今聴くとたまらなくカッコイイぞ!

何だ?このアダルトでアーバンでハートカクテルな感じ(1986年的言い回し)。

当時の深夜TV番組、『11PM』とか『トゥナイト』の風俗特集のBGMなんかで、よくこんなの流れていたっけなあ。

We are the CHAM-PON

麺類が好きだ。

そんな私は(土地柄もあると思うが)、よくラーメン屋さんに行く。
しかし、いくらラーメンが大好きだと言えども、たまに「何かラーメンも飽きて来たよなあ」と思うことがある。

そんな時恋しくなるのは『ちゃんぽん』とか『皿うどん』だ。

「具がいっぱい入っとる、ちゃんぽんとか皿うどんとか食べたか~」

という訳で、チェーン店である『リンガ-ハット』を検索した。

長崎ちゃんぽんリンガーハット(*注:音声あり)

何じゃこりゃ?
ダジャレ系はあまり好きじゃないんだけれど、これには不覚にも笑ってしまった。どれだけ歌い上げるんだよ?(でも、ちょっとかっこいい)

予想はしていたのだが、残念ながらリンガーハットは北海道に出店していなかった。

リンガーハットとすがきやは、早く全国展開してくれよ!頼むよ!

食えないとなると、ますます食いたくなるんだよな。


Greatest hits 1&2/Queen

楽曲のクオリティやフレディ・マーキュリーのキャラクターは勿論素晴らしいのだが、ブライアン・メイの独特ギターのトーンは凄いな。

ちょっとこもり気味でミドルが出ていて、決して激しく歪んでいないのに、サスティンもしっかりあって艶っぽい。

■YouTube-We are the champions/Queen

Bravo Johnnyは今夜もHappy

エロ本になる前の『宝島』や、大きさが小さい頃の『フールズメイト』を読んでいた、1986年のボーイズ&ガールズにどうしても知らせておきたい。

あの頃の『東京トンガリキッズ』は、今やすっかりイイおじさん&おばさんかもしれないけれどさ。

なななぬわぬぁ
なんと…。

2008bravo.jpgKENZI&THE TRIPSの幻のデビューアルバム『ブラボージョニーは今夜もハッピーエンド』が、約20年の時を超えてリマスター再発だ。

しかも、ボーナストラックとして、初期のライブテイクを追加。


店頭発売は今のところ未定なのだが、公式サイトから通販で買える。
ケントリ.NET
17曲入りで¥2500だ(送料別/FC未入会の一般販売価格)。

権利関係が解決したのかどうか、そんな大人の事情はわからないけれど…
とにかくおめでとう!ありがとう!

当時このアルバム(レコード)のダビングのダビングのダビングみたいなヨレヨレのテープを持っていたんだけれど、そのテープを貸した友達と、些細なことでケンカして口もきかなくなってそれっきりでさ。

勿論テープも返ってこないままなんだけれど。

どこかであいつもこのニュースを知ってくれたらいいなあ。
元気かい?

■YouTube-Bravo Johnnyは今夜もHappy/KENZI&THE TRIPS

■YouTube-裏切りのうた/KENZI&THE TRIPS

『Bravo~』のPVのナレーションは、マイケル富岡(ミュートマ)じゃないですか!

大晦日の『笑ってはいけない病院』での、落とし穴の落ちっぷりは最高でしたよ!

talkin' 2 yourself

札幌は罰ゲームみたいな寒さですよ。

予想最高気温がマイナス6度って何なの?何プレイなの?
それってセクハラなんじゃねえの?パワハラなんじゃねえの?
DVなんじゃねえの?変態なんじゃねえの?
こんばんは。濃紺です。


この街に地下鉄は3つの路線があって、私がいつも使っている路線は、その一番深いところを走っている。地上から結構な深さであるからして、エレベーターで地上に出るまでは、それなりの時間を要する。

疲れ切って飛び乗ったエレベーターは静かに地上を目指した。
たまたま乗り合わせたのは、これまた疲れ切ったOLさんで、そんな彼女のヘッドフォンからは音楽が漏れていた。

私は何となくその音楽に耳をすませた。

「浜崎あゆみ…か」

私自身、浜崎あゆみさんの楽曲を好んで聴くことは全くないのだが、それでもその曲を何となくでも知っているのは、よく考えたら凄いことだ。

一時期程の話題性はないにしても、やはり『浜崎ブランド』はすっかりその地位を確立し、同世代の女性の何割かの共感を得続けているのだろう。

ヘッドフォンから激しく音を漏らし続けている彼女もその1人で、時にその歌声に癒され、時に勇気づけられたりしながら毎日を過ごしているのではないだろうか?

情報が誘惑が溢れてるこんな時代(とき)だからこそ
僕達はそれぞれの選択をしていくだけなのだろう
破壊する事により創造は生まれると言う事を君は知ってる

現実はいつだってイタズラに僕達を振り回す
だけどほらその中に君だけの答えがそう隠れてる
満たされない想いがもしあるのなら
それは君自身のため創られたもの


汚れた中年男である私のココロにはさっぱり響かないリリックではあるが、きっとそれで良いんだと思う。

基本的に「音楽を楽しむにあたって、世代とか性別とかカンケーないじゃん」が信条ではあるのだが、これはやはり彼女と同世代(プラスマイナスα)の女性のココロに、一番リアルに響くのではないだろうか?

逆に言えば、30代半ばの男ならば、これに共感してウンウンと頷いている場合ではない。もっとこうさ…他に何か考えなきゃいけないことあるだろ?そんなところで躓(つまず)いている余裕すらないだろ?

しかし、この曲が浜崎さんファンのココロをズキュンと撃ち抜くであろうことは、十二分に理解できる。

モダン・ヘヴィネスなアレンジをここまでやわらかく持ち込んだアレンジャーの腕もあっぱれだ(デスボイスでスクリーミングなんか、一箇所くらいやって欲しかったものだ)。

やがてエレベーターは地上について、音漏れの女性は凛とした足取りで歩き始めた。
私はその背中をぼんやりと眺めながら、心の中で「乙女よ、転んだり傷付いたりすることもあるかもしれないが、頑張れよ!」と、余計なエールを送った。

その瞬間、彼女は突然振り返り、私は本気でビビったのだが、どうやら乗り継ぐであろうバスが近くまで来ているかどうかを確認しただけであったようだ。

私は歌詞の中の『君』でもなければ『僕達』でもないと、改めて実感した瞬間でもあった。

ちなみにこの曲ね。
せっかくなので(?)萌え系アニメ映像と共にお楽しみ下さい。
■YouTube-Tokyo Mew Mew Ichigo~ talkin' 2 myself

そして私は部屋に戻ると、寒さを堪えて洗濯機を回した。
乾燥機なんか持っていないので、仕上がった洗濯物はとても冷たい(洗濯にお湯は使わないぜ)。

私は古き良きパンクロックで気合いを入れつつ、冷たいシャツを干した。

Punks not dead/The Exploited

■YouTube-Fuck the USA/The Exploited

緑髪のギターのデブに釘付け。そしてベースの人の髪型はカッコ良過ぎ。

UK/DKのビデオ、持っていたんだけれど見当たらない…。

雄弁な帯

国内盤のCDには、大抵『帯』が付いている。
パッケージングされたCDの、その中身がどんなものか?
CDの『帯』に記載されている情報量ってのは、なかなか微妙な分量だ(スペースも限られているしね)。

そこには購買意欲を煽るキャッチコピーが綴られている。
例えば----

青森生まれのイギリス人!
UKアンダーグラウンドシーンでジワジワ話題の、DJ濃紺-noukon-、待望のデビューアルバム!
アーシーかつトランシーなトラックに、プリミティヴな和太鼓ビートと津軽三味線を融合。
極限まで歪ませたディストーション高速ラップのポリティカルなアジテーションは、あなたの鼓膜を打ち抜くだろう…。

■日本盤のみボーナストラック『neither NEPUTA nor NEBUTA~ねぷたでもねぶたでもないぜ』収録


うん。
何だかよくわからないけれど凄そうだ。
こんなのがあったら、とりあえず聴いてみたくなることは確かだ。

それを踏まえた上でさ---

「飼いならされたロックはいらない!」ってどうよ?どうなのよ?!

もし自分が中学生だったら「おお!カッコイー!」って思ったかもしれないけれどさ。

30代半ばのナイスミドルとしては、かなり照れくさいフレーズだ。



似たような状況としては、webや雑誌のディスクレビューや、CDショップの店員さんの手書きのPOPに「アゲアゲで~」ってフレーズが登場した時だ(CLUB/TECHNOのコーナーでよく見かける)。

どんなに気になっていた一枚だったとしても、それを見た瞬間に「あ…そうなの…やっぱりいいや」って気持ちになってしまう。

例えるならば、ちょっぴり気になっていた女の子の手首に、リストカットの生々しい痕を見つけてしまったような、とても微妙な気持ちになってしまうのである。

■余談
既にこの世にいないアーティストの未発表曲やデモトラックなんかが発掘されて、CDに収録されるってよくあるんだけれど、それってどうなんだろう?

いくら需要があったとしても、そこには故人の意向もクソもないんだよね。

ペンギン村から「おはこんばんちは」

久し振りにギターの弦を張り替えて、ピッチが安定するまでインチキ英語でコレ歌いながらジャカジャカやっていたんですよ。

■YouTube-Daydream believer-The Monkees

そしたら、いつのまにかコレ歌っていたんですよ。

■YouTube-Dr.スランプアラレちゃんENDING

サビの「Cheer up, Sleepy Jean.♪」のところで「キーンと一飛びお月様♪」うん、全く違和感ないかも。

そういやイントロほとんど同じだな。
コード進行は違うんだけれど、アレンジとか雰囲気も何となく似ているなあ。

どっちも良い曲です。


蜥蜴の王様

昨日の深夜にテレビでオリバー・ストーン監督による1991年の映画『ドアーズ』が放送されていた。

「ドアーズ」ってのは、1960年代後半に活躍したロックバンドであり、この映画はフロントマンのジム・モリソンを中心に描いた映画である。

この映画は何度か深夜のテレビで見かけたことはあるのだが、何故かいつも途中で寝てしまい(退屈な映画って訳じゃないよ)、「今回こそは!」と眠い目をこすりながら画面と向きあうことにした。


実は以前、ドアーズは苦手であった。
苦手というか--60年代サイケにありがちな音像や、あのオルガンの音が怖かったのである。そんな私がドアーズにハマったのは、ジム・モリソンの詩集を読んでからだ。

「金はないけれど、暇だけはたっぷりある」学生時代に、古本屋で何となく手にした一冊であったが、これが20歳過ぎの私には衝撃的だったのである。

ランボオとボードレール---当時の私が好きな詩人のツートップだったのだが、ジム・モリソンの詩は、歴史上の偉大な詩人のそれと比べても、決して遜色がなかった。

詩を理解する(したつもりになる)と、それまで退屈だった10分に及ぶ大作「THE END」の長さも必然に感じるのは不思議なものだ。

ジム・モリソンは典型的な(?)破滅型のロッカーであり、1971年にパリで変死する。ヘロインの過剰摂取が原因と考えられるが、その真相は定かではない。

映画はジムが死亡するところで唐突に終わる訳だが、わかっていたとはいえ、少しブルーな気持ちになってしまった。

やはり映画の途中で眠ってしまった方が、もしかしたら良かったのかもしれないな。

---THE END.


The Doors-Wikipedia


■YouTube-Break on through/The Doors

■YouTube-ハートに火をつけて/The Doors



グラム 不思議発見!

今日はT.REXばかり聴いていた。

前回「BAUHAUSによるT.REXのカバー」にちょっと触れたこともあるが、年末にテレビでマルコシアス・バンプを見たことや、タワレコで貰ってくる「bounce」でT.REXを特集していたことも影響しているのかもしれない。

ん~、やっぱりカッコイイねえ。このジャケットからもカッコよさが滲み出ていると思う。


ジャンル分けにはあまり意味はないが、T.REXというグループは、まあ一言で言えばグラムロックである。

「おい濃紺、グラムロックって何だよ?よくわかんねえぞ」という皆様は、こちらを参考にして頂きたい。

グラムロック-Wikipedia

グラムロックの何が好きかって、誤解を恐れずに言うと、そのインチキ臭さだ。
見た目のインパクトは勿論、ゴージャスとチープが混在した音楽性。
なのにメロディーは妙にキャッチーとかさ。

「グラム」と言えば、多くの人はT.REXの名前が最初に浮かぶであろう。
または初期のデヴィッド・ボウイだったり、ロキシーミュージックとか。

グラムには妖艶なヴィジュアルイメージは付き物で、しかもそのギリギリなところ--前述のインチキ臭さも、その美学の1つであると言えよう。

けれど、なかなか語られる機会が少ないグラムロックの偉人がいる。
その名はゲイリー・グリッター。
妖艶(グラマラス)というよりは、むしろ近所の変わり者のオッサンである。

個人的には「グラム=ダサカッコいい」みたいな公式があるのだが、ゲイリー・グリッターはその公式からも微妙に外れるので、難しいところではあるのだが、このキャラクターと存在感は、もうちょっと「グラム的に」評価されても良いんじゃないかと思うのだ。

何故か曲は全然頭に入らないのがとても不思議だが、この個性は一度見たら忘れられない。

■YouTube-Leader of the Gang/Gary Glitter

どうですか!このコスチューム、そして歌っている時のこの表情(カオ)!

このキャラクターは、次の日夢に出て来てもおかしくないインパクトなのに、朝起きると、やっぱり曲はすっかり忘れている…これは不思議だ!

年明けヌードル

「いつまでも正月気分でボーッとしてんじゃないわよ!この豚野郎!」

以上、新年の挨拶にかえさせて頂きます。

あけましておめでとうございます。濃紺です。
今年も宜しくお願いします。ブヒー。



まあ、正月も4日目ともなれば、至ってフツーの一日ですよ。


08-01-04-03.jpgそんな私の今朝の朝食は、お久し振りのカップラーメンであった。
朝からカップラーメン。しかもまさかのBIG SIZEである。

正月ならではの豪勢な料理や、お雑煮なんかも美味しいのですが、普段の食事がストイックであればある程、御馳走は有り難く感じるものであると、信じてやみません。


このチープかつ無駄のない味に、幾許かの安心感を覚えてしまうのでした。
べっ…別に負け惜しみなんかじゃないんだからね!


in the flat field/BAUHAUS

サイケデリック、ダーク、ノイジー。
3拍子揃った暗黒ロックでございます。
再発のUS盤は、追加トラック山盛りで、全17曲入りの大ボリューム。
T-REXの『TELEGRAM SAM』のカバーもソリッドでかっこいい。

…でも、正月から聴く音楽じゃねえな。


haunted days

12 | 2008/01 | 02
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Ystk a.k.a濃紺

Author:Ystk a.k.a濃紺
◆1971年生まれ。廃人寸前からサラリーマンへ奇跡の転身。 音楽好き。愛すべき80年代カルチャーを礎に、現在を生き未来を感じたい。東京→仙台→札幌→福岡。

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