怪獣論
今年の26時間テレビはイマイチ盛り上がりに欠けましたね(やはり『カマさわぎ』がないと…)。こんばんは。濃紺です。
ウルトラマン誕生40周年の今年、記念硬貨発売やイベントの開催など、様々な催しなどがあるが、そんな節目に『ウルトラマンシリーズの中で“好きな怪獣”ランキングをリサーチ。1位はバルタン星人!
◆ソース◆
ちなみに2位以下はこちら。
2 ピグモン
3 カネゴン
4 ゼットン
5 レッドキング
6 ジャミラ
7 エレキング
8 キングジョー
9 ダダ
10 メトロン星人
悪くない。悪くないよ。
でもね。。。
ベタだ
ここから先は、読者一切無視の独り言である。
私の怪獣に対する、熱い思いが炸裂するばかりであるので、暇で暇で仕方のない人のみ、おつき合い頂きたい。
私にとっての怪獣とは、初めての『知識のデータベース化』の思い出である。
ケイブンシャから発行されていた、ウルトラ怪獣大百科を、まさに穴が開く程読み返し、いつしか怪獣の名前や登場する順番を憶えてしまったものだ(今はすっかり忘れちゃったけれど)。
その過程で幼き日の私は、ウルトラ怪獣の魅力は、その造型美にありという結論に達した。
いかにも強そうな、ゴモラやレッドキングよりも、アバンギャルドな怪獣にひかれた。
具体的な例をあげると、ペスターや、タッコングやツインテールなど、発想がブッ飛んだ造型に、大袈裟に言えば、ロマンすら感じていた。
…あれ?まだ読んでた?
いやー。マジでさ。今日は読まなくてもいいよ。
…この時点で、これを読んでいるのは、ほぼ男性ですよね(笑。
やや差別的な発言になりますが、女性に怪獣のロマンはわかんないっすよ!。
昔付き合ってた女なんか、私が出掛けている間に、大事にしていたケムール人のフィギュア捨てたんですよ。
「何で捨てたんだよ?」って言ったら「んー、何かキモいから」だって。
ふざけるな!ってやつですよ。
そう思っても、冷静を装って「あ、そう」で済ませましたけれどね。
『カワイイorかわいくない』そういう視点で怪獣を語りたくないんですよ!。
もういいや。今日は砕けていこう。一人称も『俺』でイイ?。
検索で来た人も、まぁゆっくりしていってよ。
ビール呑みたい奴は、冷蔵庫に入ってるから、勝手に呑んでくれ。
銘柄が気に食わない奴は、すぐそこにサンクスがあるから、買いに行ってくれ。
あ、行くんなら、ついでにタバコ買ってきてくれる?『JPSのメンソール』お金は後で払うから。
…でさ、個人的には勧善懲悪なベタなストーリーの裏側に隠されたテーマを探るのが好きだったわけ。
基本的には子供向けの番組なんだけれど、『帰ってきたウルトラマン』あたりまでは、結構根底に深いテーマが見え隠れしている話も多いんだ。
それは、文明社会への皮肉だったり、人間の愚かさだったり様々で、そんなストーリーだと、必然的に「怪獣=恐竜が進化したみたいなもの」って図式から、どんどん離れて行くの。怪獣の造型のモチーフがさ。
怪獣なのに、モチーフが…例えば「ビル」とか「光化学スモッグ」とか、普通ありえないじゃん。
その「ありえなさ」を、素晴らしいアイデアで具現化した怪獣が好きでさ。
勿論、正当派怪獣(恐竜チックなヤツね)ありきの、異端なんだけれど。
もしかしたら、俺が夢中になっていたのは、怪獣そのものよりも、それを形にする、人間のイマジネーションかもしれないな。
と、まぁ長々と語ってきたんだけどさ、最後に言いたいのは、この『ランキング』を作成したオリコンって会社…こういうランキングって、本当に統計とってるのかねぇ?。
少なくとも俺は、「○○ランキングの調査してます、御協力下さい!」って言われたことないんだよね(笑。
しかも「好きな怪獣ランキング」って、一体何の役に立つんでしょうね?。
「恋人にしたい怪獣ランキング」
「上司にしたい怪獣ランキング」
「眼鏡が似合う怪獣ランキング」
もう何でもありだよね(笑。
最後まで読んでくれた人、お疲れさまでした。ありがとう!。
in the flat field/bauhaus
ポストパンク.ゴスNWの代表的バンド。
ダニエル.アッシュのギターのトーンは、何だか怪獣っぽいな。