餃子と宇宙とカキフライ

そろそろ「つけめん」が美味しい季節ですね。

こんばんは。濃紺です。



かと言って、外食ばかりはしていられない。
毎食そんなことをしていたら、あっというまに、どこかの町みたいに財政破綻だ。
しかし、メシを作るのはめんどくさい。

男の一人暮らしの強い味方と言えば、それはスーパーのお惣菜コーナーなのだが、そんなサンクチュアリで「そりゃどう見ても、ただの黒コゲの物体だろ?」って餃子を発見。

「こ…これはひどい」

思わずそのパックを手に取って、しげしげと眺めてしまった程だ。

これぞまさに、お惣菜におけるセカンド・インパクト!
一体この餃子に何があったのか?
そして人類は、今後どのように餃子と対峙すべきなのだろうか?

私の意識が餃子から宇宙と人類の行く末にシフトしたその時である。

「それね、ちょっと焦げちゃったから半額にしてあげるよ」

振り返ると、スターウォーズに出てくるジャバ・ザ・ハットによく似た女性店員が、憧れのTOOL『半額シールをペッタンGUN』を手に、優しく微笑んでいた。

私はうっかり犬のように尻尾を振りながら、半額シールを貼ってもらうべく、餃子パックをジャバ…じゃねえや、その女性従業員に差し出してしまいそうになったが、それをグッと堪えた。

男・濃紺、落ちぶれても半額黒コゲ餃子など食わぬわ!
半額シールが貼ってあるからって、何でもホイホイとカゴに入れる訳じゃねえぞ。

言ってやる。
言ってやる。
ガツンと言ってやる。

「ありがとうマドモアゼル…でも、やっぱり今日は餃子の気分じゃないんですよ。あはは」

私は光よりも速く餃子パックを陳列棚に戻すと、すぐそばにあった揚げ物のパックをひったくるようにカゴの中にブチ込み、その場を離れた。

「値段の問題じゃないんだ。プライドの問題なんだ。半額シール?それが何だって言うんだ?」

野菜売り場の角を曲がって、さっきよく見ないでカゴに詰め込んだ揚げ物のパックを見る。

その『カキフライ』は、何と言うか、かなりのコンパクトサイズで、きっと衣を剥がせば肝心のカキは猫の金玉ほどの大きさのささやかなものだろう。しかも御丁寧に半額シールが貼ってある。

「それが…世界の選択か…」

電子レンジで暖めたカキフライは、心なしかさっきより一段と縮んだように見えた。
きっとこの瞬間にも、宇宙は広がり続けているんだろうなと思った。


Mercury Falling/Sting

「元ポリス」なんて肩書きも、今ではさして重要ではない(意味はないってことじゃない)Sting御大。

ロックミュージックからの軽やかな脱出は、それもかっこいい大人のありかたの1つなのかもしれません。

「成熟」の果てに何があるのか、その答えをいつか示してくれるような気がします。








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遅れて来た使徒

ずっと「ぶんぶくちゃがま」だと思っていたら「ぶんぷく」でびっくり。

「どんぐりころころ どんぐりこ

こんばんは。濃紺です。



実は最近はまっていたのが『新世紀エヴァンゲリオン』でした。
いや、パチスロじゃないよ。アニメアニメ。

今「なんだよ、ヲタアニメじゃん!」と思ったそこのyou!
君の固定観念はガッチガチに固まっている。偏見や先入観は、いろいろなモノに触れる機会を自ら逃すようなものだ。常にやわらかいアタマとアンテナを意識している方が、きっと毎日は楽しいはずだ。

なんて偉そうに言ってみたが、実は“ちゃんと”このアニメを見るのは初めてだった。
勿論90年代に大ブームになったのは知っていたが、その時の私は「なんだよ、ヲタアニメじゃん」と、「エヴァ」に対して全く興味を持たなかった(その頃は忙しくて、テレビを見る時間もあまりなかったし)。

生来の天の邪鬼気質の所以か?私はまわりが盛り上がれば盛り上がる程、流行りものから目を逸らす傾向がある。

「ブーム?何それ?流行ってるからってすぐに飛びついて、みんなで解った顔でそれを絶賛なんて、バッカじゃねーの?」

このモードに切り替わった時の私は、我ながら頑固ジジイの素質を存分に感じる。
決してアンチメジャー的な意識ではなく、「今、話題だから」「みんなが見てるから」「みんなが着てるから」「みんなが持ってるから」的な流れに身を置くのがキライなのである。

それはまさに、やわらかいアタマとアンテナとは対極で、そんな理由で私は未だに「タイタニック」も「アルマゲドン」も「ハリーポッター」も「ロードオブザリング」も見ていない。もしかしたら、凄く損をしているんじゃないか?と、最近になってちょっと思う。

そこで「エヴァ」である。
何年か前、深夜に再放送をしていて、何気なく見たところ

「こ…これは…なかなか面白じゃないか」

私は食わず嫌いだった自分を恥じて、深夜の再放送に釘付けになった。
しかし、悲しいかな週に一度の深夜アニメである。放送日を忘れたり、疲れきって寝てしまったりで見逃す回も多く、ところどころ話が繋がらないところがあった。

先日、某レンタルビデオチェーン店で『100円キャンペーン』があった。
私は思い出したように「エヴァ」を一気借りした。
勿論、当時私が嫌ったヲタ的要素もある。「綾波萌え~」的視点を持つ人の気持ちもわからんでもない。
物語全体に漂う暗めなトーンは、決してハッピーな空気感ではない。


そこには、「正義のロボットが悪を打ち負かす」という痛快な構図は存在せず、主人公は苦悩を続け、自分を見失い、そして物語そのものが崩壊して行く。

「なぜ?」「どうして?」「自分」「他人」「自分の中の他者」「他者を通じた自分」「人間」「神」「生きるって何だ?」

大袈裟に言えば、それらは宗教的であり、哲学的であったりもする。
一気借りして一気に見ても、やはり疑問は残る。
きっと何度見ても、私はこの物語の全てを理解することはできないだろうし、受ける印象もその都度違うのであろう。

でも、きっとそれで良いのだと思う。
だって明日の自分は昨日の自分と全く同じって訳じゃないだろ?

それにしても、ラスト2話は衝撃的だった。
例えば自分が中学生くらいにこれを見ていたら、完璧にトラウマになっていたんじゃないかなって。

とりあえず、今年公開されるらしい新しい劇場版を心待ちにしているとしよう。



THE BREASTROKE~THE BEST OF~/COALTAR OF THE DEEPERS

スラッシュメタルと轟音浮遊ギターの素敵な出会い。

tr4「SUBMERGE」の中に、唐突に「ここに来るわ」って女の人の声が入っているんだけれど、これって「エヴァンゲリオン」に出てくるミサトさんの台詞のサンプリングだと、今日やっと気付いた。

今までずっと何年も「何だこりゃ?」と思っていた。
少しだけ何かが繋がったような気がした。







泳ぐ「きゅうり」

スーパーでゴスロリちゃんを見ました。
非日常的な格好をしつつ、豆腐とかトイレットペーパーとか買っているのは、何だか微笑ましいですね。

こんばんは。濃紺です。


さて今夜は何を食おう?
久し振りに魚でも食いたいな。

あ、アレ半額だ。



きゅうり?

何じゃ?近頃ではきゅうりが海の中を泳いでいるのか?



でも、ここは鮮魚売り場。
パックの中に入っているのは、決して野菜ではなく、どこから見ても魚である。

あまりにも気になったので、検索してみたところ、それは決してシールの付け間違いではなく「きゅうり魚」という魚がいるとのこと。
主にオホーツク海で捕れるそうで、北海道ではメジャーな魚だそうな。
結構長いこと北海道に住んでいるけれど、ちっとも知らなかったよ。

何で「きゅうり魚」かと言えば、新鮮なものは「まるできゅうりのような匂いがするから」だそうだ。

塩を振って、豪快に焼いて食うのが王道のようですが、こちらのサイトによると、ロシアでは干したものがポピュラーで(地形的な問題か?ロシアの内陸は海からの距離が、それはそれは遠いでしょうね)、これも美味しそう。ビールにも合いそうだ。

しかし「きゅうりの匂い」ホンマかいな?…今度見かけたら検証してみようと思う。




Dreamtime/The Stranglers

ストラングラーズは、初期の硬質なパンクロックってイメージしかなかったんだけれど、86年のこのアルバムを聴くと、随分印象が違います。
当時の時代背景か?むしろNW的空気感。
ジャケットも美しいです。

中心人物のJ.J.バーネルは、日本の三島文学にも強い影響を受けているらしいですね。








男たちのSMELL

タワレコのDVDコーナーでサンプル映像が流れていたんだけれど、やっぱりこの方の街頭レポートは一級品ですね。


こんばんは。濃紺です。



假屋崎
「エレベーターの中で、知らないオネーサンと2人っきりになった時気付いたんですけれどね…」

濃紺
「何だよ?ちょっと犯罪めいたニオイがするけれど」

假屋崎
「そんなんじゃないですよ!失礼ですね!相変わらずアンタ失礼な男だあぁ!」

濃紺
「悪かったよ、うるせえな。で、何に気付いたのさ?」

假屋崎
「女の人って、何かイイ匂いするなあって」

濃紺
「物凄い変態チックな着眼点だけど、その事実は否定できねえな」

假屋崎
「でしょ?あれって一体何の匂いなんですかね?」

濃紺
「それは複合的な要因があるんじゃないの?一概にコレってのはないんじゃない?」

假屋崎
「まあね。確かにいい匂いなんだけれど、みんな同じ匂いじゃないですよね。一番は…やっぱ香水とか?」

濃紺
「香水が一番主張するだろうけどさ。大抵の場合、女は男より髪が長いだろ?その分シャンプーだリンスだトリートメントだ、ワックスなんかの整髪料の香りは、男よりも残るんじゃない?」

假屋崎
「僕も髪は長めですけれど…(クンクンと己の髪のニオイを嗅ぐ)あんないい匂いはしませんね。むしろ汗とタバコのニオイしかしないですよ」

濃紺
「假屋崎くんの髪から、ふわっといい匂いがしたら、ちょっとムカつくからそれでいいよ」

假屋崎
「香水と髪の毛と…あとは化粧品全般の匂いもあるんじゃないですか?」

濃紺
「そうだな。それから人によってはさ、入浴剤だとか着ている服の洗剤とか柔軟剤とか」

假屋崎
「なるほど。それらの複合技ですね」

濃紺
「女の人だって、汗もかけば、元々の体臭だってあるだろ?そういうのと、外的な要因が複雑に絡み合った結果が、あの匂いなんじゃないの?」

假屋崎
「僕、思うんですけれど、あの匂いの“お部屋の芳香剤”なんかないですかね?売ってたら絶対買うんだけどなあ!あの匂いを嗅ぎながら、アニメ見たりゲームしたりしたいなあ!」

皆様にも、鼻の穴をヒクヒクさせながら、ハァハァと美少女ゲームに興じる30男を想像(イマジン)して戴きたい。

濃紺
「それは絵面的には、かなりヤバイと思うけれどな…もはや地獄絵図じゃん。それに、そんなアグレッシブな商品開発をするメーカーはないだろうよ」

假屋崎
「そうかなあ?でも、もし売ってたら濃紺さんも買うでしょ?」

お恥ずかしい話であるが、私はその問いに全力でNoとは言えなかった。
一回位は買ってしまうかもしれない。
イヤだわ!そんな濃紺さんは不潔だわ!汚れてるわ!ちょっとした変態だわ!

女性読者諸君は、おそらくドン引きであろう、今夜のお話であるが、「おお濃紺よ…お前の気持ちは何となくわかるぜ」と、ちょっとだけニヤニヤしながら頷いたブラザー(同志)よ!

いつかススキノのリーズナブルな居酒屋(白木屋あたり)で、そこらへん熱く語り合おう。



旅路ニ季節ガ燃エ落チル/eastern youth

男心に染みる、激情ギターロック。
豪快なギターサウンドと、叙情的なメロディー。
声が涸れても裏返っても叫べ。




校歌斉唱

50cc自動車って、何かカワイイなあ。

こんばんは。濃紺です。




--濃紺高校校歌--

天を目指す龍が如く 菜食主義の誇りを持って 
何より怖いPTA 立体感を胸に秘め 
槍出せ汗出せ本気出せ 子供だましの文化祭 
ああ 濃紺高生 結婚と陶酔の申し子よ



高校メーカー■ 


カマキリ伝説2/関根 勤

「宇津井健」と「加山雄三」のモノマネは、もはや芸術の域でしょう!

でも、一番可笑しかったのは、特典映像の「愛犬とのお散歩と戯れ」だったりします。





最終兵器

+++caution!+++
予め断っておくが、今夜の話はちょっとキツい。
食欲がなくなっても知らないよ。


日本をインドに…

しーてしまえ!

こんばんは。濃紺です。




という訳で「今夜は久々にカレーでも作るか…」と思いつつ、スーパーへ向かっていると、歩道と車道を隔てる植え込みに、謎のタッパーを発見。

何故ここにタッパーが?

最近じゃタッパーは冷蔵庫の中にとどまらず、屋外に持ち出すのがトレンドなのか?
そして、その中にうっすら見える茶色い影。




what's this?

1-みそ
2-カレールー
3-園芸用のスペシャルな土
4-ジオン軍の新兵器
5-徳川埋蔵金
6-スカトロ夫婦の新たなる挑戦

タッパーに入っているからと言って、それが食べ物とは限らない。
常に危機管理意識を持ち、最悪の事態を想定しつつ問題に取り組むのが平成スタイルだ。

「中身は…ウンコかもしれぬ」

そんな可能性もあるというのに「それでもオマエはタッパーの中身が気になるのか?」と尋ねられれば、答えは勿論イエス・アイドゥー。

「中身を知ったところでどうするの?」という御意見もあるだろうが、私は真実(トゥルース)が知りたいだけである。オダギリ・ジョー演じる時効警察も、きっとこんな気分なのだろう。


正直言って怖い。
これは確かに恐ろしい行為だ。
私は手のひらに汗を握りしめながら、目標物(ターゲット)に歩み寄った。

「メイデーメイデー!おk…ロックオン…ファイヤー!」





そしてタッパー(パンドラの箱)は開かれた。

中身は、その匂いから察するに「ピーナツバター」であった。

「ウンコじゃなくてよかった…」

エイドリアン!私はこの賭けに勝ったのだ。

今、「タッパーにウンコな訳ねえじゃん」と思ったそこのYOU!
君の危機管理(クライシス・マネジメント)意識は甘い。

今から10年ちょっと前の話だ。
私は北海道最大級(当時)の、某アミューズメントビルで働いていた。
その頃は、丁度プリクラや格闘ゲームが大ブームで、平成大不況時代は始まっていたものの、その業界は好景気のウハウハだった。
たまごっち「もどき」が入ったUFOキャッチャーなんかも、それはそれは信じられない程のインカムがあったものだ。

当然設備投資もガンガン。
新作のアーケードゲームは続々と搬入され、その度に筐体の設置やROMの交換、メンテナンスに追われた。

店内が大幅なレイアウト変更をし、リニューアルオープンしてから間もなくのことである。
何ケ所かあるカウンターの1つに、500mlのペットボトルが投げ込まれた。

ペットボトルの中身は、コーラでもなければファンタオレンジでもなく、ウンコを水(?)に溶かしたシロモノだった。その製造行程を想像すると、それが如何に常人には考え付かないような兵器であることが推測できるであろう。間違いない…これはテロだ。

その破壊力たるや、推して知るべし。
人事異動で支配人に就任したばかりのU氏の「お…俺の店が…」という一言を発した時の表情は、今でも忘れることはできない。

その後しばらく、スタッフ一同戦々兢々としながら過ごしたのだが、結局犯人は捕まらなかった。

このテロが何を目的とした行為だったのかは、わからない。
何らかの怨恨だろうか?単なる愉快犯だろうか?それとも倒錯したサムシングなのだろうか?

野菜が茹であがった鍋に、カレーのルーを溶かしながら、私はその時のおぞましい光景とニオイを思い出していた。

折角作ったカレーだけれど、どうも今夜はこのカレーを食べる気はしない。

「一晩寝かせた方が、美味いって言うしな…」

さっきまで、それなりにお腹がすいていたのに…結果的に晩飯抜きだ。
テロは私の心の中にも、その爪痕をしっかりと残しているようだ。



SENSATION/De-LAX

伝説のバンド「アレルギー」解散後に宙也が結成したデラックスの1st。アレルギー時代とのギャップに戸惑ったファン多数。

レコード会社は「ポストBOφWY」で売り出したかったんだろうけれど(ドラムは元BOφWYの高橋まことだし)、放っておいても滲み出てしまう、パンク/NEW WAVE臭。
アクの強いヴォーカルに好き嫌いは別れると思うが、当時のメジャーとアンダーグラウンドが混ざった空気を存分に感じることができる。





失恋ソングス?

俺の贈った銀のロケット

今では違う誰かの写真…




「世の中には女の子にロケットをプレゼントしちゃうような、大金持ちも居るんだなあ」と思った12才の春…。

こんばんは。濃紺です。




本日、中古CD屋のオムニバスコーナーで見つけたのはコレだ。


『失恋ソングス』

30代の女性をターゲットとした、究極の失恋ソング集。とことん泣ける曲ばかりを収めた、業界初!の悲しさあふれる画期的コンピ。バレンタインで恋に敗れた人に、そっとお薦めできます(CDジャーナルデータベースより)。



なるほど。悲しい時に悲しい曲を聴きたい気持ちは、(それが建設的行為かどうかはさておき)わからんでもない。

気になる収録曲は


1. 難破船(中森明菜)
2. リフレインが叫んでる(松任谷由実)
3. さよなら(オフコース)
4. オリビアを聴きながら(杏里)
5. Miss You(今井美樹)
6. 会いたい(沢田知可子)
7. 愛すること(辛島美登里)
8. シャイニン・オン~君が哀しい~(’96 Album Version)(鈴木トオル)
9. Believe(岡村孝子)
10. まちぶせ(石川ひとみ)
11. 恋におちて(小林明子)
12. WOMAN(アン・ルイス)
13. TAXI(’96 Re-Arranged Version)(鈴木聖美)
14. サボテンの花(チューリップ)
15. 元気を出して(薬師丸ひろ子)
16. そして僕は途方に暮れる(大沢誉志幸)



2002年に発売されたコンピレーションとはいえ、何じゃ!この選曲は?
勿論、時代を越えた名曲という観点もあるし、普遍的、最大公約数的選曲でもあると思うのだが、「失恋した30代の女は、まあ、この辺でも聴いて泣いてろ」的な安直さが感じられる。


30代女性の音楽リスナー!

お前ら、完全にメーカーにナメられとるぞ!





「私はメタリカのバッテリーじゃなきゃ泣けねえんだよ!」とか「シド・ヴィシャスのマイウェイで号泣しました」とか「筋肉少女帯の踊るダメ人間を聴いて、泣きながら呪いの藁人形を作りました」とか、そんなアグレッシヴさが欲しいところだ。


そして泣くだけ泣いたら、新しい恋をしろ!
boys be ambitious!
girls be SID VICIOUS!


あ、そうだ。
冒頭のロケットってこんなのね。



Sid Sings/Sid Vicious

御存知パンクのアイコン、元SEX PISTOLSの「ベースの弾けないベーシスト」故・シド・ヴィシャスの唯一のソロアルバム。

本作品で、シドはベースを持たずに歌に専念(あー、よかったよかった)。

フランク・シナトラの「My Way」のカバーも、パンクな趣になると、また新たな表情がありますね。






消費される音楽~最終的利用方法

何かを期待して、アドレスバーにhttp://oman.com/(オマン・ドット・コム)と入力。

オリエンタルな街並って、美しいよね!

こんばんは。濃紺です。


ゴミ収集所にカラス除けのCDって、よく見かける光景なのですが、コレって効果はどれ程あるのでしょうか?

だってさ、カラスって頭良いじゃない?
やっぱり「あんなモン、ただの飾りですよ」って認識しているのかもしれませんね。



そんな事を思いながら、私に浮かんだ次の疑問は、「カラス除けに使われているCDは、一体誰のCD(アルバム)なんだろう?」ってことですよ。

私は、辺りを見回して、人の目がないのを確認すると(別に悪い事している訳じゃないんだけれどさ)、背伸びして、風を受けて回転し続けるCDに手を伸ばし、その動きを止めた。

次の瞬間、私の網膜に焼き付いた、3文字のアルファベットとは…

『T』

『R』

『F』

そう。『TRF』である。

私がまだ20代の頃、夜の街で知り合った(THE NANPA)女の子グループの1人が、3次会のカラオケで、歌ってたっけ…。

私はその子の顔も名前も憶えていない。
ただ、酔っ払って「もや」がかかったような記憶の隙間に、カラオケボックスの下品なブラックライトの明かりと、その歌声がかすかに残っているだけである。


EZ DO DANCE (ポー)
EZ DO DANCE (ポー)
踊る君を見てる…


移り行く時の流れと、消費される音楽(含、音楽ソフト)に、若干の切なさを感じた。
私の頭上をカラスが横切った。

ちなみに『TRF』とは、『テツヤ・レイヴ・ファクトリー』の略である。
一時代を席巻した、所謂『小室系』について、このブログでも独自の切り口で言及したいところだが、それはまたの機会に。



工場萌えな日々

ただひたすら工場の映像!
巨大な煙突から立ち昇る煙、むき出しの階段やパイプ、闇に光る赤いランプ。

わかる人には堪らない、わからない人には「何が面白いの?」な、このDVDは、ある意味フェティッシュ?






絶望という名の地下鉄

セギノール≠トツギーノ

こんばんは。濃紺です。



地下鉄車内の中吊り広告をついつい見てしまうのだが、女性誌の広告に並ぶ活字は、いつも大抵こんな感じな気がする。


春色トップス
夏色コスメ
秋色ファンデ
冬色コーデ
自分らしさを演出
等身大の自分
血液型
占い
恋愛偏差値
愛される理由
SEXでキレイになる
スイーツ
パスタ
ランチ
セレブ
ロハス
デトックス
ビビッド
アンニュイ
エロカワ
詰め放題
食べ放題
ダイエット


何て言うの?このファッション至上主義&恋愛至上主義。
メシはガンガン食って、でも痩せろって何?
自分探しの頼みの綱は占いって、何それ?


濃紺
「こういう雑誌ってさ、何でいつも必死に何かを煽ってるんだろうな?」

假屋崎
「煽らないと、モノが売れないからでしょ」

濃紺
「なるほど。それは一理あるな」

假屋崎
「あと、基本的に女はバカなんじゃないですか?」

濃紺
「随分大胆な意見だな。田嶋センセイにSATSUGAIされるぞ」

假屋崎
「やっぱり3次元の女の子より、2次元の女の子ですよ!」

濃紺
「それは単に假屋崎くんの趣味趣向だろ」

地下鉄は次の駅に滑り込み、20才そこそこの大学生風の今時の男の子のグループが乗車してきた。

今時の洋服に今時の髪型。
みんなまるでキムタクか、もこみちか、小栗旬のコスプレのようだ。
そして今時の会話をしている。

「マジヤバくな~い?」

「ヤバいでしょ」

「超ウケルんだケド」

そのボキャブラリーの貧困さは、マジヤバいし超ウケるんですケド…と思ってしまった私がオッサンってことなのだろうか?いやいや、私にも彼等と同じ年頃があったが、友人との会話は、もっと文学的かつエキセントリックだったはずだ。

いや待てよ?果たして本当にそうだろうか?
絵の具をブチまけたような髪の毛で、黒ずくめの格好をしていた20才過ぎの私を一瞥したあの日の中年サラリーマンは、まるで今の私ではないか!

そして彼等は、横一線に並び、地下鉄の窓に自らを写して鏡代わりにして、自慢のウルフヘアを外ハネに、念入りにスタイリングするのだった。

女がバカだから、男がバカになるのだろうか?
男がバカだから、女がバカになるのだろうか?

よのなかばかなのよ



LIVE!!!/BLANKEY JET CITY

よおねえちゃん
よおにいちゃん

昨日なんて日は原宿に行ったら新しいタイプのツイストが流行っとってよお
覚えようと思ったけど、かっこ悪いでやめた!









出現!隠れキャラ

近頃「大根」高いよね。

こんばんは。濃紺です。



春である。
雪どけの季節である。
昨日から断続的に降り続いた雨は、雪どけを加速させる。

冬の間、我が物顔で鎮座していた雪山も、さよならバイバイ。右向いて左向いて、バイちゃバイちゃ♪の季節である。

そうすると、冬の間雪に埋もれていたいろいろなモノ(主にゴミ)が、アスファルト上に出現する。札幌市が、一年中で一番汚い季節でもある。

出現するのは、空き缶や雑誌やタバコの吸い殻だけではない。


携帯電話。

落としたところに雪が降り積もったら、そりゃ発見は困難だろう。




ん?

そこに見える四角くて黒いのは?


ビデオテープだ。

「沢木和也のナンパ帝国~キャバクラギャルを店外奇襲!」





私がバカ中学生なら、喜び勇んで拾っていたところだが、もう大人なのでそんなことはしない。尤も拾ったところで、ビシャビシャのビデオテープがまともに再生できるとは思わないけれどね。

しかし「路上にAV」って絵面は、なかなかシュールで良いなあ。



アニメタル・マラソン/ANIMETAL

アニメソングと、コテコテのメロディックなメタル(ジャーマンフレーバー)の相性が何故良いのか?
両者の共通点は、過剰なまでにドラマティックなコード進行と、ベタベタなメロディー。

しかし幼年期における刷り込みってのは凄いもので、単純に「おお、やっぱりカッコイイ曲じゃん!」と思ってしまう自分がいる。
特に「デビルマン」のイントロとかさ、何か知らないけれど、テンションが上がります。





共感できない男達

熱視線を感じると思ったら、猫だった。

こんばんは。濃紺です。




私は窓の外に降る、やわらかい春の雨を見ていた。
この雨で、道路の隅に残った雪も溶けるだろう。
ここ北海道にも、ようやく遅い春がやってきたようだ。
その時である。


假屋崎
「ええエエEEeeぇぇえ~?!!!」

濃紺
「何だよ、うるせえな」

假屋崎
「ちょ…濃紺さん、これ見て!」

私は假屋崎くんのPCのモニタを覗き込んだ。



女性のかわいいと思う態度や仕草 ランキング

1位 腕を絡ませてくる
2位 料理・弁当を作ってくれる
3位 甲斐甲斐しく身の回りの世話をしてくれる
4位 わたしのこと好き?と聞く
5位 週末必ず一緒にいようとする
6位 会わない日に「何してたの?」と聞いてくる
7位 どこでもついてきたがる
8位 趣味を無理に合わせてくれる
9位 部屋を掃除してくれる
10位 元彼女に焼きもちを妬く

gooランキング


假屋崎
「全部が全部じゃないけどさ…こんな女ウザいでしょ」

濃紺
「うーむ…假屋崎くんの言っていることは、わからんでもないな」

假屋崎
「でしょ?1位の腕をからませてくるとか、2位の料理や弁当を~は、まあアリなんですけれど…でも、料理や弁当を作ってくれるから可愛いなんて、フェミニスト団体が聞いたら大激怒でしょうね」

濃紺
「そうだな。3位の甲斐甲斐しく身の回りの世話って、何だか介護されてる気分だな」

假屋崎
「4位の“わたしのこと好き?”は…」

濃紺
「何度も言われると、ちょっとな」

假屋崎
「5~7位は自分1人の時間がとれなさそうですよね。何だか監視されてるみたいでやだなあ」

濃紺
「まあな。1人で趣味に没頭したり、男同士でワイワイしたい時もあるしな。8位の趣味を無理に合わせるってのも凄いな。無理に合わせてどうすんだ?」

假屋崎
「9位、部屋を掃除してくれる。僕は自分の部屋を掃除されるのはちょっとな…マイルールとかありません?これはココで、コレはこの順番じゃなきゃとか」

濃紺
「あー、そういうのはあるよな」

假屋崎
「10位、元彼女に焼きもちを妬く。気持ちはわからんでもないけれど、妬かれても…」

濃紺
「過ぎ去ったことを蒸し返されてもな」

假屋崎
「お互い気まずくなるだけですよね」


私と假屋崎くんは、モニタを見つめたまま固まってしまった。
少しだけ強くなった雨が、窓を叩いている。


假屋崎
「でも…濃紺さん、これって僕らの価値観が世間とずれてるってことでしょうかね?」

濃紺
「俺も今、そんなことを思っていたところだよ。このランキングに、ここまでいちいち文句言えるんだからな」

假屋崎
「そうですよね。少なくとも僕ら2人は、このランキングには首を傾げるばかりですからね」


私も假屋崎くんも、傘を持っていなかったので、地下鉄の駅までダッシュした。
雨は容赦なく降り注ぎ、假屋崎くんは出来たての大きな水たまりに突っ込んだ。

假屋崎
「冷てえ~!水たまり萌え~!」

濃紺
「何だそれ?」

假屋崎
「なんか、そんな気分なんですよ!」

やけっぱちで叫んだ意味のない言葉に、2人で笑いながら走った。



Twisted Tenderness/Electronic

トリップ・ポップとか、プログレッシヴ・ハウスとか、そんな言葉も時代の徒花ではあるんだけれど、バーナード・サムナー(Neworder)とジョニー・マー(スミス)の豪華タッグは、やはり胸焦がれるものがある訳で。

骨太マンチェから、哀愁ポップまで、その筋の人には堪らない美味しいアルバムです。





統一地方選の投票に行ってきたよ

こりゃ、ちょっぴり昼寝をし過ぎた感は否めません。

こんばんは。濃紺です。

私はとりたてて、未来に対して楽観的でもなければ悲観的でもない。
そりゃ、不安や不満は、いつだっていっぱいあるけれどさ。

だからと言って、現状を眺めているだけなのは不本意なので、なるべく投票には行くようにしている。
しかし、結局誰が何を主張しているのかも、イマイチ理解できていないし、自分なりにwebで調べてみたりもしたのだが、わかりやすい情報はweb上には見事になかった。



「○○には断固反対致します!」
なんて声高に訴えても、

「じゃあ、その分の財源と代替案どうすんの?」
という疑問は解消されない。

勿論、複雑な問題が絡み合っているのだろうから、「これはこう!」という方程式的なわかりやすいマニフェストはあり得ないだろうし、勉強不足でパッパラパーな私の知識と理解力が乏しいこともあるが。


「白票を投じる」というのも、ある意味1つの主張であるが、白票の数を集計→発表されない限り、それはあまり意味のない行為かもしれない。意義はあっても意味はない。これはこれで、少し悲しい気持ちになる。

しかし何だ?
「無所属」なんて書いてある候補者が多いけれど、ありゃわかりにくい。
そりゃあ勿論「ホントに無所属」の人もいるんだけれどさ。
政党カラーを消したいだけの候補は「無所属」じゃなくて、「なんちゃって無所属」と書くべきだろう。



投票を終えると、とある報道機関の出口調査員に話し掛けられた。
私はシャレで「日本を支配する拝金主義に、マルクス主義の正義の鉄槌下してきましたよ」と、笑顔で応じた。
濃紺流ナイスジョークに調査員はドン引きであった。


私には、明確な主義主張もイデオロギーも、何もない。
ただ、眠る前の一時に、好きな音楽を聴くことができる位の余裕がある社会を望むばかりだ。



ソウル・サバイバー/NEWEST MODEL

現在はソウルフラワーユニオンで活躍している中川敬が在籍していたニューエストモデルのメジャー1st。

パンキッシュでソウルフルな楽曲の数々は、初期ならではのその粗さも魅力。




105円JAZZ

4月なのに吹雪って何それ?

こんばんは。濃紺です。


換気扇のフィルターのフィルター(ややこしいね;)を買いに、100円ショップに行ったんですよ。

これがあるのとないのでは、フィルター掃除の面倒臭さが桁違いなのですが、フィルターのフィルターが汚れると、換気扇のポテンシャルが十分に引き出されないので、早目早目の交換がポイントです。


ついつい余計なモノを買ってしまうのが100円ショップの恐ろしいところで、本日の「それ別に買わなくてもいいんじゃねえの?」はコレだ。

『ザ・CD ミュージックワールド・ジャズアレンジ~日本の名曲編』



100円ショップお得意のインチキコンピレーションCDだ。
「夕焼け小焼け」とか「しゃぼん玉」とか「早春賦」とか「五木の子守唄」なんかを、何故かジャズアレンジしてある謎の一枚である。

で、換気扇の掃除をしながらコレを聴いていたのですが、これがなかなか侮れない!
アレンジとか、テンションコードの付け方とか…「かもめの水兵さん」でディミニッシュコードですよ!いや~これはマジで勉強になりました!「うれしいひなまつり」のピアノソロなんか、かなりヤバいです。これはカッコイイ。

勿論初めて耳にするはずのアレンジなのだが、何となく聴いたことがあるような…?

あ、そうか。

和食レストランとかで、聞こえるか聞こえないかのボリュームで、こういうBGM流れているなあと。

それにしても「ずいずいずっころばし」ってすげえ曲だなあ。
このメロディーラインは完璧に○ってますよ!

ぬけたらどんどこしょ。

「どんどこしょ」って何だ?



ワイルドサイドの友へ/THE STREET BEATS

今よりもまだちょっと若かった頃には何とも思わなかったフレーズが、今は心に染みるってことは、これもきっと自分が歳をとった証拠なんだろう。







押し葉

私がCMプランナーならば、加護ちゃんをニコレットのCMキャラクターに起用するのですが…。

こんばんは。濃紺です。


古本屋で文庫本を捲ってていた。
特に読みたい本があった訳でもないのだが。

開いてはペラペラ。

閉じては棚に戻し、

次の一冊を手に取ってはペラペラ。

ペラペラ。

ペラペラ。

ん?

紅葉の葉っぱ。

これを挟んだ時点では、きっと葉っぱは燃えるような赤だったであろうが。

そこには摘まみ上げればその瞬間にバラバラに崩れそうな、茶色く乾燥し切った葉っぱ。




文庫本の隙間で時間は止まり、やっぱり進み。
ちょっとしたタイムマシンかと思いながら、私は静かにその本を閉じて元の場所に戻した。

その店を出ると、弱々しく雪が降っていた。
全国的に桜の季節だが、紅葉の葉っぱのあとは、やはり雪なのだ。

梅は咲いたか 桜はまだか。



だめだこりゃ/いかりや長介

で、今読んでいるのが、この故・いかりや長介氏の自伝なんだけれど、米軍キャンプやジャズ喫茶でのバンドマン生活の話は新鮮です。

Fenderのエレキベースを最初に手にした日本人は、いかりや氏かもしれないんだとか。
何だか歴史を感じる話です。






SDI-戦略的防衛構想

北海道の桜のシーズンは5月の連休のあたり。
「日本は縦に長いんだなあ」と思う今日この頃。

こんばんは。濃紺です。


お腹が空いたので居酒屋に入った。

「食べ飲み放題」
何て素敵な言葉だろう。私の好きな言葉ランキングの、かなり上位である。

元々食が太い方でもないし、そんなにアホみたいに飲んだり食ったりする訳ではないが、根っからの貧乏性の所以か、居酒屋に行くと、食べ物や飲み物をオーダーする度に「えーと、ビールが○杯目でさっき頼んだチーズオムレツが××円だから、今はだいたいこの位…」と、頭の片隅で計算してしまう癖がある。いやいや、決してお財布の中がギリギリの金額ってことじゃなくて、これは完璧に癖である。
それはそれで、決して悪い癖ではないと思うのだが、アルコールを摂取しながらの暗算というのは、テーブルについてからの時間が経過するに比例して億劫かつ正確性を欠くものである。

「だったらそんな計算やめればいいじゃない」という御意見はごもっともなのだが、先程も述べたように、これは癖なので仕方ない。

最早義務感すら伴う。
最早意地である。

そこにおいて、「食べ飲み放題¥2500」という明朗会計システムは、私をストレスフリーfrom酩酊暗算地獄という楽園へと誘う。

「うおりゃあ~乾杯」ぐびぐび。

私もツレも、昼飯を食っていないという、激ハングリー状態だったので、お酒を嗜みつつ優雅に居酒屋ごはんを楽しむと言うよりは、寧ろ空腹を満たす為に一心不乱に皿にガッつくという、快楽原則に従った獣(ハングリー・ビースト)と化していた。

この手の会計システムだと「次のオーダーは、お皿とグラスが空っぽになってからよ♪」というルールがつきものなのだが、その時の我々にとってはオムレツもナンコツ唐揚げも、食べ物と言うよりは、最早飲み物であった。
つまり、その位の勢い--電光石火で食べ物が胃袋に飲み込まれること風の如しである。

「オーダーいいですか?ええと、生ビールと…」

店員さんは明らかに「オマエら、さっきおでん盛り合わせ持ってきたばかりじゃねえかよ」という空気(オーラ)を漂わせていたのだが、そんなの気にしない。
いくら飲んでも食っても¥2500。
ビバ!食べ飲み放題!
え?残したら別料金?
大丈夫、「残す」なんて文字は、我々の辞書にはないのだよ。。。
その時である。

「サラダごはんでございます」

ん?そんなの頼んだっけ?---つーか、サラダごはんって何だよ。
皿の上には、炊き込みごはんの上に、何故かレタスの葉っぱを乗せて、その上にマヨネーズをぶっかけた物体が鎮座していた。

「ヘイマスター…我々はこんなモン頼んだ覚えはないですよ。どちらかのテーブルとお間違いでは?」

「ああコレね、食べ放題のお客さまにはサービスなんですよ。ほら、そこにも書いてあるでしょ」


なるほど、たしかによく見りゃメニューには「サラダごはん付」と明記してある。
しかし、このタイミングで「サラダごはん」って何だよ?
米に葉っぱ乗せてマヨネーズ?何だそれ?こんなの隣の家の犬も食わねえだろ。
しかも何?このボリューム?
オマエ明らかに我々の食いっぷり見て、米の量調整しただろ。
で、やっぱりコレも全部食わなきゃ、次のオーダーもできない訳か?


「食べ放題」それは魅惑的な言葉である(暗算しなくてもいいしね)。
それは消費者目線での勝手すぎる幻想を生む。
しかし経営者目線に立てば、食べ放題におけるリスクマネジメントも当然の事であろう。

「オマエら、とっととその胃袋に米でも詰め込みやがれ」そんなお店側の意気込みを感じる。

「ああ、意地でも食ったるワイ」心の中でそう応える。

私はベトベトでビシャビシャのサラダごはんを口に運びながら、かつての米ソ冷戦時代の構造を思っていた。

かつて、キューバ危機により核戦争寸前の状況を経験した米ソ両国は、核戦争を回避するという点において共通利益を見出した。

飲食店と客は、決して敵対する関係性ではない。

さしあたって、いつの日かこのお店の店長と、お互い笑顔で『美味しいサラダごはん』を食べてみたいものである。

「LOVE&PEACE」これも私の好きな言葉ランキングの、かなり上位である。



KARAOKEJACK/石野卓球

部屋の掃除には4つ打ちテクノが最適なBGMであるというのが私の持論です。

アルバムタイトルとジャケットワークに、いかにも文系なアイロニーをひしひしと感じます。







haunted days

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濃紺

Author:濃紺
◆1971年生まれ。廃人寸前からサラリーマンへ奇跡の転身。 音楽好き。愛すべき80年代カルチャーを礎に、現在を生き未来を感じたい。東京→仙台→札幌→福岡。

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