もうすぐ春ですね

相変わらずの寒い毎日が続いているんだけれど、それでも「毎日」は決して同じ毎日じゃなくて、確実に時間は過ぎていて、「もうすぐ春なんだなあ」なんてふと思ってみたり。




時間軸って人それぞれなんだけれど、それでも同一線上に流れる絶対的な時間ってのは存在していて、だからこそ過ぎ去った時間も、来たるべき未来も大事に思えるのでしょうね。きっと。

それにしても、このヴィジュアルイメージは、古き良き昭和を存分に感じさせてくれます。

作り手にとってはノスタルジーでも、真新しい制服に袖を通す日を待ち望んでいる方にとっては、それはゼロから始まる未来でしかなくて。

メビウスの環に切れ目があるとしたら、それは多分この辺りなんじゃないかなと。





ヨリソウ/cuthbarts

反復されるメロディーと、静と動の緩急。
繊細さと疾走感の奇妙な同居。

熱したガラスがグニャリと伸びて、ゆっくり固まって行くような。





スポンサーサイト

名曲タイムマシン

最近ちょくちょく本屋に行くのだが、今日手にとった本はコレだ。

『僕の音盤青春記1971-1976』

雑誌「CDジャーナル」で連載されている、イラストつきエッセイなのだが、私はこの雑誌をチェックしていないので、興味深く楽しめた。


著者である牧野良幸氏が、当時の世相とか、自分の青春時代の思い出と共に、70年代の洋楽についてイラストつきで綴った楽しい読み物だ。

1971年といえば、私がオギャーと生まれた年なのだが、自分が生まれた頃、世の中で何が起きていたのかを考えると、なかなか不思議な気持ちになる。

ちなみに71年の洋楽ヒット曲は、CCRの「雨を見たかい」とか、カーペンターズの「スーパースター」とか、レッドツェッペリンの「天国への階段」で、例えば私の母親も、泣き止まない私をあやしながら、ラジオから流れてくるこれらの曲を聴いたのだろうか?とか、私自身が当たり前に口づさめる曲が、自分が赤ん坊の頃の曲なんだなあと思うと、ちょっとしたタイムスリップ感覚に陥るのである。

音楽だけじゃなくて、映画とか本とかもそうだと思うのだが、時を隔ててなお評価されるものには、時代性とはまた少し違う何かがあるような気がしてならない。

勿論「この時代だからこそ」のリアルタイムな魅力もあるのだが、何十年経っても色褪せない普遍的な素晴しさがあると思うのだ。


++関連リンク++
ザ・20世紀
ここで、自分が生まれた年の世相やヒット曲を検索できますよ。



Very Best OF~/CARPENTERS

これは最早、一家に一枚常備して頂きたい。

楽曲の素晴しさ、圧倒的な声の存在感。

聴くだけで勝手に、英語のヒアリングや、文法の勉強にもなってしまいます。

個人的には、『GOODBYE TO LOVE』のギターソロだけで、メシ3杯はいけますね。




サータアンタギーとは?

スーパーのお惣菜売り場に、見なれない物があった。

『サータアンタギー』

何だそりゃ?オラの村にはそんな食いモンはねえだっぺよ。



見た目はどうやら油で揚げているようだが、一体何を揚げているのか、サッパリわからない。
素材は何なのか?甘いのか?辛いのか?
私は本能のおもむくままに、この謎の物体に鼻を近付けて、そのヒントを探ろうと思ったのだが、元来の育ちの良さが災いしたのか(?)、さすがにそれは憚られた。

「うーむ、これは一体?」

そう思っていると、ナイスミセス2人組が通りかかった。

泉ピン子似
「あら?サータアンタギーって何かしら?」

あき竹城似
「たしか沖縄の…」

その後の言葉は、店内の有線にかき消された。Mr.Childrenの「しるし」は、本当に良い曲だと思ったが、それはもうちょっと小さい音量でも十分伝わるはずだ。そうだろう?ミスターマイセルフ。

ダーリンダーリン、いろんな角度からサータアンタギーを見てきた…。
沖縄の…何なんだ?

『サータアンタギー』ミセス達の会話から推測するに、これは沖縄の言葉だろう。
しかし、どう考えても、それが何なのかは、ちっともわからない。
御存知のように、沖縄の言葉は独特なもので、私の頭の中で『サータアンタギー』は、食べ物から遠ざかるばかりであった。


「勇気を出して言うよ!、僕は君にサータアンタギー」


「うれしいわ」


「本当にいいのかい?」


「その苦みばしったゴーヤみたいな言い回しはやめて」


「そうだな、すまない。今夜は僕のちんすこうを、君のサータアンタギーに…」


サータアンタギーのレシピ


MOTHER/LUNA SEA

お待たせしました。このバスはメタル発、UKお耽美経由、歌謡ロック行き…発車します。
雑多な音楽嗜好を、あくまでも歌謡曲的歌メロで貫いたのが、このバンドの成功に繋がったのではないかと。
メンバーのソロ活動以前のアルバムなので、歌声もそれほどニャーニャーしていませんね。
メンバーそれぞれのバランス感覚が、上手い具合に均衡したアルバムです。



SATSUGAIせよ!

友人が強く薦めるマンガ『デトロイト・メタル・シティ』を、遅ればせながら読んでみた。

本当は爽やかな音楽(スウェディッシュPOPとか、往年の渋谷系なんか)が好きな青年が、何故かデスメタルバンドで大活躍という、痛快かつトホホなお話。

久し振りにマンガで笑いましたよ。たまにはマンガも良いですね。


で、いろいろ検索していたら、マンガの中で歌われているDMCの曲を作って公開しているサイトもあったりして、これがなかなかのクオリティー。
やっぱりクラウザーさんはすげえや!

ファックファックファック!
ファッキンガムファック!


ファッキンガム宮殿



昼飯大喜利

コンビニの肉まんって、たまに食べると妙に美味しいですよね。

こんばんは。濃紺です。


假屋崎
「濃紺さん、すいませんけれど、昼飯代貸してくれませんか?ATM寄れなくて、財布の中に120円しかないんですよ」

濃紺
「別に構わないよ」

假屋崎
「あー、よかった」

濃紺
「昼飯代って言ったらせいぜい数百円だろ?普通に貸してもいいんだけれどさ…そうだ、お題に答えて、俺を笑わせたら吉野家おごってやるよ」

假屋崎
「あ、吉野家は久しく行っていませんね」

濃紺
「そのかわり、俺がクスリともしなかったら、明日の昼飯おごれよ」

假屋崎
「ほほう、面白そうですね。で、お題とは?」

濃紺
「そうだな、“何このタイトル?借りるしかないでしょ!そのAVのタイトルとは?”」

假屋崎
「大喜利みたいですね。えーと…」

假屋崎くんは、暫く考えて手をあげた。

濃紺
「はい、假屋崎くん!」



假屋崎
「ペロロ軍曹~恥丘征服であります!」





私は假屋崎くんに豚丼をおごった。
大盛りで。


色彩のブルース/エゴラッピン

昭和歌謡曲のようであり、R&Bのようでもあり。

初めて聴いたのに、懐かしいと思わせる楽曲。
タイトル曲の気だるさは秀逸。


名作FLASH探訪

北海道生搾り(発泡酒)を買ったら、「中国四国物産展」って海洋堂のオマケフィギュアがついていた。「さすが海洋堂!細かいぜ!」って感動していたら、細か過ぎて最初からパーツが折れてんの。
俺の出雲大社が…;。

こんばんは。濃紺です。


さて、YouTube全盛の今だからこそ、再評価したいのが、ちょっと前のFLASH職人の皆様による作品です。

コレとか■*注意『ワンクリ広告バナーはクリックするな』当ブログを御覧の皆様の中に、そんなアホはいないと思いますが念のため。



YouTubeってさ、そのものズバリのモロ見えDVDみたいなものだと思うんですよ。それはそれで悪くない。いや、寧ろその直球勝負はウェルカムだ。YouTubeは、個人的には、もうなくなると困ってしまう大事なコンテンツだ。

しかし、アイデアとセンスで唸らせ、楽しませてくれる、FLASHの数々ってのも、決してなくなって欲しくはない訳ですよ。


++関連リンク++
久々にペリー見た


Neu!/Neu!

「ねう!」じゃなくて「のい!」ね。
クラフトワーク決別組によるジャーマンロック。
人力ミニマルビートの反復テクノ的手法は、早過ぎるパンクかもしれない。
ジョイ・ティヴィジョン~レディオヘッドまで、与えた影響はデカいですね。



視覚と聴覚

激安コーヒースタンドで飲むコーヒーの味は、それなりにそれなりで、「自分にとってはこのくらいが丁度良いのかな?」と思ったりもする。
まだタバコがちょっぴりマズい。早く風邪治らないかなあ。皆様もお気をつけ下さい。

こんばんは。濃紺です。



さて、畏まって「アート」なんて聞いてしまうと、学生時代の美術の成績が常に3だった自分は、ちょっぴり身構えてしまうのだが、例えばCDのジャケットなんかを見るのも大好きだったりする。

視覚に訴えるものの持つ力。

高尚なものを理解するだけの頭はないんだけれど、それでも自分なりに楽しめれば、それでOKなんじゃないかなと思えるようになった今日この頃。今度時間を見つけて、柄にもなく久し振りに美術館なんかに足を運んでみようかと思う。

カジポン国際美術館



Wake/Dead Can Dance

その音世界は、抽象的で絵画的で。
目を閉じて浮かぶ風景に思いを馳せるのも、また1つの音楽の楽しみ方かなと。


せれぶ

ぱっと見て「え?連合軍?」と読んでしまった私は、そろそろ老眼の心配もしないといけないのだろうか?

こんばんは。濃紺です。



さて、一連のお笑いブームも、ゆるやかに収束しつつある今日この頃。
ブームとは、いつでも、その渦中にある者を容赦なく翻弄する訳だが(バンドブームなんかもそうだよね)、ブームの終焉とともに見事にフェードアウトしてしまい、「あー、そんな人もいたよね」と言われてしまう人が出てくるのも、悲しいが必然である。淘汰であり、サバイバルであり、バトルロワイヤルなのである。
そんな中、新しいカテゴリーを確立する人が出てくるのは、ブームの功績であると言っても良いであろう。

近頃すっかり自分達のスタイルを確立しているのは、やはり『叶姉妹』であろう。
アンドロイド然としたルックスに、冗談みたいなゴージャスなエピソードてんこもりの、このユニットは、お笑い界において『セレブ芸人』という新たなジャンルを開拓した。

そのゴージャスな佇まいと豪遊三昧のライフスタイル。芸能活動以外の以外の収入源が謎だというキャラ作りは見事としか言い様がない。世の殿方を「メンズ」と呼び、中でも容姿端麗な男性を「グッドルッキング・ガイ」と呼ぶ。こういった英語表現(の胡散臭さ)も、ハイセンスなキャラ作りに一役買っていそうだ。

しかし、世の中は結構純粋なもので、それを本気で信じちゃっている人達もそれなりにいるのは驚きだ。
「要人向けの高級コールガールなんじゃないか?」
「実家が石油王なんじゃないか?」
そこには夢がある。夢、ドリーム。それは決して悪い事ではない。

だがしかし、お笑いユニット『叶姉妹』の表面のみを見て、「そうよ!セレブよ!あたしもセレブなのよ!」と、本名と顔を丸出しでテレビ番組のセレブ特集なんかに出まくって、誘拐されちゃうような人もいたりする。

純粋さは、時として悲劇を生む。
悲しいことだ。
美香さんも、そう思うでしょ?


++関連リンク++
叶姉妹-Wikipedia


Pre-Millenniun Tension/TRICKY

元マッシブアタックのトリッキーのソロ2作目。
サンプリングされたリズムループの上に配列された、圧倒的な負のパワーに満ちたRAP。
UKブラックの文脈で綴ったインダストリアル的手法は、ベクトルはちょっと違うけれど、NINのトレント・レズナーに通じる空気もあるような。


少年マンガ雑誌はどこに向かっているのか?

風邪ひいてる時の鼻水って、まるで永久機関だよね!
これを平和利用できないものだろうか?

こんばんは。濃紺です。


濃紺
「ん?假屋崎くん、何読んでるの?」

假屋崎
「今週号の“マガジン”ですよ」

この場合のマガジンとは、単純に雑誌という意味ではなく、ジャンプ、サンデー、チャンピオンと同義の、少年マンガ雑誌である。

私も10年程前までは、よく読んでいた。


■週刊少年マガジン 1996年■

マラソンマン
スーパードクターK
はじめの一歩
湘南純愛組!
将太の寿司
シュート!
Let'sぬぷぬぷっ
金田一少年の事件簿
へなちょこ大作戦Z
新・コータローまかりとおる
BOYS BE...
Harlem Beat
サイコメトラーEIJI
中華一番!
TENKA FUBU 信長
特攻の拓
Dr.NOGUCHI
カメレオン
Jドリーム 飛翔編
MMR マガジンミステリー調査班


いや、このあたりまでは読んでいたかな?


■週刊少年マガジン 1999年■

MMR マガジンミステリー調査班
サイコメトラーEIJI
GTO
カメレオン
はじめの一歩
Get Backers
RAVE
ラブひな
脳みそプルン!
将太の寿司~全国大会編~
金田一少年の事件簿
勝負師伝説 哲也
シュート!~熱き挑戦~
Dreams
新・コータローまかりとおる!
Let'sぬぷぬぷっ
SAMURAI DEEPER KYO
Harlem Beat
Jドリーム~完全燃焼編~
BOYS BE...


正当派少年誌と言えば、それは言うまでもなく「ジャンプ」なのだが、私は断然マガシン派だった。「友情」「努力」「勝利」をキーワードにしたジャンプよりも、マガジンは遥かに胡散臭い。世紀末ムードを煽りに煽っておいて、20世紀の終了と同時に見事にフェードアウトした「MMR」の逃げ足の速さや、時代錯誤なヤンキーが登場して「ボコボコにしてやんぜ」とか。


濃紺
「おー、マガジン。懐かしいな、ちょっと見せてよ」

假屋崎
「いいですよ」

私はパラパラとページを捲った。

なんじゃこりゃ?!

応募者全員サービスで『明日菜・ぽっかぽか添い寝シーツ』って?!*サムネイルはクリックで拡大(別窓)

「サービス」と言えど、その内容は「¥3600分の定額小為替を用意しやがれ」という、ハッキリ言って只の通信販売である。



濃紺
「ちょっと!假屋崎くん!マガジンが…マガジンがこんなことになってるよ!」

假屋崎
「ああ、それね。僕もあとで郵便局行かなきゃって思っていたところですよ」

濃紺
「そしてこの“商品の使用例”の写真!これ何に使うんだ?よく見りゃキャラクターがしっかり真ん中に印刷されていて、これって添い寝じゃなくてこれじゃつまり…」

假屋崎
「さすが、鋭い洞察力ですね。僕の場合は2枚購入して、その内の1枚は、こうハサミで穴を…で中に…」

濃紺
「あーもういい!その先は聞きたくない」

假屋崎
「まあ本来只のシーツですから」

濃紺
「かつてはあの名作“あしたのジョー”が載っていた雑誌だぞ。いいのか?マガジンはこれでいいのか?」

假屋崎
「いいのかも何も、これが現実なんですよ。“ネギま!”面白いっすよ。明日菜ちゃん可愛いし…」

濃紺
「“ラブひな”あたりからイヤな予感はしていたんだけれどさ、何て言うの?もっとこう痛快で、自分の中の少年な部分を刺激してくれるマンガってないの?武丸さんをボコボコにしてやんぜ的な」


假屋崎
「そんなの今どきないですよ。ヤンキーマンガもなくはないけれど…まあこれも時代の流れってやつですよ」

濃紺
「そうか…そうだよな。黙っていても時は流れるもんな。時代って残酷だよな。何だか絵柄も…假屋崎くんが好きそうなマンガも結構あるな」

假屋崎
「僕もうこれ読み終わったからあげますよ。家でじっくり読んで下さい。きっと気に入るマンガもありますって」

という訳で、久し振りに少年マガジンをじっくり読んでみたのだが、そこはいかんせん週刊マンガ雑誌であるので、どのマンガも話がサッパリ解らない。

ただ、ちょっぴり嬉しかったには、金田一君が復活して、元気に事件に立ち向かっていることだ。
しかし一歩はそろそろ引退させてあげたい。デンプシーロールでボッコボコにしてやんぜ。


The Very Best of ORIGINAL LOVE/ORIGINAL LOVE

東芝EMI時代のベスト盤。
「月の裏で会いましょう」とか「朝日のあたる道」とか、急に聴きたくなる夜があります。



旅の音

ちょっとちょっと!
2tトラック3台分のチョコレートなんて困るよ。
今年中に食べ切れるかなあ?

【白昼夢】はくちゅう‐む
日中、目を覚ましたままで空想や想像を夢のように映像として見ていること。また、そのような非現実的な幻想にふけること。白日夢。


こんばんは。濃紺です。


風邪気味の私としては、この季節の北海道に住んでいること自体が、罰ゲームのように感じてしまう。
寒いんだ。冬は寒いんだ。確かに寒いんだ。
何度でも言うよ!
君の為に言うよ…愛してる。あれ?

とにかくクソ寒いのである。窓の外はアホみたいに吹雪いている。

「バーカバーカ!冬のバーカ!ブース!」

私はそう吐き捨てるとカーテンを閉めて、ベッドに潜り込んだ。
そして、ゆっくり目を閉じる。


さみいなあ。こんな時には暖かいところに旅にでも出たいところだ。

どこに?南の島?

いやいや。雪がないところなら、もうどこだっていいよ…。



しかし、旅に出るには、時間もお金もかかるので、私は脳内でヴァーチャルな旅に出ることにした。
ベッドから出て、PCの電源を入れて、地図帳を開いたら出発だ。

Departure Sound-出発の音


Let go/Bonnie Pink

去年(だっけ?)突然ブレイクしたのにはびっくりしましたが、個人的にはこの頃の路線が好きなんだよな。

ガラガライソジンジン

息苦しくて目が覚めた。
思わず「このままGo to heavenしてしまうのか?」と呟いた程だ。

こんばんは。濃紺です。


寝る前の寒さは、冬のせいじゃなかったようだ。どうやら風邪気味だったようである。
何故風邪気味だと息苦しくなってしまうかというと、扁桃腺が腫れやすい体質だからである。
これがまた、びっくりする程腫れてしまうので、呼吸すら違和感を感じてしまう(喉の中が気持ち悪い)し、こいつが腫れている限りは微熱が続いてしまうという厄介なシロモノだ。

『喉に爆弾を抱えた男』なんて言うと、ちょっぴりハードボイルドでカッコイイような気もするのだが、実際は朝のコーヒーを飲んでは「おえおえ」、ついいつもの癖でタバコに火をつけては「おえおえ」、歯を磨いては「おえおえ」と、涙目で「おえおえ」言っているだけのマヌケ具合だ。


そんな『おえおえ教の教祖』みたいな私の必須アイテムは、カバさんのパッケージでお馴染みのイソジンである。
ジーンズで言えばリーバイスの501、スニーカーで言えばコンバースのオールスター、××マンガで言えばヤマジュン的な、うがい薬界のド定番だ。



NASAが宇宙からの細菌対策にも使ったというイソジンであるからして、その効果は絶大である。絶大であるからして、アレルギーや甲状腺疾患の副作用があるんじゃないかという説もあり。ちょっと怖いですね。

そんなイソジンのパッケージをよく見ると、製造発売元は『明治製菓株式会社』とある。あの『おやつはカール』で有名な会社である。医薬品なのに、お菓子の会社とはどういうことなのか?

イソジンの主成分はポピドンヨード(ヨウ素)。苦みはヨウ素の特徴で、あの独特の味は、あれでも味付けしてあるんだとか。ああ、なるほど。

でもどうせなら、『うすしお味』とか『チーズ味』にして欲しかったかも…いや、チーズ味でうがいは、それはそれでキツいものがありますね。


Octopus/The Human League

「エレポップ」である。もっと恥ずかしい言い方をすると「テクノポップ」である。
80年代に成熟し尽くしてしまったフォーマットに乗っ取り、95年に発表されたこのアルバムには、新しい事はなーんにもないのである。
テクノポップの様式美というのは、何だかとても皮肉な気がする。
ひたすらポップでひたすらキャッチー。好きな人にはたまらない、興味がない人にとっては退屈かもしれない、聴き手を選ぶアルバムかもしれない。
しかし、時代と共に消費されゆく様が、ある意味テクノ的なのかもしれない。

「キャンディキャンディ」の主題歌を検証する

帰宅して、電気をつけた途端に「パチン」と音を立てて電球が切れた時の切なさ。

こんばんは、濃紺です。



いつからだろう?

「タイアップ」なんて言葉が定着して、ドラマやアニメの主題歌は、ちょっと聴いたところ、「それって、別にこの曲じゃなくてもいいんじゃない?と言うか、テーマ曲と内容あってなくない?」なんて思うようになったのは。
近頃では毎週楽しみに見ているテレビ番組もないので、最近の主題歌事情には疎いのだが、恐らくこの傾向は今も根強いのではないだろうか?

という訳で今夜は懐かしのアニメ『キャンディキャンディ』の主題歌を検証してみたいと思う。

キャンディキャンディOP動画

キャンディキャンディ-Wikipediaによると、物語の舞台は20世紀初頭のアメリカ中西部およびイギリスということだが、何故かイントロのチェンバロ風フレーズは中世ヨーロッパのバロック音楽を思い起こさせる。
「何だ?この無国籍感と荘厳な響きは?」このフレーズをギターで弾いてみると(ポジショニングは2弦4Fから始めることを推奨)、北欧メタルというよりはマリスミゼル的であることに気付く。つまり日本人が解釈するヨーロピアンということだ。

そしてAメロである。
ヤマハエレクトーン教室のようなコード進行に乗せて、こう歌われる。

そばかすなんて 気にしないわ
鼻ぺちゃだって だって だって お気に入り
お転婆 いたずら 大好き
かけっこ スキップ 大好き
私は 私は 私はキャンディ


素晴しい!これぞノンタイアップの極みである。16小節で主人公自らが己のキャラクター(ポジティヴさ)を説明しきっているのである。しかし、かけっこはともかく、「スキップ大好き」なんてカミングアウトする人に出会う機会はなかなかなない。

Bメロ入り口のコードC7。
これは凄い。それまで明るく朗らかに進んできた雰囲気を、冒頭のコード一発で変えてしまうのである。ここまで大胆かつコンパクトなアレンジに、私は改めて作曲家のスキルに脱帽した(マイナーコードでなく7thというところがポイント)。

ひとりぼっちでいると ちょっぴりさみしい
そんな時こう言うの 鏡を見つめて


いきなりの「あたしさみしいの」宣言である。キャバクラ嬢の営業電話みたいだが、基本明るいキャンディさんとはいえ、そりゃさみしい時もあるだろうさ。人間だもの。それはそうとキャンディさん、近頃ちょっと呑み過ぎよ。

そしてドラマティックなコード進行のサビに突入する。

笑って 笑って 笑って キャンディ
泣きべそなんて さよなら ね キャンディキャンディ

70年代歌謡曲の空気を存分に孕んだストリングスのアレンジがたまらない。
特筆すべきは「さよなら ね」の「ね」の音程である。本来なら3度上のハモリのライン上の音を主旋律に無理矢理押し込むことによって生まれる「くすぐったさ」が絶妙だ。

しかし、鏡に向かって「笑ってキャンディ」と自らに言い聞かせるのは、絵面的には結構キツい。キャンディさんが将来、職場内不倫の果てに、トイレや給湯室で同じ行動をとらないことを祈るばかりである。


Go Plastic/SQUAREPUSHER

ジャズ対テクノ対アブストラクトという、ゴジラ対メカゴジラ対ブタゴリラ(キテレツ大百科)みたいなガチンコ勝負は、そりゃもうカオスなんですよ。

FDR/CDソフトケースのススメ

家で塩ホルモン焼いたら、部屋の中がすっげー臭い!

こんばんは。濃紺です。

さて、コレクターという訳ではないのだが、気がつくと随分CDが増えちゃったりしている。あまり聴かないモノをたまに売ったりしているものの、売ったお金でCDを買って帰ってきてしまうという非常にお馬鹿なこともしてしまうので、減っているんだか増えているんだかもよくわからない。

所有しているCDが1000枚を超えたあたりから、切実な問題が起こる。
そう。収納スペースの問題である。

CDってのは、よく見るとプラスティックのケースが結構厚い。定規を当ててみると、ケースの厚さは約1cm。1000枚のCDを単純に一列に並べると10m。あほかボケー!よっぽどの豪邸に住んでいない限り、収納スペースに頭を悩ませるのは当然の成り行きであろう。


で、いろいろな収納グッズ、効率の良い収納棚がある訳だが、私濃紺が厳選に厳選を重ねた末(コストと収納時の検索性を重視)、使っているのはFDR(Flash Disk Launch)というケースであります!


ディスクそのものと、ジャケットと帯、裏ジャケを塩化ビニールの薄いケースに詰め替えて、プラケースを捨ててしまえ!という、非常に斬新なアプローチだ。

プラケースを捨ててしまうのは、環境的にどうよ?とも思うのだが、捨ててしまっても問題のない過剰包装がパッケージとして成り立ってしまっているのが、そもそも問題なのかもしれない。
ジャケットには音楽を視覚的イメージとして補足→際立たせるという重大な目的があるのだが、ケースはただのケースでしかないのだ。

■ユーザーによる写真入りレポはコチラ

『スチャダラ』ボーズ氏もオススメ

タワレコにも売っているので、興味のある方は一度手にとってみて下さいませ。
50枚入って¥2000(@¥40)を、コスト的に高いと思うか安いと思うかは、それぞれの価値観ではありますが、確実にスペースはできますよ。一気に移行するんじゃなくて、ちょっとずつケースから移しかえる作業が、また楽しかったりします。

例えば今、物凄い地震が起きたとして…
CDの収納が、あなたの生死を分けるかもしれませんよ。


MONGOLIAN BARBEQUE/LENINGLARD COWBOYS

映画でも有名(?)な、フィンランドのイカしたトサカ頭野郎共の痛快なアルバム。
パンク/HMからポルカまで(笑)を飲み込んだ、これが真のミクスチャーだ!
1曲目はあの名曲『There Must Be Angel/ユーリーズミックス』の極悪カバーバージョン。
日本盤ボーナストラックでは、往年のDISCOクラシック『ジンギスカン』を、何故か日本語でカバー(というか、替え歌)。そのアティチュードがパンクだなあと。

何だかプレミアがついているみたいですが、たまに中古屋で見かけるので、見つけたら迷わずゲッツ!(ダンディー坂野さんを最近見かけません)。

境界線

-前回のあらすじ-

「CDを貸してくれ」假屋崎くんの同機は「メイドカフェの可愛いメイドさんとの共通の話題作り」という、やや不純なものであったが、私は快く假屋崎くんにCDを貸してあげることにした。


濃紺
「はい。これ頼まれていたCD」

假屋崎
「おおー!ありがとうございます!」

假屋崎くんは、鼻歌を歌いながら、CDをカバンにしまった。

假屋崎
「ふふふふふふふふ ふふんふ~ん♪」

濃紺
「お、微妙に懐かしい曲だな。ラヴサイケデリコか」

假屋崎
「違いますよ。これは今ブレイク中のYUIちゃんの曲ですよ」

濃紺
「あ、そうなの?もう一回歌ってみてよ」

假屋崎
「ふふふふふふふふ ふふんふ~ん♪」

濃紺
「ラヴサイケデリコのYour Songわかる?」

假屋崎
「ええ」

濃紺
「ちょっと歌ってみ」

假屋崎
「ふふふふふふふふ ふふんふ~ん♪…あっ!ほとんど同じですね」

濃紺
「そうだね」

假屋崎
「濃紺さん、今“パクリじゃん”とか思ってるでしょ?」

濃紺
「いや、別に」

假屋崎
「YUIちゃんはパクリなんかする人じゃないんですよ!音楽に対しては純粋で真直ぐで…」

濃紺
「わかったから、そんなに熱くなるなって」

假屋崎
「わかってくれればいいんですけれどね。ちょっと音楽に詳しかったり、洋楽聴いている人は、すぐにJ-ROCKやJ-POPを“あれは○○のパクリだ”とか得意気に語るでしょ。僕、そういうの何か腹立つんですよね!特にYUIちゃんは、音楽に対しては純粋で真直ぐで…」

濃紺
「YUIちゃんの真直ぐさはわかったからさ。それより“洋楽聴いている人は~得意気に”のくだりは聞き捨てならんな」

假屋崎
「YUIちゃんを馬鹿にされたみたいで、ちょっと取り乱しました。すいません」

假屋崎くんよ!お前はYUIちゃんとやらの何をどこまで知っているのだ?
しかしそこにつっこむと、また話がややこしくなりそうなので、その点に関してはスルーしよう。

濃紺
「大体アレだろ?歌メロの中の4小節がほとんど同じってだけだろ?そんなこといちいち言っていたらキリないじゃん。国民的アーティストと言われる“3×3オールスターズ”や“ビーヅ”の楽曲にパクリ云々なんて今更誰も言わないし、そんなの気にしてたら“o塚アイ”とか“ヲレンヂレンヂ”なんかは存在自体アウトだろ?」

假屋崎
「まあそうですけれどね」


思うに『パクリ』と『パロディー』と『オマージュ』の明確なボーダーラインはないのだろう。近頃では『リスペクト』なんて言葉も都合良く解釈されている。
オリジナリティーは確かに重要なキーワードなのだが、音楽も言葉と同様、ある程度のイディオムがある。使い倒されたイディオムを拡大再生産するのにもセンスは必要だし、それは1つの立派な手法だ。
新作をリリースする度に『パクリ云々』と叩かれてしまうアーティストがいるのに対し、例えば奥田民生や大瀧詠一や小西康陽(元ピチカートファイヴ)はそのような叩かれ方をしない。それは何故か?

個人的見解で大変恐縮ではあるのだが、1音楽ファンから言わせて貰えるとするならば、それは『引用がどれだけ露骨であろうとも、原曲に対する愛情が見えているから』ではないのだろうか。パクリだ何だと言うよりも、元ネタも含めて楽しんだ者勝ちだと思うのだ。


++関連リンク++
Your Song /LOVE PSYCHEDELICO■の歌い出し

Rolling Star/YUI■のサビ


THE GREATEST HITS/LOVE PSYCHEDELICO

60年代ロックの影響を咀嚼して、絶妙なバランスで再構築。

ニヤリとさせられるフレーズもあったりして、それがまた楽しいなと。

ジャケットもカッコイイですね(でもPVはイマイチ?)。

GOTHゴスごす

保険会社や消費者金融のCMは、あんなにちっちゃい字で書いてある約款をナレーションで読むべきだと思う。

こんばんは。濃紺です。

假屋崎
「ねえ、濃紺さん“え?ぁねっナントカ”のCD持ってません?」

濃紺
エヴァネッセンスか、あるけれど」

假屋崎
「あ、よかった。それ今度貸してくれませんか?」

濃紺
「いいよ。でも珍しいな…假屋崎くんがCD貸してくれなんて言うの。しかもエヴァネッセンスだし…どうしたの?」

假屋崎
「たまに行くメイドカフェのゴスロリメイドさんが、そりゃもう可愛いんですよ!で、ちょっと喋ったら、そのエヴァネッセンスだとか…ゴスなロックが大好きらしいんですよね」

濃紺
「あー、なるほど。共通の話題作りの為か」

假屋崎
「えへへ。ところで濃紺さん、ゴスなロックって何?」

濃紺
「その辺りは、定義が物凄く曖昧なんだけれどさ。エヴァネッセンスもゴスの要素はあるけれど、コテコテのゴスバンドと言うよりは、広い意味でのミクスチャーだし、曲によってはただのヘヴィーメタルみたいな曲もあるし」

假屋崎
「ふーん。なんだかよくわかりませんね…」

濃紺
「まあね。あまり参考にならないけれど、この辺に目を通してもらえると、なんとなく伝わるかも」

假屋崎
「んー。でも音楽を言葉で定義づけるのって、あまり意味ないですよね」

濃紺
「お、珍しくマトモな御意見だな!」

假屋崎
「珍しくって…僕はいつだってマトモですよ。ところで濃紺さん、ゴスロリメイドさんに限らず、街で見かけるゴスロリちゃんって、やっぱりみんなゴスなロックを聴いていたりするんですかね?」

濃紺
「ゴスロリは、あれはもうゴスとは別物なんじゃないかな。本来の意味を離れて、勝手に一人歩きしたゴスと言うか…大半がヴィジュアル系のファンなんじゃないの?」

假屋崎
「なるほど」

濃紺
「まず音楽ありきというよりも、むしろあの子たちは假屋崎くんのテリトリーに近いと思うよ。アニメとかマンガとかゲームとかコスプレとかさ」

假屋崎
「ほー。もしかしたら、濃紺さんより僕の方が、ゴスロリメイドさんと共通の話題が多いかもしれませんね!」

濃紺
「そうかもね」



メイドカフェに一度も行ったことのない私は、假屋崎くんに「今度連れていってくれ」と頼んでみたのだが、假屋崎くんは「ライバルになっちゃったらイヤだから」と、よくわからない理由をつけて、頑なに拒否したのであった。




Fallen/エヴァネッセンス

リンキンパークをバックに宇多田ヒカルが歌っても、こんな感じになるのだろうか?
POPでとっつきやすい。一番の魅力は、エイミー嬢の声かもしれない。

思想とか美学とかはひとまず置いといて、お手軽ゴスロック入門に最適な一枚かと。



あばれはっちゃく

全国的に春みたいな陽気で、札幌市内の道路は溶けた雪でグッチャグチャ!
雪まつりの雪像も溶けかかっているとかいないとか。

こんばんは。濃紺です。


突然だが私が子供の頃『あばれはっちゃく』というドラマがあった。
結構長いことシリーズ化されていた番組なので、世代が近い方ならば、記憶の片隅にあると思う。
詳しくは Wikiを参照して頂くとして、まあ内容としては、勉強は苦手だが、喧嘩とスポーツといたずらならば誰にも負けない、所謂ジャイアン的わんぱく少年が巻き起こすコメディータッチなドタバタホームドラマである。

毎週毎週飽きもせず少年の周りで事件が巻き起こり、持ち前の正義感で難問に挑むというのが、基本フォーマットだ。事件といっても、なにぶん主人公は小学生なので、その事件の重大さも御近所レベルである。

少年の強引さ、身勝手さに、彼の父親は「てめえの馬鹿さ加減にゃ、父ちゃん情けなくて涙出てくらあ」と言っては、毎週息子を殴り飛ばす。

ハッキリ言って暴力オヤジなのだが、体罰の根底にも愛情があった昭和ならではの名シーンである。
現代ではこの演出も問題になってしまうこと必至であろう。

さて、長年の疑問なのだが、この『あばれはっちゃく』の「はっちゃく」とは一体何なんだろう?
「あばれ」は勿論「暴れ」だろう。暴れん坊な主人公のキャラクターを象徴している接頭語である。
しかし「はっちゃく」とは?
手持ちの辞書には載っていない。
excite辞書にも載っていない。
…まさか「発着」ではあるまい。暴れん坊が出発したり到着したりするシチュエーションというのも、いまいちピンとこない。

こちらのサイトによると、北海道弁に「はっちゃきこく」という言い回しがあり、ニュアンスとしては「張り切る」「調子に乗る」という感じであるが、15年程北海道に暮らしているが、この言葉はリアルに聞いたことはない。もしかしたらこの言葉自体古い言葉で、年配の方々ならば普通に使っているのかもしれないが。

余談であるが、3代目『あばれはっちゃく』は、私が小学校の5~6年生の頃通っていた学校の、隣の小学校にいたのである。
亀戸エルナード(当時)で遊んでいると、『はっちゃく』を何度か見かけたものだ。

その時は「あ、はっちゃくだ」と思うにとどまったのだが、あの時「ねえ、“はっちゃく”って何?どういう意味?」と尋ねておけば良かったと、切に思うのである。


主題歌


Freedom of choice/DEVO

愛すべきロック/テクノバンドDEVOの3rd。
そのアンドロイドな変態レトロフューチャーぶりは、POPカルチャーの観点から見ても世界遺産レベルかと。

この帽子(?)をいつか自作してみたいものです。

吸盤でシャア専用

除雪車って、何かカッコイイですよね!ガンタンクみたいで。一度乗ってみたいものです。

こんばんは。濃紺です。



何でもシャア専用吸盤付マスコット

これは…カッコイイのか?
どうせなら吸盤も赤く塗って欲しかったなあと。




カフェ・ボヘミア/佐野元春


86年の作品だから20年以上前なのか!当時中学生だったから、あまりわからなかったのだけれど、今聴くと、この音楽性の幅広さは凄いですね。クオリティー高いです。

でも『YOUNG BLOODS』を聴くと、やっぱりスタイルカウンシルの『SHOUT TO THE TOP』を歌いたくなっちゃいます。

真夏のFANTASY

flash playerがらみで不具合があったので、久々にNetscapeを立ち上げたのですが、相変わらずきったねーフォントだな。

こんばんは。濃紺です。

さて、日々の中古CD屋巡りが密かな愉しみの私ですが、まあこう言ってはなんだが、どこのお店に行ってもラインナップはそうそう変わるものではない。そんな中から本日の一枚を発掘するのが、また楽しいところでもあるのだが。

しかし、あまりかわりばえのしないラインナップから、驚くべき一枚を発見することがある。
今日発見した一枚はコレだ。

『真夏のファンタジー/森脇健児』

おっと、今「森脇健児って誰やねん?」と思った若い読者諸君は、こちらに目を通して頂きたい。
所属事務所によるプロフィール
Wiki

お笑いでもあり、バラエティーにも出るし、俳優もやってしまう。
ポジション的には今でいう…誰だろう?…ちょっと思い付かないが、ここのところブレイクしている大泉洋さんが同じ道を辿っていないか、若干心配でもある。

話を「真夏のファンタジー」に戻そう。
1991年作品。バブル時代最後の残りっ屁の香りを、否応なく嗅がされ、私はかなりの衝撃を受けた。気がつくと、私はこのアルバムを握りしめ、レジに向かっていた。

「294円ですぅ」

レジのお姉さんは、ジャケットを見るなり俯いて肩を震わせ、明らかに笑いを押し殺していたのだが、私は努めて平静を装った。背中にジワリと汗が滲むのを感じた。

スキャナがないので、鮮明な画像でお伝えできないのが非常に残念なのだが、ジャケ写はコレである。
服のままプールの中に身を沈める健児…いや、あえて『KENJI』と表記したい。
口元に手を当てるポーズは、あの監禁王子の決めポーズを思い起こさせるが、KENJIのこのポーズには、何と言うか、もの凄い「やらされている感」を感じてしまう。



プールの中なのに手にはシャンパンの瓶。
WHY?
きっとプールサイドではパーティーが行われているに違いない。
WHERE?
ここはどこかって?LAに決まっているじゃないか。青い空が眩しいぜ。

そんな事を思いながらブックレットを捲ると、そこには「いかにもアメリカ!」な邸宅の前に佇むKENJIの姿が。

頭に巻いた赤いバンダナと、はだけた白いYシャツの胸元が眩しい。
画像ではわかりにくいが、胸元には黄色い花が。ザ・スミスへのオマージュだろうか?



震える指でCDのPLAYボタンを押す。
やたらキラキラしたシンセの音色にいきなりKO!
これって打ち込みだよね?あれ?生ドラムなの?って音処理が、当時の空気を甦らせる。没個性なKENJIのヴォーカリゼーションは、とりたて上手でもなく下手でもなく、まるで友達とカラオケに行っているような親近感だ。歌メロの「あいの手」的に配された、ヴァン・ヘイレン直系の無駄に音数の多いギターのオブリガードがそれに応える。

この音世界に身を委ねていると、心は1991年にタイムスリップだ。
男なら肩パッド山盛り、金ボタンの「紺ブレ」を爽やかに着こなしたい。
女なら前髪を「ケープヘアスプレー」で前方に向かってガッチリと固めたくなるはずだ。

そんなこんなしているうちに、いよいよタイトル曲「真夏のFANTASY」だ。
ギターのピックスクラッチに導かれた8ビート、むせびなくサキソフォンのイントロ。
カラッとしたアメリカ西海岸の空が広がる…。


虹ひとつ 描いて 水しぶきの中に
はしゃぐお前の笑顔 眩し過ぎるから
きらめいて 俺のハート ときめかせるよ
お前の瞳は真夏のFANTASY



きゃー!KENJI!抱いて!


兎に角このアルバムの中のKENJIは、物凄く男前なのである。
バラエティー番組で見せる彼の顔は一切見えない。
これは彼のキャラクター一切無視のオーバープロデュースなのでは?
クレジットには織田哲郎、サエキけんぞう、かまやつひろしなど、蒼々たるメンバーが名を列ねている。コーラスに大黒摩紀の名前も見える。何となくいろいろな大人の事情を想像してしまう。

やはり「やらされている感」は拭えないのか?
しかしよく見ると『君が好き』『最低NIGHT』の2曲で、KENJIはちゃっかり作詞なんかもしているので、どうやら本人もまんざらでもなさそうだ。

あっと言う間に、ラストナンバーの『TRUTH』である。
ドラマティックなハードポップに、KENJIの滑舌の良い真直ぐな歌が響く。

飾りのない自分を ありのままの自分を
偽りのない自分を 君に見せたい
Can't you see my truth? 僕は今ここにいる
Can't you see my truth? 君は今そこにいる


もう佐野元春か浜田省吾の生き霊でも取り憑いているかのごとき、その熱いメッセージに、私は溢れ出る涙を拭うこともできず、ただひたすら拳を上げていた。

うおー!KENJI兄貴!アッ-----!!


ブレイクでは激しいドラムのフィルが。そしてテクニカルなギターのフレーズ…。

ん?何だかこの曲だけ…こ、これは?
guitar:葛城哲哉
drums:湊雅史

これは納得。

当然(?)廃盤なのだが、中古屋で見かけたら、迷わず手にとって頂きたい一枚である。


真秋のFANTASY~ベイビー・ウォント・ユー!/森脇健児

さすがのAmazonにも『真夏のFANTASY』はなくて、ちょっぴり残念。
でも変わりにこんなものを見つけました。
3年後の94年にひっそりと続編が!このシングルには『真冬のラプソディー』も収録されているらしく…ちょっと聴いてみたいかも(笑。

しかし『真秋』っていつ頃なんだろ?



ライフスペース(notあの団体)

暖冬だ暖冬だ言っても、夜は寒いですね。

こんばんは。濃紺です。

そういや何年か前から、こんなのが増えている。

日本の住宅事情を考えれば、成り立ってしかるべきのビジネスだよなあと。


「レンタル物置きに一度死体を隠して…」
ミステリー小説に、そんなトリックもあるのかもしれない。

このレンタル物置き、よく見りゃ結構デカい。
「頑張れば住めるんじゃねえの?」

しかし極寒の北海道。この季節に屋外にある鉄製ボックスの中は、それはそれは寒いことだろう。もしかしたら、冷蔵庫の中よりも寒い夜もあるかもしれない。

「せめて建物の中だったらなあ…」と思っていると、



『室内トランクルーム』キタ--------!!

私は携帯電話を取り出し、おもむろに取り扱いの不動産屋に電話をしてみた。



濃紺
「もしもし、室内トランクルームの看板を見まして、ちょっとお伺いしたいのですが」

不動産屋
「何でしょう?」

濃紺
「広さってどのくらいなんでしょうか?」

不動産屋
「いろいろなタイプがありますけれど、広いものだと約3畳程ですね」

何?3畳?
私の記憶が確かならば、かの藤子不二雄(FとA2人で1人)らを輩出したトキワ荘も3畳一間だったはずだ。単純計算で1人あたり1.5畳。名作の数々は、極狭のスペースでも生まれるのだ。大事なのは環境でなく生き様だ。オーイエー、ロックンロール!家だけにいえー。

濃紺
「あの、ここって…住んじゃ…だめですか?」

不動産屋
「は?」

濃紺
「だから、室内トランクルームに…」

不動産屋
「…」

濃紺
「住んじゃ…ダメ…ですよね…」

不動産屋
「そうですね」

濃紺
「ありがとうございました。お忙しいところ、お手数かけました」

わかっていたんだ。
最初からわかっていたんだ。
でも、一応聞いてみたかったんだ。

子供の頃、意味もなく窮屈な押し入れライフに憧れたり、小学生の頃、友達の家の庭にテントを張って、これまた意味もなく過ごした土曜日の夜のことを思い出していた。

そして私は頭からコタツに潜り込んでみた。
暗闇に浮かぶ赤外線の赤は、あの頃と同じ優しい色をしていた。


この世の限り/椎名林檎-椎名純平-齋藤ネコ

今春公開の映画『さくらん』のテーマ曲。
総勢72名のオーケストラによるサウンドアレンジが齋藤ネコさん。
椎名純平さんが歌っているハモリのメロディーラインが凄いですね(こんなのよく歌えるなあ)。

をーらのIZUMI

え?おにぎりの具がベビースター?

こんばんは。濃紺です。


データ捏造で打ち切りになった「あるある大事典」を制作していた日本テレワークが、同じくフジ系放送の午前中の番組「こたえてちょーだい!」でもヤラセくさいことをやっていた。この番組に出演した(させられた)30代主婦の告発によると、それは02年6月、今をときめく霊能師、江原啓之(42)が駆け出しの頃、担当していたコーナーでかなりきわどい“演出”をした疑いがあるという。

「こたえて―」の別のコーナーに手紙を出したら「江原さんのコーナーに 出演しませんか?」というオファーが日本テレワークからあったという。
ところが、Aさんはいざ番組に出演して愕然とする。

「江原氏が即興で霊視してくれるとばかり思っていたら、事前に詳しいプロフィールの提出も求められ、自宅には日本テレワークの方から30分以上も電話リサーチがありました。

その上、控室にスタッフから『ご主人か奥さまかどちらかで結構なんですが、 昔、頭を打ったことありませんか?』なんて電話も。
夫が“5歳くらいの時に階段から転げた”というエピソードを披露したら、江原さんは本番で、さも今、霊視で見えたかのように “ご主人、頭を打ったことありませんか”って真顔で言うんです呆れました」

江原はこの番組を足がかりにメジャーになっていった。
フジはコメントは差し控えさせていただきますとのこと。

ソース



假屋崎
「をーらのIZUMIにようこそ。今夜のゲストは濃紺さんです」

濃紺
「よろしくおねがいします」

假屋崎
「早速ですが濃紺さん…何か悩んでいることがおありですね」

濃紺
「何も悩みがない人なんていないでしょう」

假屋崎
「…」

濃紺
「…」

假屋崎
「コホン(咳払いをひとつ)えー、次行きましょうか…しかもそれは人間関係の悩みでしょう」

濃紺
「あはは。全てにおいて円満な人間関係を築いている人がいたら、お目にかかってみたいもんですよ」

假屋崎
「ん?見えてきましたよ!あなた、この前具合悪くて病院行きましたね?」

濃紺
「この前っていつですか?」

假屋崎
「えーと…少なくとも、ここ2~3年以内に…」

濃紺
「先週風邪気味だったんで、早めに病院行って、注射うってきましたよ」

假屋崎
「あ、先週?」

濃紺
「うん先週…ていうか、具合悪けりゃ誰だって病院ぐらい行くだろ?」

假屋崎
「でも…僕の言う通り病院に行った訳ですよね?」

濃紺
「まあな」

假屋崎
「やっぱり僕の言う通りなんだ。なんてったって、僕には見えちゃいますからね」

濃紺
「見えるって何が?」

假屋崎
「まあイロイロとですよ…例えば濃紺さん、今、部屋が散らかってますね」

濃紺
「んー、まあいつもそれなりに散らかっているけどさ、男の一人暮らしなんて、そんなモンだろ」

假屋崎
「あー、見えてきました。玄関に出しっ放しの靴が見えますね」

濃紺
「靴は大概玄関だろ」

假屋崎
「んー、これは何だろ?テーブルの上には、ボタンがいっぱいついた細長い…これはテレビのリモコンかな?」

濃紺
「どこの家だって、リモコンは大抵そこだろ」

假屋崎
「もうっ!さっきからいちいちうるさいですね!」

濃紺
「すいません先生」

假屋崎
「じゃ、次いきますよ。えーと、あなたのおじいさんは死んでいませんね?

濃紺
「じいさんは誰でも2人いるだろ、父方?母方?」

假屋崎
「んーと、お父さんの方で。父方のおじいさんは死んでいませんね?」

濃紺
「父方のじいさんは俺が小学生の頃に死んじゃったけれど」

假屋崎
「ほらやっぱり!」

濃紺
「違うって、よく聞けよ。父方のじいさんはもう随分前に死んじゃったの」

假屋崎
「だから、僕の言う通りじゃないですか。おじいさんは死んじゃって(もうこの世には)いませんねって」

濃紺
「あー」

假屋崎
「で、母方のおじいさんも死んでいませんね?」

濃紺
「そっちのじいさんは今でも元気で、毎朝犬の散歩しながら走ってるよ」

假屋崎
「死んでいない(not died)と。やっぱり僕の言う通りですね」

濃紺
「ああ、そうだね」


その本質が真実だろうがイン○キだろうが、誰かの助言で前向きになれたり(「あんた死ぬわよ」とかは、最早恐喝だと思うけれど)、新しい考え方が生まれるのは良いことだと個人的には思うし、人を信じさせる技術、口ひとつであそこまで稼ぐのは大したもんだなあと。

例えば素晴しい映画を観た時に「でもあれって全部作りもんなんだぜ」なんて言う人はいない。フィクションだろうがノンフィクションだろうが、感動する時はするだろうし、作り物から刺激を受けたり、生きるヒントを得たりする事自体を悪と言える人がいるだろうか?

すっかり歪んでしまった私からすれば、『あいのり』を見て、感動の涙を流せちゃう程のバカ…純粋さって、ある意味羨ましくもあったりして。

あれ?見えてきた。見えてきましたよ。
今このブログを見ているアナタは20代~30代の男か女。
40代のようでもあるし、60代という可能性も捨てきれない。
で、今あなたはパソコンの前に座っている。もしくは携帯電話を握っている。
どうですか?


The Last Temptation of Reid/LARD

ミニストリーのアル・ジュールゲンセンと元デッド・ケネディーズのジェロ・ビアフラを中心とするプロジェクト、ラードの90年発表の1st。

剥き出しのインダストリアル・スラッシュ・メタル・ビートは痛快そのもの。

マンソンとかNINあたりが好きな方にもオススメです。

帰りたい犬

昼間に気温が上がって、道路の雪が溶けてグッチャグチャになって、それが夜中に凍ると次の日は最悪!

こんばんは。濃紺です。

中古CD屋の棚に挟まれた、犬のマスコットがくっついたキーホルダーは、その状況からして、きっと誰かが落として、誰かが拾ったモノだ。



たかが小さいマスコットに過ぎないのだが、その犬の表情は、持ち主に会いたがっているように見えないこともないな。なんて思った。

これを拾って、棚の隙間に差し込んだ誰かの気持ちが、持ち主に届けばいいなと。



Life's Too Good/SUGAR CUBES

現在では世界的にビッグネームになった『ビョーク』が在籍していたことで有名なバンドの88年のアルバムです。当時のビョークは若干22歳なのですが、その表現力は凄まじいものがありますね。
『シュガーキューブス』、ソロになってからのビョークしか聴いた事のない人には、是非チェックして頂きたいなと。良い“バンド”ですよ。

haunted days

01 | 2007/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 - - -

profile

Ystk a.k.a濃紺

Author:Ystk a.k.a濃紺
◆1971年生まれ。廃人寸前からサラリーマンへ奇跡の転身。 音楽好き。愛すべき80年代カルチャーを礎に、現在を生き未来を感じたい。東京→仙台→札幌→福岡。

Twitter

archive

11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06 

search